皆さんおはこんばんにちは。
今年もポケセンバースデー🎂の時期がやってまいりました!
今年のバースデー配布はパモ⚡とカルボウ🔥の二択。
そして、店舗でもオンライン通販でも配布ポケモンのシリアルコードを貰えるとのことだったので両方の入手手段を実行してきました!
先にオンライン通販で届いたシリアルがパモだったので、後日店舗でカルボウのシリアルを選択。受け取りに使ったソフトはパモがバイオレット、カルボウがスカーレットです。
その後、この子たちをそれぞれパーモット、グレンアルマに進化させました!
ドーミラーのかけらは足りないわ、進化するまでの歩数とか数えてられるかぁ!ってなってブルレクの500m移動するミッション2回分を指標にしたとか、大変なこともありましたが無事に2匹とも進化させることが出来てなによりです!
……というところでポケセンバースデー🎂のお話は終了です。
ここからは本題となるパルデア冒険レポートの話に戻ります。
遂にゼロの秘宝も終盤に突入!藍の円盤振り返り回最終パートです!
┈┈┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁ ┈┈┈┈┈┈┈┈
前回、ブルベリーグチャンピオン戦が終わるや否や『ブライア先生と来客者が呼んでいる』という理由で1-4教室に呼び出された主人公・スグリ・ゼイユ・カキツバタの四人。
しかし、1-4教室にいたのはブライア先生のみ。
どうやら来客者は主人公たちと入れ違いで校内見学に行ってしまったそうです。
ただブライア先生曰く『すぐに戻ってくると思う』とのなので、主人公たちは来客者を待ったり探しに行ったりすることなく呼び出された理由を聞くことになりました。
でもちょっと空気読んで!?
というかブライア先生ってこんなにKYな人だった?前編序盤だと体調不良くんへの気遣いが出来てたよな?あ、でも本当にここでちゃんと空気読めるマトモな人なら前編の時点で『自分が進めてる研究に進展あったから自校の生徒だけ連れて先に引き上げるわ!他校生の君たちは残していくけど管理人さんに面倒任せたし君たち優秀だから残しても大丈夫だよね!じゃあな!』って真似せずに最後まで林間学校の引率教員の役目全うするか……。
後編のゼイユちゃんは高頻度でその場に欲しいツッコミ入れてくれるの本当助かる。
ブライア先生は反省してその場で謝れるだけまだマシですけど、そう思うぐらいなら最初から余計な事言わないでくれません?
なおこの後
というかブルーベリー学園生の3人はともかく交換留学生の主人公まで呼びつけて、ブライア先生と来客者は一体何をさせようって言うんですか?
ぶっちゃけ主人公がブルーベリー学園に来てやったことってほぼ『前編の後処理も兼ねたブルベリーグ挑戦』でそれもカキツバタの思惑がある上なので、交換留学生らしいことは最初のアローラリージョンを捕まえる授業しか出来てないんですよ。
そんなところにわざわざ呼び出したんだから、こっからちゃんと『交換留学生らしい』こと……例えばパルデアのアカデミーみたいな形式でブライア先生の授業を受けさせてくれるとか、させてくれるんですよね!?
『ブルベリーグ制覇してもスグリくんがあの調子じゃブルーベリー学園でやれることってもう無くね?』と思ったけどまだブルーベリー学園でやれることあったんだ!やっとちゃんとした『交換留学生としての宝探し』を始められるんd……
アッハイ
……そういや後編の看板ポケモンの割にここまで全く出番無しどころか前編でブライア先生に言及されたっきりだったなテラパゴスさん。
一応主な目的は『テラスタル現象の調査と結晶の採取』とのことですけど、アンタ絶対そっちが本望だろ。
つかやっぱブルーベリー学園でやることもう無ェのかよ!
最終的に主人公の冒険の舞台をパルデアに戻すんだったら主人公をイッシュにある他校に交換留学生として飛ばすんじゃなくて『パルデア地方』のエリアを拡大すりゃ良かったじゃん……。
そんでキタカミ姉弟とブルベリーグ四天王とブライア先生を『ブルーベリー学園からの交換留学生と引率教員』という形でパルデアのアカデミーに呼ぶ→パルデアアカデミー生VSブルーベリー学園生の勝負イベント発生→エリアゼロに行くって流れの方が自然では……?パルデアからイッシュに飛んでまたパルデアに戻ってくるとか正直わけがわからないよ!!!!
まあこの点はED後にタロちゃんがツッコミ入れてくれただけまだマシですけども……。
……などと考えていると、ここで校内見学に行っていた『来客者』ことオモダカさんと付き添いのチリちゃんが戻ってきます。
いやチリちゃんはともかくアカデミーの理事長も兼ねてるオモダカさんが所属生徒の交換留学を把握してないのはどういうことだよ!?
リーグの方が忙しくて把握してなかったのか……?
……話を戻して。
合流したオモダカさんは
『十数年前、ポケモンリーグは大穴の研究の支援をしていたこと』
『研究が終わった今は大穴の管理をしていること』
『エリアゼロは基本的に立ち入りや調査を許可していないこと』
『最近はエリアゼロから凶悪なポケモンが外界に出てきそうになっていること』
『迅速なエリアゼロの再調査の必要性を感じていたこと』
『リーグはエリアゼロで活動できる人材や時間を捻出できなかったため、以前から大穴の調査申請を出していたブライア先生に再調査を委託することになったこと』
を次々と明かします。
そして、呼び出された生徒たちにも『再調査の同行』をお願いしました。
いやそんな危険な場所の再調査にいくらポケモン育成に長けているとはいえ子供を使うのは大人としてOKなのかよ!?
