皆さんおはこんばんにちは。
そして新年あけましておめでとうございます。
2022年の1月になったということは、レジェンズアルセウスの発売も近いということですね。
最近公開されたPVを見る感じ、レジェンズアルセウスという作品はシンオウ地方の昔の姿という形でDPPtの新要素+任務やポケモンのダイレクトアタック・調査を重ねてランクアップにポケモンレンジャーシリーズの要素+オープンワールドでアクションという新たな挑戦といった様々なものを織り込んだ『今までに体験したことのないポケモンシリーズ』となりそうで、今からプレイするのが楽しみです!
さて、そんな2022年一発目の記事、レジェンズアルセウスの発売前に振り返り回をお送りする作品はこちら!
そうです!
ガラル冒険レポート番外編①で体験版に触れてみたことを話し、
レンティル調査レポート①の冒頭で『最初はNewポケスナが届くまで救助隊DXの続きを進めようと思っていたが、桃子のアナザー衣装欲しさにGWはミリシタのチューンイベを走ったため実際に進められたのは少しだけ』と明かして以降ずっと『進捗まだです』状態だったこの救助隊DX。
それをこの年始の空き時間!
BDSPでやっておきたいことを終わらせ、レジェンズアルセウスがまだ発売前というタイミングで!
メインストーリー完走まで進めることが出来ました!!
購入するに至ったCMの台詞の真意やポケモンと化した主人公の謎、人間が種としての名称でしか登場せずポケモンだけで綴られる物語……。
『レジェンズアルセウスが発売するまでに救助隊DXのメインストーリーを完走する』と自分の中でのタイムリミットを決めた上でプレイしてみると、これらの要素に一気に引き込まれていきました。
ポケダンシリーズのプレイは本作が初めてだったのですが、本当に楽しかったです!
……それでは、救助隊DXの振り返りを始めていきましょう!
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【体験版でプレイ出来た部分】
・主人公となるポケモンを選択するための質問
後から他の方の実況動画を見て知ったのですが、ここの質問は最後の性別選択(キミはおとこのコ?おんなのコ?)を除き複数ある中からランダムで8問が選ばれているようですね。
自分が選ばれたランダム質問は
①よく ちこくをしますか?
②ひとりでいると さびしい?
③よく あくびが出ますか?
④目の前に宝箱が!! あなたは どうする?
⑤目の前に 総理大臣がいたとします。どんな感じで話をしますか?
⑥くだらないダジャレは 好きですか?
⑦サマーフェスティバル!! お祭り大好き?
⑧夏休み! どこに行きたい?
でした。
これら8問に性別選択を含めた全9問に答えた結果、主人公はアチャモになりました。
ちなみに9問目(性別選択)で『おんなのコ』を選択したので女主人公です。
診断結果で生意気と言われたことはともかく、初めてプレイしたポケモンシリーズがエメラルドで御三家選択がアチャモだったのでこの結果は嬉しかったですね。
・パートナーとなるポケモンの種類と性別、ニックネームの選択
パートナーは主人公候補のポケモンから主人公として選んだポケモンと同じタイプのポケモンを除いたポケモンから選べました。
今回は主人公がアチャモなので、ほのおタイプのヒトカゲとヒノアラシはパートナー候補から消えています。
また、パートナーにつけたニックネームはシンプルに『チコ』です。
こうして、ガラル冒険レポート番外編①で紹介した組み合わせでの物語が始まりました。
ちなみに、パートナーにチコリータを選んだ理由は『ハートゴールドで御三家に選んでいたから』だったので過去に遊んだ本編シリーズでの選択がめちゃくちゃ影響しています。
・主人公とパートナーの出会い、主人公の名前の決定
目が覚めるとポケモンになった状態で倒れていた主人公にパートナーが話し掛けたところから物語は始まります。
本作は人間が主人公のシリーズと異なり主人公のデフォルトネームが存在しないため、HN(=ほしだち)をそのまま主人公の名前にしました。
主人公とパートナーが話しているところに駆け込んできたバタフリーは『突如起きた地割れにキャタピーが落ちた』『地割れの先の洞穴に住むポケモンたちは急な自然変動に対する怒りで我を忘れているため襲いかかってくる』と大慌て。
そんなバタフリーを見たパートナーが主人公に『助けに行こうよ!』と呼びかけたところで初めてのダンジョン探索が始まります。
探索チュートリアルを受けながら小さな森を最深部まで進むと、地割れに落下したキャタピーが見つかり探索終了。
その後、依頼主のバタフリーからお礼を貰い、キャタピーに主人公たちへの尊敬の意が芽生えたところでこの二匹とは一旦お別れです。
・主人公が拠点に到着、パートナーと救助隊を結成する
バタフリーからの任務をクリアした後、パートナーが主人公に『行くところがないならちょっとおいでよ』と広場のはずれにある建物に案内します。
その後、パートナーは『ここのところ色んな自然変動が何故か急に起きている』『自然変動に苦しむポケモンたちを助けたい、ポケモンたちが安心して暮らせる世の中にしたい』という旨を述べ、先程キャタピーを助けた腕を見込んで主人公に『自分と一緒に救助隊をやらないか』と誘ってきました。
ここでパートナーの誘いに乗ると救助隊が結成され、チーム名を決めることが出来ます。
その後、パートナーは主人公に『救助隊を始める日につけようと決めていた』というスカーフのうち一つを渡すので、ふたり揃って身に付けることに。
こうして、主人公とパートナーの救助隊生活が始まりました。
ちなみに、チーム名『はなしらべ』の由来はエミリーのソロ曲のタイトルです。
あと完全な余談ですが、年始以降の救助隊DXをやってる期間と同時期にミリシタで開催されていたイベント『Clover's Cry 〜神と神降ろしの少女〜』がめちゃくちゃ考察捗って面白かったです。劇場の担当の3分の2(環とひなた)が出てましたし。
また、ストーリー中でゲームのタイトルが表示されるのは主人公とパートナーの救助隊生活が始まった直後となります。
・救助隊として初めての依頼に挑戦
翌朝、キャタピーから主人公たちの噂を聞いたコイルからの依頼が届きます。
内容は『洞窟に不思議な電波が流れた拍子に仲間のコイル二匹がくっついてしまったから助けてほしい』というもの。
電磁波の洞窟の最深部まで進むと救助を求めるコイルたちがいるので、二匹を分離させて今回の任務は終了です。
その後コイルたちからお礼を貰い、実は救助隊として初めての仕事に緊張していたというパートナーの可愛い一面を見れたところでこの日は幕を下ろします。
