皆さんおはこんばんにちは。
四月も気付けば三分の一が終わろうとしていて驚いています。
このままだとあっという間にGWになってそうですね。
それまでにレジェアル全ての振り返り……は厳しいかもしれませんが、せめてメインストーリーの振り返りだけでも終えていると良いのですが……。
というわけで、今回もサクサクとレジェアル振り返りことヒスイ調査レポートシリーズを進めていきます!
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【メイン任務13:異変】
全てのキング・クイーンの鎮静に成功し、普通の日々が始まると思ったのも束の間。
『平穏な明日など許さない』と言わんばかりの轟音で目が覚めた主人公。
一体何が起きたのか。それを確かめるべく宿舎の外に出ると――。
――空が、いつかの未来で人工の鎖による神降ろしを始めたときのように禍々しく染め上がっていました。
ガチのCrimson nightじゃねえか……。厳密には朝だけど……。
任務名通りの『異変』を目の当たりにして困惑するギンガ団の面々。
そして、明らかにクレベース鎮静直後から広がっている時空の裂け目……。
この時点ではカイちゃんが『心なしか小さくなった』って言ってたのに……!!
外にいても埒が明かないので一同は本部の中へ。
ラベン博士から異変の経緯を聞いていると、団長室に行っていたシマボシさんから『即刻参れ』というデンボクさんの言伝を受け取ります。
ああ……いつかのアチャモを思い出すよこの流れは……。
①の時点で恐れていた『世界の異変の原因として疑われた異世界転移者主人公の排斥ルート』が現実になりそうだな……と思いつつ、主人公はシマボシさんと共に団長室へ向かいます。
団長室にはデンボクさん以外にセキさん、カイちゃんの二人もいました。
カイちゃんの発言からして、本来は三団の長が話し合いを行う予定だったようです。
しかし、これまでも何度も主人公を『時空の裂け目から落ちてきた得体の知れない怪しいお前』と称してきたデンボクさんは話し合いよりも主人公の疑惑を確かめることを優先してきます。
そんな彼が矢継ぎ早に告げる内容はこんな感じ。
・主人公が落ちてきた夜に不思議な雷が落ち、キングたちが荒ぶりだしたのだから、何かしらの関連を疑うのは当然。
・任務をこなしてはいるものの、主人公が何者なのかは依然として不明。それなら時空の裂け目を通じて主人公と荒ぶるキングたちは繋がっていたのでは?キングを鎮めることで信用を得ていた(所謂マッチポンプ)のでは?
・(裂け目からの落雷とキング鎮静が主人公によるマッチポンプだったとして)今度は禍々しい空を使って何をし、何を企んでいるのか?
・(カイの『主人公が何かをしていると決まったわけではない』、セキの『主人公がそんな凄い力を持つとかありえない』という発言に対し)潔白であるとは言い切れない。時空の裂け目から落ちてきた人間について誰が素性を保証出来るのか。誰が大丈夫だと言い切れるのか。
……正直、ここのデンボクさんがひたすら質問攻めしてくるのが怖かったです。
これならわざと話を大きくして周囲に『自然変動の元凶を消せば解決する』という意識を植え付けた上で最後に『なあ、主人公?』と呼び掛けてきた救助隊DXのゲンガーの方がまだマシに思えてきますよ……。
まあ、あっちはあっちで主人公への嫌がらせという完全な悪意+あわよくば自分の罪を主人公に擦り付けようとして(?)周囲を騙し、主人公排斥ルートの原因を作っていましたから、主人公を排斥ルートに持ち込んだ動機という点なら行き過ぎた正義感とトラウマで暴走しているデンボクさんの方がマシですけど……。
とにかく、行き過ぎた正義感とトラウマで暴走しているデンボクさんは最初の質問(お前は何者だ?)以外主人公に反論する余地を一切与えてきません。
しかし、セキさんとカイちゃんは彼の言い分が『その疑惑の証明は主人公にとって無理難題である』ことを突き付けます。
\そうだそうだー!/
これらの発言を受け、デンボクさんは主人公にある処分を下しました。
それは『異変を調査・解決する機会は与えるが、疑惑に対する容疑者である主人公はギンガ団を退団しろ』というもの。
先ほどのデンボクさんの姿には救助隊DXのゲンガーを想起させられましたが、即座に主人公を始末せず真相究明の猶予を与えたことに関してはフーディンを思い出しました。