剣盾だと終盤以外は『異変の調査は大人たちに任せて、子供たちはジムチャレンジに集中しな!』というスタンスで進んでおり、レジェアルでは序盤に『見たところ15歳ぐらいならもう一人前の大人だし働いて当然だ』とハッキリ言及されていたので、この展開の違いには結構驚かされましたね……。しかも今作は主人公に『学生』という明らかに『子供』側の肩書が与えられているので……。
※一応パルデアの方のアカデミーには大人の生徒も存在しますが、ストーリー上に登場する学生は『子供』としての生徒ばかりなので今回はこう判断しています。
ところで、オモダカさんは『主人公が交換留学生としてブルーベリー学園に来ていたこと』を知らなかったのに何で『調査同行者候補』として主人公まで校内放送で呼び出されたんだ……?
もしや、ブルベリーグでは『ランク外』なゼイユちゃんも呼び出されてる辺り『調査同行者候補』はブライア先生が列挙したとか?
それならブライア先生が『現ブルベリーグチャンピオンのスグリ(※少なくとも校内放送でこの4人を呼び出してくれと依頼された時点ではまだチャンピオンの入れ替わりは発生していなかったとする)』と『元ブルベリーグチャンピオンでランクが落ちる前は学内最強を維持し続けていたカキツバタ』以外に『自分の調査に度々同行させている(=実質的な助手の)ゼイユ』と『彼女が推薦した実力は折り紙つきの交換留学生』も呼び出したのも納得が出来ますし……。
で!す!が!
正直こっちは今全然そんな気分じゃないんですけど。
正式な学園の生徒でもないのに学園内のリーグ制覇しちゃって混乱させた状況の解決を手伝いたいんすわ……。あとあのチャンピオン戦を受けた上でスグリくんと一緒に行動しても気まずいだけですしおすし。
アッハイ(2回目)
この直前にブライア先生が『任意だが来てくれると心強い』って言ってたのにこれじゃあ完全に強制じゃねーか!!!!!まあオモダカさんはボタンちゃんやアオキさんにもそういう態度出してくるから『そういう気質がある上司』なのは察してましたけどね!?
でもそういうパワハラ気質って現代じゃ良くないと思うのですが。ボタンちゃんやアオキさん(と恐らく主人公も)は図太く返せる神経があるから上手くやれてる(まあボタンちゃんやアオキさんには図太い以前に『部下としては問題児』な面があるので上司が圧をかけないとちゃんと働かないという理由もありそうですが)んでしょうけど、繊細な人ならこの人の下で働き続けるうちに絶対メンタルやられると思います……。だっていくらやんわりとした言い方でも完全に相手から選択肢奪ってるじゃないですかこれ。なので、チャンピオンとしてのオモダカさんはともかく『上司としてのオモダカさん』には正直言って苦手意識を感じてしまいますね……。自分は図太いとは真逆のメンタルクソ雑魚人間ですので……。
まあこのシーンは素直に引き受けたら印象変わるんですけどね!
……というのも、実は藍の円盤の初見プレイ時はかなり終盤まで『いつまでこの厨二病のメンタルケアに付き合わなきゃいけねーんだよ!?』と思いながら進めていたため、この辺りの展開進行に前向きな意欲を示せませんでした。
理由?こちとらスグリくんとの拗れた仲はブルーベリー学園編でスッキリ解決し、前編から引っ張ってきた問題をきちんと清算した上でエリアゼロ再探索編に入れると思ってたんですよ!そんで主人公・スグリ・ゼイユ・道中でなんやかんやあって味方になったテラパゴスがテラレイド形式でラスボスのブライア先生が暴走させたポケモンに対峙する展開になるのかなって期待してたんです!!
それなのにブルベリーグを制覇してもスグリくんとは拗れたままで!後述しますがブライア先生には衝撃の設定が判明し!!そのせいでかなーーーーり終盤までフラストレーションが溜まってたんです!!!マジで!!!!
あ、この通りスグリくんは未だに拗らせモードです。
『今度こそ伝説のポケモンを捕まえる』と息巻いてるという。そういや君、前編のまだ鬼さまとの遭遇すら発生していない時点で『コライドン/ミライドンのような凄いポケモンを連れてる主人公は特別なんだ……だから強いんだ……』とか零してましたね。
あと後ろの席から見ているカキツバタは『リーグ部ごたついてるから残ってやんねーとだしパス(ぶっちゃけ面倒くさい)』という理由で同行を断りました。オモダカさんは選択肢次第では素直に応じる主人公よりカキツバタにこそ圧かけるべきでは?
しかも『普段は立ち入り禁止の危険地帯の再調査』という名目なのに『断ったカキツバタの穴を埋める人材』の補充はせずに出発するとか危機管理ガバガバ過ぎません!?
まあテラパゴスのことは気になるししゃーないから行ってやるか……ということでこの話は終幕。
再調査に向かうことになった面々とはエントランスで落ち合うことになりました。
しかし、主人公は来客者の二人とまだ少しだけ話すことがあります。
でもこういう場でふざけた選択肢を入れるのはマジでやめろ!!