・不思議な夢と広場の案内
『夢の中に誰かがいるのだが、それが誰なのかを思い出せない』という不思議な夢から目覚めた主人公はポストを調べましたが、まだまだ始めたばかりの救助隊に依頼は届いていませんでした。
そこで現れたパートナーが『ポケモン広場のペリッパ―連絡所に行けば仕事もあると思う』と言うので、広場にある施設(カクレオンのお店、ペルシアン銀行、ゴクリンの連結店、ガルーラの倉庫、マクノシタ訓練所)の説明を受けつつペリッパー連絡所へ向かいます。
自分たちのチームの名を売るためにもまずは連絡所の掲示板に載っている依頼をこなしていこう、ということでいくつかの依頼を引き受けダンジョンへ出発。
本作は探索終了毎に日付が変わる仕様なので、クリアした依頼を掲載したポケモンたちからお礼を貰ったところでこの日は終了です。
・ディグダとの出会いと不思議な夢再び、そしてダグトリオの依頼
翌朝、穴掘りを楽しんでいるディグダが拠点⇔ペリッパー連絡所の近道を開通してくれます。
日中はこれ以外大きな出来事に見舞われないので、前日と同じく掲示板の依頼をこなして終わりです。
しかし、夜になると不思議な夢が再び。
『夢の中にいる誰かが何かを語りかけてくるのだが、それの内容を上手く聞き取れない』という夢を見ていた主人公でしたが、近頃頻発している自然変動の一つ・地震の揺れを感じたところで中途半端なまま夢が終わってしまいます。
翌朝、目覚めた主人公の元に突然ダグトリオが現れ『昨晩、地震が起きたあとに子供のディグダが高い山の頂上へ連れ去られた』『ディグダを攫ったのはエアームドだ』という依頼を持ち掛けました。
拠点の床を突き破った上、言いたいことだけ言って勢いよく帰っていったダグトリオ相手に断る隙などなく困惑した主人公ですが、ディグダが攫われたという点は引っ掛かったようなので依頼を引き受けることに。
その後、ダグトリオは拠点に現れたパートナーにも事情を説明し、パートナーもディグダが攫われた件が気になったため高い山……ハガネ山へ向かうことを決めました。
……というところで体験版は終了です。
というわけで、続きを見るためにデータを引き継いだ製品版へとソフトは移行します。
【体験版以降~2021年のGW頭に少しだけ進めた部分】
製品版は体験版のデータの続きから開始出来たのでハガネ山ダンジョンへ出発。
入口でダグトリオから頂上に相当する階層を教えてもらえます。
ハガネ山の頂上に到達すると怯えるディグダと怒るエアームドがいるので、まずはエアームドの説得に挑戦。
しかし興奮しているエアームドはこちらの話を聞き入れてくれないため、戦って追い払うことに。
エアームドはここ最近の自然変動で頻発している地震の原因をディグダが地底で暴れているからだと思い込んでいるようです。
それでは、救助隊初のボス戦……
……敵のHPゲージ表示無いの!?
マジか……。これどうにかして表示する方法無いのか……?
それならひたすら攻撃するしかないじゃん!と思いながらエアームドを倒したので、次はディグダの救出です。
しかし、震えるディグダは自力で降りられる状態でなく、かといって主人公とパートナーが向こう岸に渡りディグダを助けられる状態でもない。
そんな詰み状態を救ってくれたのは、体験版パートの電磁波の洞窟任務で助けたコイルたちでした!
コイルたちのお陰でディグダを救出できたので、主人公たちはハガネ山から拠点に帰還します。
その後、無事に再会できたダグトリオ・ディグダ親子は主人公たちにお礼を言って去っていきます。
同じようにコイルたちも去ろうとしましたが、今回の救助はコイルたちが居なければ成功しなかったことをよく理解しているパートナーがコイルたちのことを救助隊に勧誘しました。
パートナーの誘いを受けたコイルたちは『楽しそう』だからと快諾する……かと思いきや、待機場所が無いのなら諦めてくれと言い残し帰ってしまいます。
断られたのは残念だが、待機場所が無ければ増やせる仲間も増やせないというのもまた事実。そこでパートナーに『明日はプクリンのキャンプコーナーに行ってみよう』と持ちかけられ、この日は終了しました。
その日の夜、主人公は三度目となる不思議な夢を見ます。
今度の夢の中では誰かの正体がサーナイトと思わしきシルエットであること、その誰かは主人公に『人間』『役目』という言葉を語りかけていることが判明しましたが、詳しい話を聞こうとしたところで主人公の意識が現実へと引き戻されていきました。
……ここまでがレンティル調査レポート①で『少し進めた』と書いた『まだまだ序盤』のストーリーとなります。
そして、これ以降から最後までが年始で進めたストーリーです。
【2022年の年始以降に進めた部分】
・キャンプの設営とコイルの加入、フーディンたちとの出会い
翌朝、主人公はパートナーに『最近変な夢を見ている』ことを教えます。
そこでパートナーは主人公に『人間に戻りたいの?』『人間の時はどんなヒトだったの?』と尋ねますが、主人公の胸中は前者に関しては『あまり考えたことがなかった』、後者に関しては『思い出せない』と謎だらけ。
まあ、この時点での主人公はまだ『自分が人間であること』以外の己の過去を把握できていないので当然といえば当然なのですが……。
そんな主人公にパートナーは『ゆっくり思い出せばいい』『主人公なら絶対いいヒトだと思う』と言い、『約束通り広場のキャンプコーナーに行こう』と誘います。
キャンプコーナーはお金を払うことで救助隊の仲間にしたいポケモンの待機場所を作ってくれる施設です。
プクリンは初めてサービスとしてキャンプコーナーを無料で三つ設営してくれたのですが、そこに前日のコイルたちが登場。
『昨日は誘いを断ったものの、一晩考えているうちに主人公たちの仲間になりたい気持ちで盛り上がったので自分が待機できるキャンプも設営してほしい』と頼んできたコイルにプクリンは出血大サービス。
コイルが待機するための無人発電所キャンプも設営され、主人公たちの救助隊に新たな仲間が加わりました!
それからプクリンに設営済のキャンプがある場所などを教えてもらい、広場の中央に戻るとダーテングとワタッコが揉めている場面に遭遇します。
ハスブレロ曰く『ダーテングのチームはがめつくてお金を沢山貰わないと依頼を引き受けてくれない』そうですが、そこに現れたゴールドランクの救助隊リーダー・フーディンが説得したことで揉め事は解決。
その後フーディンたちのチームは去っていくのですが、最後にフーディンは主人公を見て意味深な表情を浮かべます。
もしや、ハスブレロ曰く『世の中の出来事は全部記憶しているらしい』フーディンは主人公に隠された秘密を知っている……?