導入の時点でレジェアルには救助隊DXみを感じていましたが、異世界転移者の主人公が世界の異変の原因であると疑われ、拠点から排斥→真実を知るための逃避行を始めるいう流れも似てたんですね。
……とまあ、要するに追放処分ということなのですが、ぶっちゃけこの処分を下したときのデンボクさんって行き過ぎた正義感とトラウマで暴走している状態なので『ある可能性』を一切考慮していないんですよね。
それが
・主人公が本当に異変の原因だった場合
・追放処分を受けた主人公がデンボクに恨みを抱いて自暴自棄になった場合
です。
まず前者の場合。
主人公自身が異変を引き起こしたのなら、村を追放されたところで主人公は原因の調査・解決など進めず禍々しく染め上がった空の下で己の目的を達成するだけでしょう。
……とはいえ、主人公は異変の原因ではないので前者に関しては仮定の話に過ぎません。
問題は後者の場合です。
主人公が現れる以前の村人たちはポケモンに対する理解が薄く、調査隊の先輩ですら相棒と戦うことを躊躇していました。つまり、コトブキムラの人々は主人公が来たことでポケモンを知り始めた、主人公ほどポケモンの扱いに慣れていない者ばかりです。
そんな中、もし主人公が『今まで言われた通りに任務をこなしてきたのにデンボクさんは最後まで自分に対して疑うことをやめなかった挙句、一方的に異変の原因の容疑者として自分を追放した。それなら、あんな奴のためにわざわざ異変を解決する義理なんて自分に無いよね?むしろ恩を仇で返してきたアイツに報復してやるよ……!』という思考に陥ったらどうなるでしょうか。
デンボクさんは追放処分に際して主人公から手持ちのポケモンを取り上げていないので、主人公は村を出た時点で原因の調査・解決を進めず手持ちで村を襲撃する手段を取ることが出来ます。
そして、主人公ほどポケモンに慣れていない村人たちに『デンボクへの恨みで自暴自棄に陥った主人公』の襲撃を止めることは難しいでしょう。
しかも、主人公の控えのポケモンがいる放牧場は村の正門の近くにあるため、放牧場を制圧した主人公が控えのポケモンも襲撃の戦力に加えるのは早いと思われます。
つまり、追放処分のせいで狂ってしまった主人公の手によってコトブキムラはデンボクが目指した『争いのない新天地』ではなくなってしまう……彼自身の決断が仇となり、彼が願った幸いは奪い取られてしまうという何とも皮肉な結果になってもおかしくありません。
なので、この処分は主人公の善性にかなり依存している決断に思えました。
主人公が追放処分を受けてもデンボクさんを恨まず、異変の解決に奔走するような子じゃなかったら『禍々しく染め上がった空の異変』とは全く無関係、それも『デンボクが下した処分が原因で生み出されてしまった災い』により物語はバッドエンドを迎えていてもおかしくないと考えられる展開なので……。
閑話休題。
ラベン博士とテルくんが主人公の処分に驚く中、主人公はシマボシさんに先導されながら村を出ていきます。
調査隊の皆は原野まで同行してくれるのが優しい……。
これが無くて『正門出たからお前追放な!潔白を証明するまでは団に戻ってくんなよ!!』と雑に放逐されていたら、主人公の心はほぼ間違いなく折れていたと思われるので……。
そして近付く別れのとき。
ラベン博士もテルくんも主人公の無実を信じてくれるのですが、ギンガ団の調査隊という立場がある手前、救助隊DXのパートナーのように真実を知るための逃避行には同行してくれないんですよね……。
どちらかというと、逃避行の朝に見送ってくれたキャタピー&トランセル、ワタッコたち、ディグダ、ペリッパーの立ち位置が近いようです。
ちなみに、ラベン博士の台詞を訳すと『許しがたい決断だ!』という意味になります。
その後、コンゴウ団やシンジュ団なら主人公を匿ってくれるかもという話になり、主人公はひとまず原野で出会ったプレート授与ポケモンの担当キャプテンを探すことに。
とはいえ、ヨネさんは原野の何処にいるか分からないため、まずはほぼ確実に巨木の戦場にいるであろうキクイくんに会いにいきましょう。
最後にシマボシさんから『野垂れ死ぬな』と命令され、調査のための便宜は図っておくと言われ、このような言葉を伝えられます。
『いいか 誹謗も 賞賛も 所詮は他人の感情
重要なのはキミ自身が どうあるべきかを強く持つことだ』