自分は も ち ろ ん 素直に謝りましたが、もう一つの選択肢は開き直るにしてもせめて『博士に呼ばれたので!』みたいな感じにしてほしかったです。それなら事実を正直に話している風にも取れましたし……。
何か今作DLCの選択肢は『主人公をノンデリカシーでKYなやべーやつにでも仕立て上げたいのか?』と思わせるようなものが時折混ざってましたが、個人的には『別に何も面白くないし正直滑ってる、何なら不快寄りなので要らなかった』としか思えませんでした。
チリちゃん、本当に真剣に怒ってくれてありがとうな……。そして心配かけて申し訳ない。あと博士は『頼みたいことあるから本持って来い』と言うぐらいだし許可取りぐらいは事前に進めてくれてるもんだと思ってたぜ。まさかの無許可かよ!
で、二人が主人公と話したかったことはというとホームウェイ時の無断侵入の件だけではありません。むしろこの後が本題です。
まず『以前のタイムマシンの件は一部の者しか知らないが、ブライア先生にはエリアゼロの危険性を踏まえ多少ぼかした形で伝えている』こと。
次に、これはどちらかというとオモダカさんのうっかりミスなのですが、本来はブライア先生に渡す予定だった『あおのディスク』というアイテムを受け取ります。
ここ、単純に彼女が『少し抜けたところのある天然さん』であることを描写しただけなのかもしれませんが、エリアゼロに関係しており併せて調査してもらうつもりだった存在を失念する辺り『この人多忙すぎてちゃんと休めてないから大事なことまで抜け落ちてしまうんじゃ……?』と心配になりましたね。
上司にするなら苦手なタイプってだけでそれ以外の要素は嫌いじゃない(キャラとしては好き)なのでな……。オモダカさん無理すんな。
そんなこんなで二人の話は終わり、忙しい二人は自分たちの仕事へと戻っていきました。
(恐らくリーグなどの視察も兼ねているんでしょうが)わざわざイッシュ地方まで出張お疲れ様です……。
それでは、エリアゼロの再調査に向かうためブライア先生たちに合流しましょう。
※チャンピオン戦後のHP状況そのままで突っ込む羽目になるので事前もしくは到着後の回復忘れに注意。
でも『何が何でも伝説のポケモンを捕まえなきゃ』モードのスグリくんを連れて行って本当に大丈夫なんですかね……?
というか『次こそ主人公に勝つ』から『絶対伝ポケ捕まえる』に切り替わってる辺り『自分も伝ポケ持てば主人公に勝てる!』と思い込んでないか君?
✈
✈
✈
ということで再びやってきましたエリアゼロ。
今回はゼロゲートのワープパネルから第1観測ユニットに飛ぶする形で内部に入ったらしく、移動後のストーリーは第1観測ユニット前から再開しました。
流石のスグリくんも未知の景色に圧倒されたのが素が出ててかわいい。
そして、ここで今回の再調査の目的地は『最深部(ゼロラボ)より更に奥』であることが明かされます。ブックの著者ヘザーですら道筋を覚えていない場所にどうやって行けと……?
というわけで、まずはゼロラボを目指します。
とはいえ今回はザ・ホームウェイと異なり移動時に自動で進行する会話は発生しないため、ワープパネルで第1→第4観測ユニットにワープした上でゼロラボを目指しても、コライドン/ミライドンで一気に下層まで飛び降りてからゼロラボを目指しても問題ありません。
正直喋りながら移動したかったので寂しい。
では早速道中をカットし、ゼロラボ前までGO
目指す場所は『用途不明の謎の部屋(=タイムマシンの部屋)』よりもっと下らしいです。まさか、名ピカみたくタイムマシンの部屋の床に穴でもぶち開けるのか……?
ところで君やっぱチャンピオン時のキャラ無理して作ってたよね?
スグリくんは前にポケセンで出たスパイ映画モチーフのグッズとか好きそう。インテレオン・ゲッコウガ・ニンフィア・ゲンガーのやつ。
さて、ここから最深部の更に奥へ行く手段を探すためまずはゼロラボに入る必要があるのですが……
ん?
……あ。もしかして、プレイヤーは『ゲームの仕様上クリア後は何度でもエリアゼロに出入りできた』だけで、キャラクターとしての主人公は『エリアゼロを訪れたのはホームウェイの一回のみでその後は一度も出入りしておらず、今回の再調査が二度目の来訪だった』ってことか!
キャラクターとしての主人公がストーリー範囲外でプレイヤーが操作しているのと同様にエリアゼロへ頻繁に出入りしていたら『長期間認証されなかった』という理由でゼロラボに再ロックがかかるわけないしな!!
だから『キャラクターとしての主人公』を『エリアゼロ無断侵入常習犯』扱いするのは間違ってるとしか思えないんだよなあ……。明らかに再ロックの件と矛盾しますし、そもそも『ストーリー内の登場人物として主人公が出来ること・描写されていること』と『ストーリー範囲外でプレイヤーとして出来ること』は別物だと考えているので……。
というわけで、一行はゼロラボに入ることが出来ませんでした。
今回は前回のような博士のフォローも得られませんし、残念ながら再調査はここで切り上げ?と思いきや――――
ついでの調査品で渡されたのはずのアレがここで活躍だと!?