しかしフーディンの口から主人公に関する何かが語られることはなく、この出会いはパートナーに『仲間を集めて一流の救助隊にしよう』という思いを芽生えさせたところで終わります。
そんな主人公たちのやり取りを陰からゲンガーが見ており……?
・グミとキャンプと三匹編成
この日は強化アイテム『にじいろグミ』の説明とキャンプで待機しているポケモンの確認方法、そして三匹編成をはじめとした準備画面の説明があったぐらいで大きなイベントはありませんでした。
強いて言うなら異変の洞窟の探索が解放されたぐらいです。
・ゲンガーたちのチーム『イジワルズ』の登場
初めての三匹編成での異変の洞窟探索から二夜明けた日の朝、『世界征服のために金を稼いで仲間を集めている』という悪の救助隊・イジワルズのメンバーが主人公たちの拠点のポストを荒らして去っていくというイベントが発生します。
『世界征服』という企みを素直に受け取るならイジワルズは人間が主人公のポケモンシリーズでいう『悪の組織』に相当するチームだと思うのですが……ポケモンしか登場しない作品を人間主体で動く作品のセオリーと同様に見て良いものなのでしょうか?
アーボ曰く『建前』とはいえイジワルズは救助隊として活動しているので、根っからの悪人(悪ポケ?)には見えないんですよね、彼ら。
……とはいえ『人間が主人公のポケモンシリーズ』にはエーテル財団やマクロコスモスのような『表向きは善良な組織』が存在するのですが。
そんなイジワルズによって主人公たちの拠点のポストの中身はカラッポにされてしまったのですが、彼らが去った後に現れたペリッパ―が新たな手紙を運んでくれたのでこの日の依頼に困ることはありませんでした。
とはいえ本来自分たちが受けるはずの依頼を横取りされてしまったため、この後パートナーは『今度あったら承知しない』とイジワルズに対し怒りを露わにしていました。
・キャタピーの依頼、VSイジワルズ、パートナーの提案とそれぞれの目標
翌朝、ストーリー序盤に登場したキャタピーが今度は依頼者として主人公たちの拠点に現れます。
依頼内容は『森で迷って出られなくなった友人のトランセルを助けて欲しい』というもの。
しかし、この依頼を引き受けようとしたタイミングで現れたイジワルズによって『先にトランセルを助けた方のチームにキャタピーがお礼を出す』という条件が追加されてしまいました。
更にイジワルズが勝った暁には『キャタピーはイジワルズに入る』という話まで勝手につけられてしまい、キャタピーは困惑。
何としてでもイジワルズより先にトランセルを見つけてキャタピーのことも助けるため、主人公たちは迷いの森に突入です。
しかし、最深部に辿り着いてもトランセルの姿は無く、同じくトランセルの発見には至っていないイジワルズとのバトルが勃発します。
バトルに勝つとイジワルズは森から撤退し、その後身を隠していたトランセルが自ら主人公たちに声をかけてくれたところでこの依頼はクリア。
拠点に戻った主人公たちを見たキャタピーはストーリー序盤で抱いた憧れを更に強め、『大きくなったら救助をやりたい』と宣言します。
これを聞いたパートナーは主人公に『ここ(=拠点がある場所)に自分たちの立派な救助基地を作らない?』と提案。
そこにキャタピーとトランセルの『救助基地が出来たらここで働きたい』という目標が合わさり、和気藹々とした空気が流れたところでこの日は終わりました。
・戻ってこないダーテングを探しに行った先で……?
翌朝。以前広場の中央で揉め事の渦中にいたワタッコが『ダーテングが救助に行ったきり戻ってこない』という依頼を持ち込んでくるので、主人公たちはダーテングが向かった沈黙の谷へ向かうことに。
『沈黙の谷には物凄い怪物が眠っている』という噂に怯えつつ最深部まで進むと、無事だったワタッコの仲間と奥に倒れているダーテングの姿を確認することが出来ました。
しかし……。
『自分の眠りを妨げた』と怒るサンダーによってダーテングは攫われてしまいます。
そのサンダーも『ダーテングを助けたくば雷鳴の山に来い』と言い残し去っていったので、主人公たちは噂の怪物=サンダーだったという事実だけを抱えて拠点に戻りました。
一瞬ライウン島かと思った。
拠点に戻った主人公たちは谷に居たワタッコからサンダーが目覚めるに至った経緯を聞きます。
しかし、サンダーがダーテングの起こした風によって目覚めたのはただのキッカケにすぎず、そもそもの原因(=谷に風が吹かなかったこと)は近頃頻発している自然変動にあるとフーディンに教えられました。
そして、主人公たちとフーディンたち、二つの救助隊が力を合わせてダーテングの救助に臨むことになります。
・VSサンダー、フーディンが教えた話と伏せた話
ダーテングを救出するために向かった雷鳴の山。
その頂上を目前に控えた場所でパートナーからガルーラ像の説明を受けます。
像で持ち物整理を行い、山頂まで辿り着くと怒れるサンダーとのバトル開始。
フーディンたちのチームはまだ到着していないので、主人公たちのチームのメンバーだけで戦っていきます。
そんなフーディンたちのチームが山頂に到着したのは主人公たちがサンダーに勝利した後。
主人公たちの猛攻を受けてもなお立ち上がろうとするサンダーの相手を引き受けようとしましたが、サンダー側が『頭が冷えたのでダーテングは返す』と自ら引く意思を示して去ったので戦闘は続行されませんでした。
その後サンダーから解放されたダーテングの無事を確認し、落ち着いて話せるようになったタイミングでフーディンから主人公に問われたのは主人公の正体について。
そこでパートナーは主人公が人間であることとここまでの経緯を明かし、何でも知っているフーディンなら主人公がポケモンになった理由も分かるのでは?と尋ねます。
しかし、流石のフーディンでも主人公がポケモンになった理由までは分からない模様。
だが『突き止める方法はある』と主人公たちに『精霊の丘にいるネイティオなら何かを教えてもらえるに違いない』ことを教えました。
そこで主人公たちは先に下山したのですが、残ったフーディンチームの面々は何やら気になる話を続けており……?
・ネイティオの話と自然変動、そして……。
翌朝。主人公のためだから頑張りたいというパートナーの想いを受け取ります。
それから主人公たちはネイティオがいる精霊の丘の頂上へ。
ネイティオは主人公が人間であることを見抜きつつ、自身が過去も未来も見渡せることを明かします。
そして、パートナーに主人公がポケモンになった理由と人間のときの記憶がないことに関して知っていることがあれば教えて欲しいと問われたネイティオは以下の内容を答えていきました。
・最近よく起きている自然変動は世界のバランスが崩れたために起こっている。
・主人公がポケモンになってしまったことは上記の内容が大きく関わっている。
・崩れたバランスを早く元に戻さないと世界はとんでもないことになる。
しかし、毎日『世界が壊れる未来』を見て怯えているネイティオでもパートナーの『主人公と自然変動がどう関係しているのか』という問いには無言を貫いており……。
更に不穏なことに、主人公が人間であることをゲンガーが立ち聞きしていて……?