いつかの未来で人工の鎖による神降ろしを始めた子孫が『感情不要論』を掲げることになると考えると、余計に心に残るんですよね……。
ここで調査隊の皆と別れ、主人公はキクイくんがいる巨木の戦場へ向かいます。
しかし、シンジュ団も立場上表立って主人公を助けることは難しいようです。
それならコンゴウ団も助けてくれなさそうだよな……と思いつつ、次は削られ橋にいるヨネさんに会いに行きます。
そして案の定この反応。しかし、主人公を表立って庇えない理由が『主人公を庇うことでギンガ団と争いに発展することを防ぐため』だと判明したのでまあいいでしょう。
ギンガ団とコンゴウ団・シンジュ団の争いが起きてしまえば『デンボクの追放処分が悪手だった』という結論になってしまいますから……。
ですが、ショウちゃん的には原野が救いなど届かない場所となりつつある状態。
いくらポケモンの扱いに慣れているとはいえ、協力者も無しに禍々しく染め上がった空の原因を突き止め解決に導くのは難しいですからね……。
コリンクは仲間や帰る場所があっていいなぁ……。
寂しい笑みを浮かべたショウちゃんがコリンクたちを見送っていると、そこに今回ばかりは有難すぎる神出鬼没のウォロさんが現れます。
『いいところを教えますよ』と言うウォロさんが連れて行ってくれたのは古の隠れ里という場所。
そこで出会ったのは銀髪のシロナさん……否、コギトさん。
主人公を『時空の迷い人』と称したコギトさんは『時間と空間の均衡が崩れることを防ぐ使命を託されたのが時空の迷い人である其方だ』と言い、長話になるからと自慢の庵に入れてくれました。
なお、この直前にウォロさんはコギトさんの庵を『ボロ家』と称していました。他人の家なのに……。
庵の中でコギトさんは時空の裂け目について少し触れた後、時空の迷い人の使命について語り始めます。
【時空の裂け目に関連した内容】
・時空の裂け目はいくつもの時空に繋がる穴である
・そのひとつ、遥か向こうの時空にいるのがシンオウさま
・『シンオウさま』がコンゴウ団とシンジュ団、どちらの信仰対象を指しているのか?と言わんばかりの主人公の選択肢に対し『往古来今 謂之宙 四方上下 謂之宇(訳:現在を含む未来 すなわち時間を宙と呼び 前後左右上下の全方向 すなわち空間を宇と呼ぶ)』『時間と空間、合わさって宇宙となる』と言った上で『時間と空間のどちらかだけが凄いと言えるものなのか』と答える
・時間と空間のどちらかだけが凄いとは言えず、どちらも宇宙だと言わんばかりの主人公の選択肢に対し『異なる時代を知る其方には分かる話』と言う
【時空の迷い人の使命に関連した内容】
・ヒスイ地方にある湖(シンジ湖・リッシ湖・エイチ湖)にはそれぞれ心を表すポケモンがいる
・湖の三匹の試練をこなし、授けられたものを霧の遺跡に持っていくと『あかいくさり』が得られる
・『あかいくさり』は世界を繋げられる
・コギト自身は『裂け目が生じたら湖を巡り霧の遺跡に行け』という大昔の話がどこまで真実かは知らないが、『それでも伝承せよ』という先祖からの役目を果たすため主人公にこれらの話を教えた
……ここのコギトさんの『主人公の潔白の証明に繋がる歴史を知る者』という立ち位置でキュウコンを、『主人公が抱える使命を説明してくれる』という立ち位置でサーナイトを思い出しました。
さて、主人公の使命が判明したらば次は湖巡りとなります。
湖巡りで必須になるであろうクラフトや買い物については庵にあるものやウォロさんの手配でどうにか出来そうですが、問題はポケモンの回復と放牧場のポケモンと入れ替えたくなったときです。
流石のウォロさんでもギンガ団の管轄部分を手配するのは難しいといった様子ですが、そこにあるポケモンの鳴き声が響きます。
庵の外に現れたポケモンの正体はケーシィ。しかも主人公宛の手紙を持ったシマボシさんのパートナーポケモンでした。
『ショウ
ベースキャンプも使えるよう手配した
優れた調査隊の一員としてキミが
この異常事態の調査をいちはやく終えることを信じている
調査隊隊長シマボシ』
手紙の内容は自分とシマボシさんだけの秘密にしたいショウちゃんがかわいい。
シマボシさんの厚意によって湖巡りで必要となるものが揃ったので、それでは出発……と、思いきや。
セキさんかカイちゃん、どちらか一人を隠れ補助要員として選べと!?