これもし主人公が交換留学生としてブルーベリー学園に来ていなくて、オモダカさんがブライア先生に『あおのディスク』を渡すことを失念したまま三人をエリアゼロの再調査に出してたらここで詰んでたのでは!?
ゼイユちゃんの許可も貰ったので、あおのディスクをゼロラボのロックパネル装置にシュゥゥゥーッ!!!
か わ い い
な~~~るほどね!
つまり『更に奥』への行き方はタイムマシンの部屋の床ぶち抜きルートではないと。
名ピカ方式もそれはそれでやってみたかったが
あおのディスクを挿入するとエレベーターの行き先が変わると共にロックが解除されたので、主人公視点では久しぶりのゼロラボ内部へ。
正直この辺りからブライア先生が前編以上に優先度が『教師としての役目<<<(超えられない壁)<<<研究者としての好奇心』のダメな大人であることを嫌でも感じさせてきます。まだ拗らせてる状態のスグリくんが冷静にツッコむレベルって何なんだよコイツ……。
(メタ的に考えると『幼少期のペパーの写真が飾っていることをプレイヤーに気付かせるため』の発言かもしれませんが、余程のことが無い限りここまで進めたプレイヤーはラボ内の写真の存在に気付いていると思うんですよね)
そんなこんなで一行はエレベーターの前へ。ここでブライア先生から以前の出来事についてふんわり尋ねられます。
ここは『そうです!』を選ぶと特に目立った会話もなく進むんですが、『そうだったかな?』を選ぶと結構気になることを言われるんですよね。
何それ怖っ!?
そういえばヘザーも『更に奥』への行き方は覚えていないとのことでしたが、まさか本当にエリアゼロには記憶や認識に悪影響を及ぼすナニカが充満しているんですか……?
もしやオリジナル本以外『円盤のポケモン』のページが滲んでいる理由もそれ絡み……?
そして一行はエレベーターの中へ。
ここでスグリくんがちゃんと行き先変更の件に言及してくれて助かった。ブライア先生は『凄い!下に降りてるね!』と当たり前のことしか言わないから……。自分から望んで調査申請出してたんなら少し前に出た調査対象地の機材のメッセージぐらいしっかり覚えとけよマジで。
あとゼイユちゃんといいもしやこの姉弟ツッコミ適性高いな?
そうしているうちにエレベーターは目的地に到着し、一行はゼロの大空洞と呼ばれる場所へ足を踏み入れます。
ちなみに、多少の横道としてステラガブリアスがいるエリアが用意されているぐらいでゼロの大空洞の内部は基本的に一本道です。エリアゼロと違ってそこまで迷わずに済むと思えばいいのでしょうが、もう少し探索できる場所が広くても良かったんですよ……?
そして、驚くことにエレベーターのすぐ近くでオーリム/フトゥー博士が持ち込んだと思われる机と彼女/彼が書き記したいくつかの資料が見つかりました。
読める資料はストーリー中にブライア先生が読み上げた『概要とステラ』以外に『ゼロの大空洞』と『メモ』もあります。著者の一人称が『私』か『僕』か以外の内容は両バージョンで共通です。
博士が残した記録を読んだ後はひたすら
濃い青色の結晶に行く手を阻まれる
↓
↓
↓
濃い青色の結晶が消えて先に進めるようになる
を繰り返し、ゼロの秘宝が眠る真の最深部に向かうだけです。
勿論、上層部同様道中に自動で進行する会話はありません。道中は濃い青色の結晶に行く手を阻まれたときに立ち往生している三人に話しかけられるのと、結晶の消滅に成功した際に軽い会話イベントが発生するぐらいです。
そ!し!て!
ここで正直知りたくなかったまさかの情報が発覚します。
ウッソだろ前編からあれだけ『この後やらかすラスボス感』を醸し出しておきながら非戦闘員なのコイツ!?
こちとらずっとラスボス=ブライアだと決め打ちしてたんだが……?え、じゃあ拗らせキープ中のスグリくんがラスボスなの……?(そして初見時はここで『じゃあいつまでどころか最後までこの厨二病のメンタルケアに付き合わなきゃいけねーのかよ!?』と前編からの拗らせを延々と引っ張られた不満がMAXに到達していました)
……とはいえ『戦えない同伴者』が居ること自体はSM・USUMメインストーリー中のリーリエもそうだったので別に良いんです。
でもそれならせめてリーリエみたいに道中の回復役ぐらいはやってくれませんか!?
あの子は自分の代わりに戦闘してくれる主人公と主人公のポケモンを道中労わってくれましたよ??
いや確かに最後のテラパゴス戦でゼイユ離脱→スグリ共闘の流れを作るためってのもあるんでしょうけど、それでもせめて道中の結晶を消して回ってる間の回復ぐらいはブライア先生がやってくれても良かっただろ!?そんで最後のステラキョジオーン戦が終わったときに『すまないね。今ので手持ちの薬が尽きてしまったんだ』『あたしはもうヤバソチャしか残ってないけど、最後の薬はここまで頑張ってくれたあんたに譲るわ』という会話イベントを入れれば『道中でブライアに回復役を担わせ非戦闘員としてのヘイトを軽減しつつ、最後のテラパゴス戦でゼイユ離脱→スグリ共闘の流れを作る』ことが出来たのでは!?と思いました。
このせいで番外編含め最終的に好感度を回復出来たスグリくんと違ってブライア先生の好感度は意図的に上げないようにしていた前編から更に下がる一方だったという。しかもスグリくんと違って現状挽回の余地も無いままゲーム内から消えたんだよなあの人……。
……というわけで、ここからはぶっちゃけそんな不満を抱えながら進めていた濃い青色の結晶を消して回るためのステラテラスタルポケモン戦パートです。
まずはホームウェイでも最初の戦闘パートに登場したキラフロルになります。
二番目のエリアの相手はオンバーン。
ここ、何でパルデア初出ポケモンでなければエリアゼロに生息しているわけでもない、ついでに言うと通常は大空洞にもいないオンバーンが選出されたんですかね……?