翌朝。ネイティオの話に登場した『世界の崩壊』はなんとかしたいが、世界のバランスなどという見当もつかないものを相手にどうすればいいのか分からない。それでも自分たちはやれることを一つずつやっていこう、という話をパートナーとします。
その後広場に向かうと、中央でポケモンたちが『キュウコン伝説』という噂で盛り上がっていました。
広場にいたポケモンたちは『キュウコンの尻尾を触ったヤツが祟りをかけられる』という大まかな内容しか知らないようですが、ナマズンなら伝説の詳細を知っていると教えてくれたのでナマズンに話を聞きに行きます。
キュウコンの尻尾には神通力が込められており、その尻尾に触った者には千年の祟りがかかると言われていた。
にも関わらず、ふざけて掴んだ者がいた。
しかもそれは人間だった。
案の定、尻尾を掴んだその人間は千年の祟りをかけられた。
しかしその時、サーナイトというポケモンがその人間を庇い、自らの身を犠牲にして祟りを受けた。
サーナイトを見て可哀想に思ったキュウコンは人間にこう聞いた。
『サーナイトを助けたいか?』と。
しかし、人間はサーナイトを見捨てて逃げてしまった。
そんな人間にキュウコンは失望し、そしてこう予言した。
『いずれあの人間はポケモンに生まれ変わる。
そして、その人間がポケモンに転生したその時、世界のバランスは崩れるだろう』と〟
ナマズンはサーナイトが人間を庇った理由を『サーナイトにとってその人間は自分のパートナーだったから』『人間とポケモンの間には強い絆があるから』と考えているようですが……それより気になるのが伝説に語られるキュウコンの予言です。
予言の『人間がポケモンに転生したその時、世界のバランスは崩れる』という部分と、前日のネイティオの話からパートナーが読み取った『世界のバランスが崩れたのと主人公がポケモンなったのは関係がある。しかもそのせいで自然変動が起こっている。なによりこのまま放っておくと世界が壊れる』という内容。
これらが結び付き、嫌な想像をしてしまったパートナーは俯いてしまいます。
語り部のナマズンは『最近本当の話かもと噂されているが、ただのおとぎ話に過ぎない』と楽観視していますが……主人公が時折見ている不思議な夢で語りかけてくる謎の存在のシルエットはサーナイトなんですよね。
それならパートナーの想像通り伝説に語られる人間=主人公の前世?
どんどんと嫌な方向に想像が転がりそうな事態に流石のパートナーも早退を申し出ます。
しかし、別れ際にパートナーは主人公を少し疑ってしまったことを謝罪しました。
そして『主人公はかけがえのない凄く大切な友達だから信じる。もう迷わない』と告げます。
だが、その夜に主人公が見た夢は……。
主人公からの『キミは誰?』という問いにサーナイトと答えた誰かのシルエット。
しかもサーナイトは『やっと会えた』と以前から主人公のことを知っているような素振りで……?
・深まる疑念、広がる騒ぎ
翌朝、夢から覚めた主人公は『自分がサーナイトのパートナーだった人間なのでは』という疑念を抱きます。
そんな中、広場ではゲンガーが精霊の丘で立ち聞きした内容をキュウコン伝説も交えてわざと大げさに語っていました。
しかも『伝説に語られる人間がポケモンになったせいで世界のバランスが崩れたのなら、元凶を消して元通りにすればいい』と前置きした上で主人公に呼び掛けます。
立ち聞きしていた後ろ姿が映った時点でゲンガーが何か企んでいるのは分かっていましたが、まさかそういう形で主人公を陥れようとしてくるとは……!
しかも夢の疑念がある主人公は反論出来る言葉がありません。
これ幸いだとゲンガーは皆に『主人公を倒そう』と呼びかけてしまったため、主人公たちは広場から退散せざるを得なくなりました。
必死に拠点の前まで逃げてきたパートナーは主人公に『何故反論しなかったのか』と怒りますが、主人公は夢に現れたサーナイトを理由に挙げてそうしなかったことを明かします。
それでも主人公を信じるパートナーは『人間だった頃の記憶を取り戻したわけではないのだから、まだ本当のことは分からない』と主人公を励ましました。
……実際、夢に出てきたサーナイトも主人公に対して笑いかけているんですよね。
主人公の前世=自分を見捨てた人間ならサーナイトの態度は一体どういうことなのか?
もしや、人間としての主人公とキュウコン伝説に登場する人間は無関係?
そんな風に考えているところに現れたのはフーディンたちのチーム。
彼らから告げられた内容は『皆で相談した結果、世界を救うために主人公を倒すことが決まった』というものでしたが……パートナーと同様に主人公を信じているフーディンは『一晩時間をやるからその間に荷物をまとめてここから逃げろ。そして、真実を見つけるまで生き延びるのだ』とこの場における主人公たちを見逃がしてくれました。
その後、拠点の前に現れたキャタピーも主人公を信じている旨を告げ、ふたりは決意します。
『真実を見つけ、必ずここに戻ろう』と。
・逃げ続けろ、真実を知るその日まで
翌日の明け方、まだ広場の面々は眠っている頃。
ペリッパーからの手紙を受け取り、キャタピー、トランセル、ディグダ、ワタッコたちに見送られた主人公たちの逃亡生活が始まりました。
私個人としてはストーリー上で救助隊に加入してくれたコイルにだけは事情を明かしても良かったのでは?と思ったのですが、主人公たちは他の仲間を危険な旅の巻き添えには出来ないという思いで黙って行くことを決意したようです。
切り立った山を越え、燃える野原を乗り越えても泣きごとを言わず、遠く、そのまた遠くへと進んだ主人公たちが辿り着いたのは群青の洞窟。
しかし、洞窟を抜けてもまだ追っ手を振り切ることは叶わず、目の前に現れたのは……。
……炎の山?