今作は複数のバージョンが存在せず、ソロプレイでも全部のポケモンが揃えられるようになっていたのですが、まさかここで分岐ルートが発生するとは思いませんでした……。
▶セキさんで
『オレにするよな
あんたが吹いているカミナギのふえをゆずったのは誰だ?
目の前にいる色男だぜ』
▶カイさんで
『わたしだよね!
バサギリを鎮めるとき材料となる好物を持ってきたし
ともにシズメダマをつくったよ!』
▶考えさせて
……き、決められねええええ!!!!
~迷い過ぎて手持ちに助けを求めるショウちゃんの図~
……そして、小一時間ほど本気で悩み抜いた結果、同行者はカイちゃんにしました。
キャラクターとしてはどちらも好きなため本当に悩んだのですが、最終的に『ここで選ばなかった方とは別行動になるのなら、カイちゃんと一緒に行動しておいた方が色んな意味で安心しそう』と思ったためこの答えに落ち着きましたね……。
裏を返せば『主人公と別行動になったとしても影のサポート役として心強そう』だと思ったのはセキさんの方だったということです。
カイちゃんはセキさんと比べ長としての就任歴が短く、ガラナさんには『あちらの世話もお願いしますね』とこっそり言われるぐらいなので影のサポート役を任せるにはまだ未熟という印象が拭えなかったんですよね……。
あと序盤のカイちゃんに夜羽那嬢(※事あるごとに引き合いに出されるClover's Cryの劇中劇のひなたの役名。読みは『ヨハンナ』で『閉鎖的なコミュニティで厳格な長としての振る舞いをせざるを得なかった少女』という設定がカイちゃんに近い)を重ねてしまったので『放っておいたら良くないことに巻き込まれてヤバそう』という考えがどうしても過ってしまった。
実際、ウォロさんに『選ばなかった……』と言われた際のセキさんは『選ばなかった?違うぜ』と反論し主人公の選択をポジティブに捉えてくれます。
これは後になって知ったのですが、セキさんを選んだ場合のカイちゃんはウォロさんの『選ばなかった……』に対して『そのいいかた!』というツッコミしかしないんですよね。
主人公へのフォローが無い分選ばなかった申し訳なさが大きく感じる反応だったため、個人的に『やっぱりカイちゃん選んで正解だったわ……』と思いました。
この後、別行動することになった長が『デンボクの様子を監視する』という役目を引き受け、同行者に選んだ長は『長が主人公と湖巡りをしていることがデンボクの耳に入ると面倒なので現地で落ち合おう』という話になり、湖巡りが始まります。
というわけで、
【メイン任務14:シンジ湖の試練】
【メイン任務15:リッシ湖の試練】
【メイン任務16:エイチ湖の試練】
の三つが同時に解禁です!
こちらの三つはどの順番で達成してもよいもので、任務の大まかな流れは共通しています。
なので、自分は任務番号に沿って湖巡りをしてきました。
【メイン任務14:シンジ湖の試練】
シンジ湖の小島でウォロさんとカイちゃんと落ち合い、ウォロさんからシンジ湖は火山噴火で出来た大きな窪みに水が溜まって出来たものであること、守っているのはエムリットというポケモンであることを教えてもらいます。
〝エムリットが とびまわったことで
ひとびとに いきるときの よろこび
かなしみと いうものが うまれた〟
するとアルセウスフォンが反応し、小島の洞窟の入り口が開かれました。
コギトさん情報によると『湖のポケモンに会うためには強さを示す必要がある』そうなので、中に入ってそれを確かめます。
ちなみに、洞窟の中まで同行してくれるのはカイちゃんだけです。
主人公がエムリットに会うに相応しいかどうか見極めてくれるのはヌメルゴン。
本作で新たに追加された通常ポケモン(※リージョン含む)のうち、御三家でもキング・クイーンでもライドポケモンでもないポケモンは湖の試練の前座を担当しているようです。
オヤブン個体のヌメルゴンを捕獲するor倒すとエムリットが現れ、シンジ湖の試練が開始。
試練の内容はエムリットの質問に対する感情を答えるというもの。
①ヒスイの だいちに おりたち こころは どのように うごいた?