『エリアゼロに生息するドラゴンタイプのポケモン』ならモノズ系orドラメシヤ系(ガブは隠し部屋のステラ枠なので除外)がいますし、既存+エリアゼロに生息していないポケモンでもパラドックスと繋がりがあるポケモン……それこそ博士AIの切り札枠の元となったポケモン(ボーマンダ・エルレイドorサーナイト)だったらまだ納得がしやすかったと思うのですが。
三番目のエリアはバージョンで戦う相手が変わり、スカーレットならスナノケガワ、バイオレットならテツノイバラになります。
ここはホームウェイだと道中の共闘パートで一切出番が無かった上に博士AIの初手でも切り札でも無かったせいでパラドックス内でも印象の薄かったスナノケガワ/テツノイバラにスポットが当たっていたので良かったなと思いました。
あとケガワの鳴き声テキストがかわいい。イバラは魔法の呪文感が凄い。
四番目のエリアは上述の通りキョジオーンです。
背後にあるのはもしやひでんスパイスの木……?なら岩塩さんは木の守人ならぬ守ポケなのか……?
あと大空洞にメレシーいるんだったらここにディアンシー呼んでくれマジで
……そして、このエリアでキョジオーンを倒したときに消える結晶の先が一行の目的地となります。
いや何が何でも伝ポケ捕まえるモードのスグリくんはともかくアンタは大人なんだからもうちょい自重しろや!
※この後案の定ゼイユちゃんのツッコミが入りました。ほんと助かる。
そんな最深部は出入りするときにマップの切り替えが入り、ライドやカメラの使用が制限されます。
そして中央には……細部に違いはあれどアニポケのリコちゃんのペンダントと同じ結晶?ゲーム世界だとこんなところに埋まってたのか……。
一応『これがゼロの秘宝か確認する』と言ってすぐ行動に移らなかったブライア先生に対し、スグリくんはノータイムで埋まっている結晶を引き抜こうとします。
あーやっぱり『自分も特別なポケモン持ってたら(スグリくん視点で)特別な主人公に勝てる!』と思い込んで突っ走っちゃった系か。前編の時点でスグリくんが思い込みの激しい子なのは描写されてたしな(これはゼイユちゃんも同じですが)
※振り返りなので冷静に書いていますが、初見時のこの時点ではまだ『いつまでこの厨二病のメンタルケアに付き合わなきゃいけねーんだよ』と思っていました。本当にかなり終盤(ぶっちゃけると最後のテラパゴス戦に突入する)まで『もうこれスグリくんの好感度挽回は出来ないままストーリー終わりそうだな』と思ってたレベルなので……。勝手に憧れて自分の思い込みから『特別な主人公』像をハルトくん/アオイちゃんに押し付ける・肝心な部分で自分から逃げ出したくせに逆ギレからの拗らせ厨二病モードになる・その状態を前編中盤~後編終盤まで延々と引っ張る・そのせいでブルベリーグパートがほぼ無意味と化す、とまーーーーあぶっちゃけこの時点でのスグリくんの好感度なんて地に落ちてましたし。気持ちよくぶっ飛ばしたかったブライア先生は非戦闘員だと発覚するわ、エリアゼロの再探索は一緒に行けると思ってたホームウェイ組(特にペパー)は影も形もないわで余計に苛立ってたんですよね。
ですが、ここでようやくスグリくん自身から本音の吐露があるんですよね。
〝俺は…… ハルト/アオイが うらやましい……!
ポケモン 強くて! どこへでも 行けて!
誰とでも なかよく できて!!
俺が ずっと 好きだった オーガポンにも 認められて……!〟
(ゼイユ「スグも がんばったじゃん!」)
〝ねーちゃんだって!!
最初 イジワル してたくせに!
すぐ ハルト/アオイのこと 好きだし!〟
(ゼイユ「それは……」)
〝俺には…… 何も ないよ
血がにじむ 努力しても 無駄だった!! かなわなかった!!