・VSファイヤー、ワタシたちの約束
炎の山の岩陰に隠れて追っ手をやり過ごすことに成功した主人公たちでしたが、この先も逃げ切るためには山を抜けるしかありません。
決死の覚悟で山頂に到着すると、そこにいたのはファイヤー。
山を通り抜けようとした主人公たちを山荒らしだと勘違いしたファイヤーは容赦なく襲いかかってくるので、サンダー以来の伝ポケ戦に突入です。
バトル後、パートナーから各地で自然変動が起きていることを聞いたファイヤーは『被害の原因を突き止め、これ以上自然変動が広がらないよう食い止める』ことを主人公たちに約束させた上で山の通過を認めてくれました。
最後にファイヤーは『アナタ方ならきっと成し遂げてくれる気がする。わたしに立ち向かった勇気を忘れなければ』と言って山から飛び去ります。
そして、炎の山を越えることに成功した主人公たちですが、まだまだ油断は出来ません。
一晩の猶予を与えてくれたものの、『次に会ったときは容赦しない』と言い放ったフーディンたちのチームを撒くことは難しいでしょう。
なので、主人公たちの過酷な旅はまだまだ続きます。
ふたりはより厳しい場所を求め、北へ向かいました。
・VSフリーザー、新たなる仲間との出会い
山の向こうの山を越え、ぬかるんだ沼を抜け、凍った崖を登ってきた主人公たちが辿り着いたのは雪が積もる氷雪の地。
寒く誰も居ない寂しい場所を進む主人公たちでしたが、そんなふたりの姿をアブソルが見つめていました。
しかし、このアブソルは主人公たちを眺めるだけで倒そうとはしてきません。どうやら追っ手ではないようです。
現状干渉してこないアブソルのことを考えても仕方ないので、主人公たちは前進を続けました。
そんなふたりが辿り着いたのは樹氷の森。
やはりここも乗り越えるしかないので、ふたりは森の奥へと進んでいきました。
しかし、ここでももう少しで通過できそうという場面で戦闘が発生します。
今度の相手はフリーザー。
『どうしても森を通りたいのなら、わたしを倒してからにしろ』と言うフリーザーと問答無用のバトル開始です。
但しこのフリーザー、主人公たちが勝ったところでなお自然変動の原因は主人公たちだと疑い続けます。
そんな主人公たちへの敵意を喪失させ、フリーザーを納得に至らせたのは先程のアブソル。
アブソルの話を聞いて主人公たちへの理解を示したフリーザーは森を去り、主人公たちはなんとか窮地を脱することが出来ました。
では、何故アブソルが主人公たちを追ってきたのかというと、アブソルは己が察知した自然変動の恐ろしさに危機を感じるがままここへ来ていたからです。
しかし、ここまで単独行動をしていたアブソルも自然変動を食い止めるためには力を合わせた方が良さそうだと思ったようで、主人公たちに力を貸してくれることとなりました。
・幻影は誘う、真実の地へ
新たにアブソルを迎え、樹氷の森を越えた主人公たちは更に北を目指していました。
そして、先に進めば進むほど厳しさも増していった道の中、主人公の心に何者かが直接語りかけてきます。
『遂にここまで来たのですね』と語りかける誰かは何処かで聞き覚えのある声をしており、主人公の前にだけ姿を現しました。
誰かの正体は今まで何度も主人公の夢の中で語りかけてきたサーナイト。
霊体のサーナイトは主人公に『こっからもう少し進んだところに氷雪の霊峰という山脈がある。その頂上の奥にはキュウコンがいて、キュウコンは主人公たちが来るのを待っている』と告げ、最後に主人公の身を案じる言葉を残して消えました。
その後、主人公はサーナイトから聞いた内容をパートナーとアブソルに告げ、一行は氷雪の霊峰の入り口に到着。
ここまで来れば後は真実を掴むだけです。
主人公を信じるパートナーの言葉に背中を押され、いざキュウコンの元へ出発!
……したのは良かったのですが、山頂でキュウコンと話すより前にフーディンのチームに見つかってしまいます。
出来ればこうはなりたくなかったが、これも運命だと主人公チームVSフーディンチームの戦いが始まってしまいました。
しかし、イジワルズのときと違って戦闘画面には突入せず、二チームが戦うアニメーションだけが流れます。これは一体……?
そう思った矢先、二チームの戦いに割って入る者が現れました。
主人公を『わたしの客だ』と言い切って戦いを止めさせたのはキュウコン。
伝説が実在していたことに周りが驚く中、フーディンは『伝説に出てくる人間は誰なのか、そもそも伝説にあった出来事は本当なのか』をキュウコンに尋ねます。
そこでキュウコンは『祟りの話が伝説としてどう伝えられたかはわたしの知るところではない』と前置きした上でこう答えました。
・伝説にあった出来事があったのは本当。
・昔、ある人間に祟りをかけようとしたときに人間のパートナーであるサーナイトが自らの身を犠牲に祟りを受けた。
・にも関わらず、人間は卑怯なことにサーナイトを見捨てて逃げ出した。
・やがてその人間は転生し、今もなおポケモンとして生きている。
・……が、その人間は主人公ではない。
つまり、主人公にかけられた疑いは晴れたのです!!
これにはパートナーも泣いて大喜び。
それだけでは終わらず、キュウコンは更に驚くべき真実を皆に告げます。
・確かに『世界のバランスが崩れる』と予言したが、人間がポケモンになったことと世界のバランスが崩れたことは関係していない。
・自然変動が起きている原因はまた別のところにある。
ふむふむ、なるほど……。それなら新たな疑問がありますね。
主人公が伝説に出てきた人間でないのなら、主人公は一体誰なんだ?
あと『今もなおポケモンとして生きている伝説に出てきた人間』が誰なのかも気になりましたが、それはこの後ほぼ確実といえる答えが出てくるので一旦置いておきます。
しかし、この疑問はここでは解決しません。
地殻変動が進んだことでグラードンに復活の兆しが見えてしまったため、それどころではなくなったからです。
グラードンを鎮める役目はフーディンチームが請け負ってくれたので、疑いの晴れた主人公たちは一度広場に戻ることとなりました。
・晴れた疑惑、それぞれの役目
フーディンたちが復活したグラードンを鎮めに地底へ行った一方で、疑いの晴れた主人公たちは長かった旅を終え、自分たちの居場所へと戻りました。
その頃の広場ではイジワルズと広場の住民が主人公たちの話をしており、戻ってきたパートナーから『主人公は伝説に出てきた人間ではないとキュウコンが証明してくれた』ことを聞いた住民たちは『主人公を信じる、もうゲンガーには騙されない』とゲンガーを一蹴します。
それでもゲンガーは『証拠が無ければ疑いは晴れたと言えない』と反論しましたが、そこにペリッパーが号外として主人公の無実を証明する証拠をばら撒いたことで主人公の疑いは完全に晴れたのでした。
そして翌朝。キャタピーとの約束通り拠点に戻ってきた主人公たちの救助隊活動も再開です。
ペ、ペリニキ~~~!!!😂
一晩明けた広場で住民たちと話し、久し振りの依頼に勤しんだその日の晩。
こちらも久し振りに不思議な夢のパートへ。
夢を介して現れたサーナイトは主人公とのやり取りで以下の内容を話します。
・サーナイトが主人公の夢の中に現れる理由は『精霊の使いとして主人公を見守ることが今の自分の役目』だから。
・サーナイトに実体が無い理由は『あるトレーナーの代わりにキュウコンの祟りを受けた』から。
・かつてのトレーナーのことを『ヒドいひと』『いじわるしたり、ダマしたりと本当にしょうがないひと』と称しているものの、サーナイト自身はトレーナーのことを恨んでいない。
・主人公からの『どうしてトレーナーのことを恨んでいないのか』という問いには『自分にもよく分からないが、ヒドいひとだけど何故か憎めない』『ちょっと変わったひとだけどいいところもある』と答えている。
・祟りを受けた当時及びその結果に対しては『あの時は必死だった』『あのひとを全力で守った』『トレーナーの身に危険が迫れば、そのひとを命がけで守るのが自分たちだ』『無事にトレーナーを守れただけで自分は嬉しい』と語っている。
・実体の無い存在になったことに関しては『そんなイヤではない』『今の役割に誇りを持って生きている』と納得している様子。
・『万物には全て役割がある』と前置きした上で主人公に『ある役目を負ってここにやってきた』『そのためにあなたはポケモンになった』と告げる。
何気にここで初めて作中で『トレーナー』という単語が出てくるんですよね。
それにしても、サーナイトが語ったかつてのトレーナー像……。
今この世界でポケモンとして生きている登場人物の中でそれに当てはまるのがひとりいるような……?