▶おどろいた
ざわついた
困惑した
②ポケモンを なかまとし ともに こうどうをして どうだったのか
▶楽しい
不思議
強くなった感じ
③コンゴウのもの シンジュのものと であい まじわり なにをおもった
さまざまだ
▶世界は広い
わからない
④ギンガだんを おいはらわれ だいちを さまよい なにをかんじた
悔しい……
▶人生いろいろ
しかたない
四つの質問に答えるとエムリットが世界をつなぐために心の一部を授けてくれます。
『あかいくさり』の材料であり、試練達成の証であるエムリットのはねを入手。
これにてシンジ湖の試練は終了です。
カイちゃんと一緒に外に出て、ウォロさんに合流し、
コギトさんの庵に戻って話を聞きます。
エムリットのはねをみたコギトさんは伝説や『あかいくさり』が真実であることを理解し、主人公たちに心があるからこそ世界(時間、空間)は認識され、成り立つともいえること。『あかいくさり』は世界を正しく『みる』ための道具であること。シンオウさまについて、自分の世界についてもっと考えろということを伝えます。
【メイン任務15:リッシ湖の試練】
続いてリッシ湖へ。こちらも二人と合流したあとにウォロさんからリッシ湖はシンジ湖と同じく火山噴火で誕生した説とポケモン同士の戦いで窪んだ説があることとアグノムのことを教えてもらえます。
〝アグノムが とびまわったことで
ひとびとに なにかを するための
けついと いうものが うまれた〟
ここからの流れはシンジ湖の試練と同じです。
アルセウスフォンに入り口を開けてもらい、
ハリーマンに強さを示し、
アグノムが現れ、リッシ湖の試練が始まります。
リッシ湖の試練は幾度も『諦めますか?』と問われても諦めない意志を示すこと。
①あきらめますか?
②あきらめるべきでしょう まだ つづけるのですか?
③むりです あきらめなさい それでも つづけますか?
三度目の質問に『諦めない』と答えてシズメダマを投げ続けると、アグノムが世界をつなぐために心の一部を授けてくれます。
二つ目の『あかいくさり』の材料であり、試練達成の証であるアグノムのきばを入手。
これにてリッシ湖の試練は終了です。
試練後の流れもシンジ湖のときと同じで、カイちゃんと一緒に外に出て、ウォロさんと合流し、コギトさんの庵に戻ることになります。
いつかの未来を想起させる台詞だなぁ……。
庵での会話をまとめると以下の通り。
・湖のポケモンの試練をこなした者は他にもいたのか?(コギト)
・コトブキムラがきな臭い感じなのであと一つの入手を急いだほうがいい(ウォロ)
・時空の裂け目の向こうにポケモンの影が見えたらしく、デンボクは調査だけでなくもしものための討伐隊を組織した(ウォロがイチョウ商会の人から聞いた)
・三つの湖を巡り『あかいくさり』の材料を頂いたら霧の遺跡に向かえ(コギト)
【メイン任務16:エイチ湖の試練】
最後の試練のためにエイチ湖へ。こちらも二人と合流したあとにウォロさんからエイチ湖は実は海水が混ざっているが地形が原因かポケモンが原因かは不明であることとユクシーのことを教えてもらえます。
〝ユクシーが とびまわったことで
ひとびとに ものごとを かいけつする
ちえと いうものが うまれた〟
エイチ湖の試練の流れもこれまでの二湖と同じです。
アルセウスフォンに入り口を開けてもらい、
ゾロアークに強さを示し、
余談:試練の前座のオヤブンたちは珍しさもあって全部捕獲したんですけど、ゾロアークだけは一撃で倒してしまうことが多く何度かやり直していました。
ユクシーが現れ、エイチ湖の試練が始まります。
エイチ湖の試練は問題に答えるだけです。
Q.ミツハニー ズバット アンノーン レアコイル サマヨール
かれらの ひとみは それぞれ いくつか
じゅんばんに ならべて こたえよ
A.60131
(解説:ミツハニー6 ズバット0 アンノーン1 レアコイル3 サマヨール1)
正解の答えを示すと、ユクシーが世界をつなぐために心の一部を授けてくれます。
最後の『あかいくさり』の材料であり、試練達成の証であるユクシーのつめを入手。
これにてエイチ湖の試練が終了すると共に、三つの湖の試練が全て達成されました。
三つの湖の試練を終え、『あかいくさり』の材料が揃えた次は霧の遺跡に向かいます。
こうして一行は紅蓮の湿地にある霧の遺跡に到着。
『ヒスイの各地を飛び回るなかなかに凄いポケモン』の助けを受けたコギトさんも遺跡に来てくれたので、早速『あかいくさり』の作り方を教わろうとしたのですが……。
先祖代々の伝承の中に鎖の作り方は無かったんですか!?