俺には もう これしか……!!〟
……想像以上に拗らせた原因がややこしかった件。
単純に『自分だけがのけ者にされた(+ハブられた輪の中では自分が嘲笑われているという思い込み)』という理由だけでここまで対抗心燃やす?『自分が弱いから』という思い込みで強くなって勝ちたかっただけなら『チャンピオン戦でも負けた』時点である程度の諦めは付くんじゃない?とは思っていましたが、まさか前編終盤の『ハルト/アオイみたいになりたかった』が一番の理由で『自分もハルト/アオイのような〝特別性〟を得た上でハルト/アオイを超えたかった』が答えだったとは……。
……そりゃカキツバタの『またリーグ部で楽しくやろうや』が全く響かなかったわけだよ。だってスグリくんの中で重要だったのは『ブルベリーグチャンピオン』という特別な肩書きだけで『リーグ部の皆と楽しく過ごす』ことは別にそこまで重要じゃなかったんだから。スグリくんの入りたかった輪も『リーグ部』じゃなくて『ねーちゃんとハルト/アオイと大好きな鬼さま』だったから。
そしてこれ、メタ的に言えば『NPCが〝主人公補正〟に憧れて拗らせた』状況なのでマジでプレイヤーにもキャラクターとしての主人公にもどうにもできないことという……。だってこれはハルトくん/アオイちゃんが『〝主人公補正〟という特別性を持つ登場人物』として描かれる物語なので……。
……というよりDLCとはいえ『そこ』にガッツリ触れる物語をポケモンでやっていいもんなんですか!?
偶然の対峙から始まり英雄の対に選ばれたBWやバトル初心者がチャンピオンから推薦を貰い数多のチャレンジャーの夢を破った上で新たな頂点に立った剣盾でも作中の登場人物からガッツリ『お前の〝特別性=主人公補正〟が羨ましい』とは言われなかったからかなり衝撃でした。マジで。
で、そんな吐露を続けるスグリくんにブライア先生が話しかけます。
お前マジで空気読めや!?
この状況でそんなKY発言かませるってことはさっきまでのスグリくんの語り全く聞こえてなかったの???
そして本当に結晶引っこ抜けたし!なんか光り出したし!!
アニポケがそうだったからゲームでもそうだろうなと思ってたけど案の定結晶からテラパゴスが目覚めるし!!
そして、目覚めたテラパゴスは『たまたま視線の先にいた』主人公がいる方へと歩き出します。
これもスグリくんが羨んだ『主人公補正』として考えると、ここでの主人公が珍しく戸惑って後退りするのも分か――――
――――いやマスターボールをテラパゴスにシュゥゥゥーッ!してる場合じゃないんだわ!!!!
あと1-4教室呼び出し前に『チャンピオン就任祝いにマスターボールが貰える』という描写があったお陰でスグリくんがマスターボールを持っていたことにしっかりとした理由が出来ているからブルベリーグパートにも一応意味はあったのか……?
え……これどうすんの?
スグリくんがテラパゴス捕まえたけど、これで終わるわけないよな?
スグリくんは『伝ポケ捕まえて主人公の〝特別性〟に打ち勝つ!』モードだから『目的の秘宝は回収したからここは引き上げて学園で調査進めるぞ!』とはならないとして、
ここから後編配信前に予想したような『暴走したラスボスをスグリくんとの共闘で倒す』展開になれる……??
というより、この状態でも入れる保険(=スグリくんの好感度回復イベント)があるんで……
……前言撤回。
コイツのKYっぷり見てたらありそうだわ。
この後でゼイユちゃんも似たようなこと指摘してるけど、マトモな研究者なら『今すぐ力を見たいからよく分かんないポケモンをこの場で戦わせても大丈夫!』って思考にはならんだろ。
というわけで、まずは目覚めたばかりのテラパゴスを使うスグリくんと勝負です。
ここまで来るともう〝主人公の特別性〟が呪いにしか聞こえないからやめろ!!!!
あと『トリックフラワー』は確定急所技なんだよ!(元)チャンピオンなら技の仕様ぐらい覚えてくれ!!(←急所に当たったときに発生する特殊台詞に無茶言うな)
というかポケモンってここまで『主人公補正』に不快感を抱かせながら進めるようなゲームじゃなかったと思うんですけど……。今までは『プレイヤー視点』で主人公補正を感じさせることはあっても『ストーリー内の一人の登場人物としての主人公』にはそこまで主人公補正を突き付けられなかったような……。何なら本編3ルート+1ルートですらそんなことはなかったぞ……?
さて、念願の『特別なポケモン』を手にしても主人公には勝てなかったスグリくんはというと……
……まあそうなんだよな。いくら『特別なポケモン』でも『ただ持っているだけ』じゃ勝てないんですわ。『捕獲!即戦闘!打倒主人公!』で出した『憧れの〝特別性〟を持つだけで他のことはよく分からないポケモン』が『主人公としっかり絆を紡いだポケモン』に敵うとでも?と。
Nが英雄としてゼクロム/レシラムに認められトモダチになったように、ホップがザマゼンタ/ザシアンと体当たりで向き合って認められたように、君もテラパゴスを『主人公に勝つための〝特別な手段〟』ではなく『ポケモン』として見て向き合い、テラパゴスに認められたらまだ『主人公に勝つ可能性』は上がっていたのかもしれないけど、そんな扱い方じゃあねえ……。
あと単純に寝起きのポケモンにいきなり『戦え!目の前の相手に勝て!』は酷だと思う。
そんな呆然とするスグリくんに向けて悪魔の囁きをするのはこの女~~~~!
本っっっっ当お前マジで空気読めや!
パゴちゃん引っこ抜きながら本音吐露した辺りからスグリくんに対する苛立ちが減った(ここまで拗らせ引っ張られた理由が察せるようになったから)のと反比例するようにブライア先生への不満が上がっていくという……。
んで君も従うなーーーーー!!!!!