ほら、広場の住民らをダマす形で主人公たちの逃亡生活の原因を作った……。
しかし、この日の夢は寝ている間に発生した地震によって中断してしまい、これ以上サーナイトのかつてのトレーナーの情報を得ることも主人公が背負った『役目』が何なのかも知ることは出来ませんでした。
夢で言われた役目、自然変動の一環の地震、未だ戻らぬフーディンたち……気になることは沢山ありますが、そんなところにソーナノ&ソーナンスから『ペリッパー連絡所の掲示板にある自分たちからの依頼を見てほしい』と頼まれます。
掲示板に載せられた依頼は『マンキーを懲らしめてください』というもの。
というわけで、暴れているマンキーがいる騒ぎの森に向かいます。
最深部まで進むとマンキー三匹とのバトルが開始。
マンキーたちを倒すと拠点の前で待っていたソーナノからクリのみを貰えました。
そこに主人公たちを追ってきたマンキーたちが現れたのですが、クリのみが大好物の彼らは『なんでも言うことを聞くのでクリのみをくれ』と懇願してきます。
そこでパートナーは『クリのみをあげる代わりに救助基地の改築を手伝ってほしい』と持ち掛けました。
そして、この頼みを呑んだマンキーたちに『依頼のお礼がクリのみだけじゃ申し訳ない』と思っていたソーナノ&ソーナンス、主人公たちに憧れを抱くキャタピーを加えたメンバーで救助基地の改築工事が始まったのです……!
・目指せ!救助基地の完成!!
着々と工事を進めてきた主人公たちでしたが、力仕事担当のマンキーたちが途中でやる気を失くしてしまったため彼らのやる気を出すためにクリのみを与えていきます。
そして、マンキーたちに三回クリのみを与えると……!
遂に主人公たちの救助基地が完成です!!
救助基地が完成してから二夜経った日の朝。
地震の頻発についてパートナーと話していると、ハスブレロが『早く広場に来てくれ』と呼びかけてきます。
そこで向かった広場の中央にはダーテングが集めた救助隊の面々が集まっており、ダーテングは『地底に行ったフーディンたちがまだ帰ってこない。そこで沢山ある救助隊から選んだ強者たちで結成された特別チームで地底に向かってもらおう』という話をしていました。
この呼びかけに主人公たちのチームも応えようとしましたがハスブレロに止められてしまったため、今回の地底調査に主人公たちは不参加です。
なので、地底のことはカメックスたちの特別チームに任せて主人公たちは普段通りの救助隊活動を進めていきます。
しかし……。
・皆の決意、近付く役目の終わり
特別チームが地底に向かってから二晩経った日の朝。
またも頻発している地震で起きた主人公に今度はパートナーが『広場が騒がしい』と呼びかけてきます。
そこで広場に行くと、そこにはグラードンに会えぬまま地底のダンジョンで倒れてしまった特別チームの面々が戻っていました。
この現実に広場の面々は意気消沈。ゲンガーに至っては『頑張ったからといって必ずそれがいいとは限らない。時には諦めも肝心だ』と周囲の諦めモードを促進していきます。
遂にパートナーですら『どうしたらいいかわからない』状態に陥ってしまいました。
ここまで何度も主人公を信じて支えてくれたパートナーです。
『たとえ無茶であってもフーディンを助けに行くべきか?』という問いに前向きな答えを返しましょう!
「確かにワタシたちだけじゃ無理かもしれない……。
でも……それでもワタシたちは救助隊なんだ。
ワタシ、自然変動に苦しんでいるポケモンを助けたくて……そのために救助隊を始めたんだ!
だから、ワタシは絶対にフーディンを助けたいし……。
最後まで諦めないのがワタシたち〝はなしらべ〟の誇りだよ!!」
パートナーの言葉でハッとさせられた皆は前向きな気持ちを取り戻し、力を合わせて地底のダンジョンに挑むことになりました。
出発は明日。そのための準備を済ませて主人公が眠りにつくと、またも不思議な夢を介してサーナイトが語りかけてきます。
流石のサーナイトでも地底のダンジョンやグラードンの事は分からないようですが、ただひとつ分かっていることがあると。
それは『主人公の役目が少しずつ終わりに近付いている』ということ。
但し、その役目が何なのかは『今度の冒険が終わればお話出来ると思う』とだけ言い、今回の夢でもサーナイトが明かすことはありませんでした。
・VSグラードン、空から来たる星と明かされる役目
サーナイトが言う『今度の冒険が終われば』は『フーディンたちを助けたら』という意味なのか。
そんなことを考えつつ、主人公たちは皆が向かったマグマの地底へと向かいます。
最深部まで進むとフーディンチームのリザードンとバンギラスが倒れている姿を見つけました。
フーディンはまだグラードンと戦っているようなので、ふたりに代わって加勢に行くと戦闘中のフーディンと少しだけ話が出来ます。
しかし『この敵はかなり厄介だ』とだけ伝えてフーディンはグラードンに吹き飛ばされてしまいました。
フーディンチームが全滅してしまった以上、グラードンを鎮められるのは主人公たちしかいません。
皆の力を合わせてグラードンと勝負です!
バトルに勝利するとフーディンチームの面々が合流し、フーディンからグラードンが暴れていた理由の推察を聞きます。
それでも自然変動は止まず、一同は地底で地震に巻き込まれる前に急いで広場へと戻りました。
そして、広場では……。
待っていた皆に主人公たちの成果が認められ、パートナーは感涙!
……しかし、まだまだ危機は続きます。
峡谷から広場へ、ネイティオがテレパシーで緊急事態を告げてきたからです。
ネイティオ曰く、この『空から来たる巨大な星』の接近こそが今までに起きた自然変動及び世界のバランスが崩れた原因なのだと。
このままだと星は大地に衝突し、大変なことになる……。
これを防ぐためにはレックウザに頼んで天空から星を破壊してもらうしかありません。
未知なる雲の上の世界へ、危険は承知でレックウザに星の破壊を依頼する役目を請け負えるのは主人公たちしかいません。
ふたりを上空まで送り届けるテレポートの増幅方法はフーディンとネイティオが考えるので、ふたりは明日の出発まで休んでいるようにと言われてこの日のレックウザ絡みの話は終了です。
その後、皆から応援の言葉を貰い、準備を整えたあとの晩。
遂にサーナイトから主人公の背負った役目を聞かされる時が……。
……なんかいつもより禍々しくない!?
え?ここでまさかのナイトメア発動?
でも、オリジナル版の発売日的にダークライの登場は有り得ないはず……。
じゃあ一体誰がこんな真似を?
……その答えはすぐに明らかになりました。
薄々察していたとはいえ、衝撃の事実と共に。
主人公の夢がいつもと違って禍々しい状態だった理由はゲンガーが『ゆめくい』を使っていたからでした。
ゲンガーはこの技を使って主人公の夢を覗き込むことで主人公の本性を掴もうとしましたが、これを謎の光が阻みます。
光の正体はやはりサーナイト。
そして、サーナイトは約束通り主人公が背負った役目について語り出しました。
サーナイトが語った主人公の役目の全容とここまでの経緯は下記の通りです。
・主人公はポケモンの世界を救うためにやってきた。
・サーナイトは自分たちの世界が危機に瀕していることを知り、救世主を探し求めていた。
・しかし何処に行っても救世主は見つからず、半ば諦めかけたときに一人の人間(=主人公)と出会った。
・主人公は初めてサーナイトに会ったときに『救世主なんて大げさな』『自分はそんな大それたもんじゃない』『自分はそんな強くない』と話していた。
・そう言った主人公に対し、サーナイトは『自分が求めたのは見せかけの力ではなく真の勇気だ』と答えた。
・この言葉に対する主人公の返答は『真の勇気なんてもっと自信無い』
・しかし、その後で主人公はサーナイトに『自分が救世主として相応しいかどうか見極めてほしい。そして、もし自分が救世主に相応しいと分かれば、そのときに初めて教えてほしい』と言った。
・そして、無心で挑むために主人公は人間としての記憶を消し、仲間と共に戦うため自らポケモンとなってこの世界にやってきた。
・主人公の勇気が証明されたため、サーナイトは主人公に『世界を救う役目を負っている』ことを伝えた。そして、その役目はもうすぐ終わろうとしている。
・世界を救う役目=星の衝突を止めること。それが達成されたとき、主人公は人間の世界に戻れる。
主人公が人間に戻る=パートナーと別れることになる。
そのことに気付いた主人公は複雑な表情を浮かべます。
しかし、サーナイトは『出会いがあるから別れもある』『自分にもかけがえのない友達がいて、本当に大切な友達だったが何処かに行ってしまった』『いなくなるのは寂しいが、いつかまた会えると信じている』と自身の思いも交えて主人公にこればかりは仕方のないことなのだと告げました。
そして、その会話は誰かに覗き見されていたようで……。
その後、主人公はサーナイトに夢を覗き見をした誰かは『夢の中に悲しい気持ちだけを残し、泣きながら走り去っていった』ことを教えてもらってから今回の夢から覚めました。
・VSレックウザ、果たされる役目と最後の冒険
レックウザがいる天空へ主人公たちを送り届けるためにネイティオとフーディンが用意したもの、それはテレポートの結晶でした。
エスパーの力を集めて作ったそれはネイティオとフーディン、それからもう一匹ゴーストタイプのポケモンが協力して出来たものです。
そして、パートナーと主人公。それぞれがそれぞれの決意を抱いて天空のダンジョンに挑むときが訪れました。
これが人間主役の作品なら大抵『最後』にならないのですが、果たして今作は……?
テレポートの結晶の力で高く天空へと飛ばされたふたりはレックウザが待つダンジョン・天空の塔へ乗り込みます。
個人的にここのアニメーションの空の色が凄く綺麗だと思いました。
最上階に到着するとレックウザがいます。
しかし、地上と天空が交わることを良しとしないレックウザは問答無用でバトルを仕掛けてきました。
この世界の伝ポケ、一度説得(物理)を挟まないと話が通じないヤツ多くね?