ここ!普段は立入禁止の危険地帯!!テラスタル対象は目覚めたばかりでよく分からないポケモン!!!そんな場所で安易に『秘宝の真の力を解放するぜ!!!!』なんてやったら何が起きるか分かんねーんだぞ!?!?
ほら見たことか!! ほら見たことか!!
でも、流石にこの仕打ちはやりすぎ――――
いやハルトくん/アオイちゃんの反射神経?瞬発力?やべーなオイ!!!!
普段からコラミラに乗ってるから動体視力が鍛えられてるのか……?
暴走させられたしたテラパゴスのエネルギーはマスターボールすら破壊するレベル。だから何が起きるか分かんねーって言ったんだぞ?!
そんでお願いだからもう黙っててくれ元凶!
というわけで、元凶が非戦闘員だったせいで子供たちが尻拭いをする羽目になった暴走テラパゴス戦・開始です!
第1フェーズはゼイユちゃんとの共闘になります。また、このときのテラパゴスはノーマルタイプです。
暴走テラパゴス戦は一定ターン経過でテラスタルを使用できるようになるので、オーブのチャージが溜まるまでは耐え忍ぶ→チャージが溜まったらテラスタルを切って反撃に移る→テラパゴスがオーブのエネルギーを奪ってフェーズを切り替えるを繰り返しながら倒していきます。
ちなみに、初見時は『暴走の元凶の指示なんて聞けるかボケェ!』と思ったのでブライア先生のことをガン無視しチャージが溜まった後もテラスタルを使わずにいたのですが、マジでダメージが通らなかったのでここは素直に従いましょう。
そして、ゼイユちゃんのヤバソチャと共に第1フェーズを無事に乗り切れたとしても第2フェーズに突入するタイミングで絶対にヤバソチャが退場する仕様になっているため、第2フェーズは主人公が単独で戦うこととなります。
また、第2フェーズに突入するとテラパゴスのタイプがエスパーに変わります。自分は攻略中手探りで相手のタイプが何か考えていたのですが、後になって調べたところ『背景の結晶の色』で判別が出来たそうです。マジか。
なお、スグリくんは第1フェーズ中も第2フェーズ中も見ているだけで参戦してきません。
……スグリくん。前編で『踏み出す勇気を持てずに自分から逃げた』からああなったのに、君はここでも立ち止まったままでいいの?
そんなこんなで第2フェーズも終了します。このまま主人公が一人で最後までテラパゴスの相手をして終わり――――
――――な訳ねえだろ!『一緒に』やるんだよ!!
ブライア先生の尻拭いって形なのはアレだけどスグリくんと『共闘』するならここしかねえ!もう『いつまで(ry』とか思ってねえからさっさと隣に来い!!
ああ。やっと、この二人が並び立てたんだなあって……!
ちなみに初見時は『マジでこの状況でも入れる保険(引っ張られ過ぎた拗らせ状態からスグリくんの好感度を回復させるイベント)があったんだな……』と思っていました。
そしてこのゼイユちゃんのニコニコっぷりである。
まあ事の発端は『過保護な思い込みで発動させたゼイユの口止め』だったし、彼女なりにずっと責任感じてたんだろうな……。それがようやく改善の兆しを見せたんだからそりゃこんな笑顔になるよ。
というわけで!第3フェーズからはスグリくんが参戦します!
これ以降は最終フェーズまでスグリくんと共闘+テラパゴスのタイプがみずになります。
また、第3→第4フェーズではバリアの再展開が発生しないため、ここまで来てしまうともう後はHPを0にすることだけ考えればOKです!
かわいい。
ほんとマジで前編序盤の悪印象からここまで好きになれるとは思わなかったよゼイユちゃん。
HPを削り切るとテラパゴスを捕獲するか否かの選択肢が発生します。……えっ、オーガポンや赫月ガチグマと同じシチュエーションなのにここは断れるの!?
……と思いきや、会話の分岐が発生するだけで『主人公がテラパゴスを捕獲する』流れになることは変わりませんでした。
▶つかまえる
▶つかまえない
ここ、どっちを選んでもスグリくんは憑き物が落ちたような表情をしてるんですよね。
憧れの相手に『〝特別性〟を得ても勝てなかった』けど『並び立つことは出来た』ことで心境が変わったのでしょうか……?
そして、テラパゴスの鎮静化に成功した後、ブライア先生が言います。
この台詞が無かったらアンタは間違いなく最後まで嫌いなままのキャラになってたわ。
最後に『自分が元凶だと自覚した上で謝罪した』描写があったお陰でブライア先生は道中のヘイトは凄かったけど一応許してやるか……と思えたので。
恐らくこの辺りのブライア先生の描写はORASのエピデルが最後までヒガナに謝罪・反省の描写を入れないまま終わって大荒れしたから入れられたんだろうな……。ORASより後に出た作品で『ヘイトの溜まりやすい立ち回りをストーリー中に実行した』シーソーコンビ(剣盾)やデンボクさん(レジェアル)は作中で謝罪・反省するシーンがあったし、前編のゼイユも最後に『よそ者嫌いだったことの謝罪と反省』があったので。
そんでゼイユちゃんは最後までその場に適したツッコミ助かる。
反省といえば我先にとテラパゴスを引っこ抜こうとしたスグリくんも自分の行動を『よくなかった』と言い、『ずっとハルト/アオイに憧れてて、ずっとずっとハルト/アオイみたいになりたくて焦ってた』と明かします。そして『やっぱり俺には無理だ』とも。
……スグリくんさ、チャンピオン戦で過去の自分を全部無かったことにしようとしたときもそうだけど、そこに至る過程であったもの全てを否定する必要はないと思うよ。
確かに自分がどれだけ足掻いたところで『憧れのあの子』と同じにはなれなかったけど、足搔いた日々の中で君がした努力は間違いなく『君だけのもの』なんだから。
そして、ようやく素直になれた姉弟が涙を流したところでエリアゼロの再調査は終了します。
✈
✈
✈
それから場面はブルーベリー学園に戻り、夜明けが近付くエントランスへ。
ゼイユちゃんとブライア先生が先を歩く中、スグリくんが主人公を引き留めて言います。
『リーグ部の皆や迷惑かけた人にちゃんと謝りたい』『ハルト/アオイにもごめん』と頭を下げるスグリくんは、朝焼けを背景に続けます。
〝だから ええっと…… また…… その……
やりなおしたくて……
ゼロから また 俺と……〟
……ああ、これでやっと、本当に『いつまで引っぱるんだよ!』と思っていた前編からの拗れが解決したんだなあ……!