勝利後も戦いを続ける主人公たちとレックウザですが、そこに落下を続ける星が起こした衝撃波が襲います。
これを受け、パートナーがレックウザに星の存在と自分たちがここまで来た理由(=星の破壊の依頼)を説明。
飛来する星を目の当たりにしたレックウザは事情を理解し、星の破壊を引き受けた上で主人公たちの決意を尋ねます。
『星が接近し過ぎているため、ここから自分がはかいこうせんを放つとふたりも無事では済まない』と。
しかし、これが危険な任務であることは最初から承知済み。
主人公たちの迷いなき覚悟を聞いたレックウザは星に向かって『はかいこうせん』を放ちます。
そして、『はかいこうせん』と星の衝突爆発が起こした爆風はレックウザが危惧した通り主人公たちを巻き込み――――。
――――主人公はサーナイトがいた夢ともゲンガーが見せた『ゆめくい』空間とも異なる灰色の世界で魂のまま彷徨っていました。
そんな生死が曖昧の状態の主人公の前に現れたのはゲンガー。
ゲンガーは倒れる主人公を嘲笑ったあと『闇の世界へ引きずり込んでやる』と主人公の魂を引き摺っていきますが、しばらく引き摺った後に『道を間違えた』と言って主人公の魂を捨て置いてしまいました。
……というより、ゲンガーが『このまま死んでもおかしくなかった主人公の魂を救った』と言うべきですね。
テレポートの結晶の件といい、ゲンガーは素直になれていないだけで天空の冒険における主人公たちを密かに助けていましたし。
こうしてゲンガーに救われた主人公の魂は無事に現世へ戻ってきました。
このとき主人公だけでなくパートナーもゲンガーに助けられたことを理解していました。主人公が目覚めた時点でパートナーは既に意識を取り戻していたので、恐らくゲンガーは先にパートナーを生死の淵から助けた上で主人公を助けに行ったのでしょう。
さて、主人公たちの無事は確認出来たので次は『はかいこうせん』受けた星がどうなったかですが……これまた無事に破壊することが出来たとネイティオが告げました。
そして、じきに自然変動も収まるだろうと伝えたことで一同は大喜び。
しかし、それは主人公がこの世界を去るときの訪れでもあり……。
皆が掴み取った平和を喜ぶ中、主人公の前に現れた霊体のサーナイトは別れを促します。
よく見たらこの時点で主人公の身体が光の粒子になりつつあるんですよね。
ここでサーナイトは姿を消し、主人公が輪に加わっていないことに気付いたキャタピーが振り向く⇒パートナーが主人公の身体の異変に気付いたところで主人公は皆に別れを告げます。
主人公は皆へのお礼とポケモンとしての役目を終えたので人間の世界に帰らなければならないことを言い、最後にパートナーに『いつまでも友達だ。ずっと忘れない』と伝えてこの世界から去って行きました。
何故主人公が急にいなくなったのかを飲み込めていない皆に対し、ネイティオは『主人公のお陰で世界が救われた。今にして思えば天空に向かうときの主人公の様子は何かの定めを待ってたかのようだった』と呟きます。
それを聞いたパートナーは『主人公は自分たちを助けるためにポケモンになった』『主人公は星を破壊したときが別れのときだと知っていた』ことを理解し、別れが迫っているのなら何故もっと早く教えてくれなかったのかと涙を流しました。
フーディンに『お前が悲しむと同じように、主人公も別れが寂しかったから言えなかったのだろう』と言われた後でも……。
・エンディング、互いの心に芽吹く願い
一方、光の粒子となってポケモン世界から去った主人公は魂の状態で天を昇っていました。
自分はこのまま何処へ行くのだろう?そう思う主人公に何処かから声が聞こえてきます。
そして、その声を聞いた主人公は自分の心に芽吹いた思いに気付きました。
〝ともだちが悲しんでいる……。
いなくなって初めてわかる……。
かけがえのないともだちが……〟
そんな主人公に天の声が『もしキミも強く願うのなら、また出会うことができるだろう』と告げ、夜空を煌めく星のような背景のままエンドロールへ突入します。
その背景は全てのスタッフクレジットが流れ終わっても続き、やがて主人公のモノローグが流れました。
〝別れたくない……。
……もっといっしょにいたい……
かけがえのない……大切なともだちだから……〟
この願いと(描写はされていないものの天の声の『キミ〝も〟』という発言的に)パートナーの願いが通じたのか、魂の状態だった主人公は再びアチャモの形を織り成し――――。
救助基地の前でパートナーたちと感動の再会を果たしたところでTHE ENDとなりました!
┈┈┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁ ┈┈┈┈┈┈┈┈
……以上です!
まさか購入のキッカケになったCMの『それでもボクはポケモンでいたい』という台詞と夕暮れのシーンがエンディング直前のものだとは思いませんでした……!
そして今回のストーリーを通して色んなポケモンたちをより好きになりましたね……。
パートナーのチコリータは勿論、キャタピーやペリッパーに泣かされるとは思いませんでしたし、何よりゲンガーに物凄く愛を感じました……!!
あとこれは余談なんですが、主人公たちの救助隊のチーム名の由来になった『はなしらべ』の歌詞の一節に『芽吹く願いが ほら 私を織り成してく』というものがあるんですよね。
チーム名を決めた当時はそこまで意識してなかったんですが、まさか最後に由来となった曲の歌詞とストーリーが噛み合うとは思っていなかったので驚きました。
※一枚目と二枚目で衣装が変わったのに深い意味は無いです。折角なら色んな衣装で撮りたかっただけなので。
それにしても、主人公は最後に『これからもポケモンでいる』ことを願ってポケモンの世界に戻ってきましたけど、それって人間の世界に居た『人間としての主人公』は死んだってことになるんですかね……?
実際『キュウコンの祟りを受けた人間(=サーナイトのかつてのトレーナー)』に関しては『ポケモン(=ゲンガー)に転生した』と言われていますし。
……まあ、主人公にとって『ポケモンとして友達と一緒にいること』が何よりの願いなので人間時代のことはこれ以上詮索しませんけど!
というか、最後のモノローグの描写的に人間時代の主人公には『かけがえのないともだち』が居なかったのでは?とも考えられますしね……。
ちなみに今回でメインストーリーは全て振り返ったのですが、『主人公とパートナーの話はこれで終わりだが、主人公たちの救助隊活動はまだまだ続く』とのことなのでナンバリングを振りました。
なので、ある程度内容がまとまったらED後パートを②として投稿する予定です。
まだ勝てていない伝説のポケモンがいるので、いつになるのかは分かりませんが……。
それでは、最後に軽くオマケパートを流して終わりましょう。
【オマケ♧救助隊DXプレイ&編集中の裏話~年始以降のミリシタに狙い撃ちされた件~】
体験版パートのチーム名の由来を書いたところでさり気なく『年始以降の救助隊DXをやってる期間と同時期にミリシタで開催されていたイベント(Clover's Cry 〜神と神降ろしの少女〜)』の話をしていたのですが、そのイベントの劇中劇が考察の捗るタイプのホラーで、自分は救助隊DXのストーリーを進めつつこっちの考察もしていたんです。
新年早々劇中劇で担当がそれぞれ明らかに人ならず者側の存在と様々な思惑に巻き込まれた末に死ぬ役を演じるとは思わなかった。
ただ、皆してこの曲と劇中劇を通して確実に新たな一面を引き出せたと思うので私Pとしてはかなり満足です。
それで、この曲のアナザーアピールの最後が『吹雪の中で律子が演じる深淵海(ヘルミ)の前に環が演じる逢路蘭(アウロラ)が現れるシーン』を描いているのですが、これがめちゃくちゃ染み付いた上で救助隊DXの『吹雪の中で主人公の前に霊体のサーナイトが現れるシーン』を見たので、正直この辺りをプレイしていたときはちょっとビビりましたね……。
というかこの当時は『今雪原を見るとヤバいイメージしか湧かない』とまで思ってました。
そして、Clover's Cryのイベントも救助隊DXのメインストーリーも終え、この記事の編集をしていた頃……。
Clover's Cryからの君だけの欠片は感情ジェットコースター過ぎませんか!?!?
待ちに待ったエミリーのSFYを私Pが一番好きなソロ曲、しかもコミュ連動枠で飾ってもらえるなんて……!
しかも、今までの八つエド案件はこの時のためだったのかと言わんばかりのあんたんでした!!
やったぜ!!!
ちなみに、上で『はなしらべ』の歌詞の話をしたときの二枚目の画像がこのSSRの衣装だったりします。
ではでは!
| ・∇・)ノシ♪