そんなゼロからのリスタートを切った二人をゼイユちゃんが呼び、
校舎に向かって二人が走り出したところで『ゼロの秘宝』の物語は幕を下ろします。
朝焼けと共に締め括られる物語って美しくていいですよね……!
この後は本編ED『Celestial』のリミックスバージョンと共にエンドロールが流れ、最後に本編同様友達との記念写真📸が表示されてTHE ENDとなります。
やっぱり最後に出してくれると信じてたぜ!オモテ祭りで撮ったスリーショット!!!
ここどっちの写真も『イベント発生時(オモテ祭り到着直後・後編終了時)の主人公のキャラメイク』がきちんと反映されててビビった。
┈┈┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁ ┈┈┈┈┈┈┈┈
……以上で後編の振り返りも終了となります。
ここからは後編の総括です。
前編は『周りの口止めのせいで主人公が望まぬ形の噓つきにされた挙句後編のかなり終盤までその拗れを引っ張られた』という点に目を瞑れば『新ポケモンを巡る物語を新キャラとの絆を育みながら追いかける』という展開を早い段階から進めることが出来たので楽しかったのですが、後編は上述の通り『中々解決しない前編からの拗れをほぼ最後まで抱える羽目になった』だけでなく『肝心の交換留学パートの意味が薄く、わざわざ交換留学生という立場を得てまでブルーベリー学園に行く必要があったのかと感じてしまった』『ブライア先生が騒動を引き起こすためだけの存在に過ぎず、テラパゴスでさえもスグリのコンプレックス昇華に使われただけで作中ロクに交流出来なかった』と、まあぶっちゃけると『前編と比べるとあまり満足出来なかったな』という感想を抱いてしまいました。スグリくんとの共闘以降の流れは悪くなかったと思いますが。
何なら番外編やED後の特別講師交流にスター団勉強会、てらす池イベントの方が楽しめた・良かったと思う程度に後編は自分の中での満足度が低かったですね……。
やはり『スグリくんとの拗らせた仲を引っ張られ続けた(そのせいでブルーベリー学園パートに意味をほぼ見出せなかった)こと』と『ラスボスだと期待していたブライア先生を倒すべき敵として倒せなかったどころか本人が非トレーナーなくせにトラブルだけは立派に起こしまくた挙句その尻拭いをさせられたこと』がかなりマイナスポイントとして響いてしまった印象があります。
『パッケージ伝説と関わるのはストーリーの終盤だけで道中に特別な交流は無い』ということ自体は過去作だと当然のようにあったことなので、まだテラパゴスの扱いに関しては本編パケ伝のコラミラや前編パケ伝のオーガポンと比べて扱いが控えめだったなあ……程度に済んだのですが。
このせいもあってかトータル4回ストーリープレイした(SVどちらも2周した)けど選択肢回収をやり切った後に進めた後編はRTAかの如くボタン連打のストーリー流し見状態でテラパゴス暴走シーンの動画とか『ハイハイもういいよ興奮ブライアは』レベルの扱いだった。
しかも、ゼロの秘宝が『またゼロから友達になってくれる?』で締め括られたのにキタカミ姉弟が休学に入ってしまった(=ゲーム内で会えなくなってしまった)というのも結構ショックで……。
だからこそ、公式で『番外編』の告知が出たときはとても嬉しかったです。
だって舞台がキタカミの里ということは明らかに『クリアしたら学園に姉弟が戻ってくる』展開になるでしょうし、何よりDLC中は一切出てこなかった宝物の親友たち・ホームウェイ組とまた物語を紡げる!!
更に意味深に映し出される桃沢商店の置物!
実はDLCをクリアすると置物を調べたときのテキストに『……ちょっとあまい匂いがする!』という一文が追加されるようになるので、これには何かあるのでは!?と思わざるを得ませんでした。
次回はそんな『番外編・キビキビパニック』の振り返りを予定しております。
そういえば、ともっこ伝説には不自然にモチーフが居ない存在が一つありましたよね……?
キタカミセンターの提灯にもオーガポン・ともっこに関連するタイプのマークで固められている中で何故かゴーストタイプのマークが描かれているものがありますし。
ではでは!
| ・∇・)ノシ♪