とはいえ、今更広大なヒスイの地で鎖の作り方を探している時間なんて無いような……。そう思っていると、霧の遺跡に湖のポケモンたちが現れました。
赤い光をまとった三匹が強く念じると主人公が貰った三つの材料が光の球になり、気が付けば鎖の形に。
こうして主人公は『あかいくさり』を授かり、役目を果たした三匹は姿を消しました。
これにはコギトさんも一安心。
しかし、世間はまずいことになっているとウォロさんは言います。
『あかいくさり』の存在を知らないデンボクさんが調査を待たずしてテンガン山に登り始めてしまったため、主人公は急いでコトブキムラに戻ることになりました。
【メイン任務17:テンガン山の頂で】
俯きながら門番代理を務めるテルくんの目の前を猛ダッシュで通り過ぎていくショウちゃん。
彼女の姿に気付いたテルくんは慌てて引き止め、無事だったことを喜びます。
ラベン博士曰くテルくんは『心配のし過ぎで夜も眠れなかった』らしいです。照れ隠しで『信じるなよ』と言われましたが、間違いなく事実でしょう。
それからテルくんはシマボシさんとラベン博士を呼びに行ってくれたのですが、多忙で手が離せないシマボシさんは外に出てこれなかったようです。
そして、シマボシさんが多忙な理由はデンボクさんの不在にありました。
二人の話を合わせると以下の通り。
・デンボクは警備隊と共にテンガン山へ向かい、自ら時空の裂け目とその向こうに見えたというポケモンの影を調査しようとしている
・テルが正門に居た理由は警備隊の代わりに門番を買って出たから
とにかく調査隊室、と言われたので主人公はシマボシさんの元へ。
有用な情報として湖の三匹と『あかいくさり』の説明をすると、シマボシさんからある命令を受けます。
聞きました!?
『再び調査隊の一員として』ですって!!
なんとぉ!
デンボクさんの不在をいいことに、シマボシさんはショウちゃんの復団を許してくれました!!!
シマボシさん~~~~;;
『テンガン山に赴き、あかいくさりにて事態を収めよ』という任務を受けたショウちゃんが正門に行くと、同行者に選んだ方の長が様子を見に来ます。
しかし、デンボクさんがテンガン山に行ってしまったことを知ったカイちゃんは『デンボクさんを止めないと!』と言い、先に出発してしまいました。
そんなカイちゃんと入れ替わるように現れたのはコトブキムラの青年と少女。
主人公の頑張りは村人たちに伝わっていたんですね……!
その後、村の少女からお礼を貰い、出発の時が訪れます。
出発前にシマボシさんが命じた内容はこの三つでした。
一つ 山頂ベースからシンオウ神殿に向かえ
二つ 『あかいくさり』にて事態を収めよ
三つ 無事に帰還せよ!
……それでは、天冠の山麓・山頂ベースに出発です。
ベースに着くとどこから主人公の復団を聞きつけたのかウォロさんが現れ、祝いの品をくれました。
その後、二人の長は山頂に向かっていること、自身も神殿の近くに行くことを伝えてベースを離れました。
ウォロさんと入れ替わる形でベースに現れたのはツバキ。
ツバキが世話を担当しているマルマインのキング場・迎月の戦場は山頂ベースの真横にある関係上、彼が一番『山頂に向かう人々』の姿を見ていたのでしょう。
マルマイン鎮静任務の頃と比べると主人公への態度が若干丸くなった気がする。
ツバキの応援を受けた主人公は山頂を目指して出発。
山頂に繋がる岩の門を進んでいると、中に居たのは……イモヅル亭のムベさん!?
『イモモチの人』という印象でしかなかったムベさんがいきなり物騒なことを言い出したので、流石の主人公も困り眉で『本気ですか?』『意味不明です』と言うしかありません。
そこでムベさんが明かしたのは『自分はデンボクの懐刀で、彼の邪魔をする者が現れたら始末する約束をしている』こと、彼自身もデンボクと同様に『安心して暮らせる新天地』を欲していること、そして――――
――――自身が忍びの者であること。
道理でイモモチを振る舞う料亭の店主が隠密行動用のアイテム(=めかくしだま)の作り方を知っていた訳だよ……!
めかくしだまで主人公の視界を遮っている隙に忍装束に着替えたムベさんは、デンボクさんとの約束を果たすべく主人公に戦いを挑んできます。
ここで忍装束に変わった&手持ちを見れたことで『ムベさんって店主モードだとサンヨウトリオ(特にデント)の先祖に見えてたけど、髪型と手持ち的(※四匹の中にサーナイトとエルレイドの両方を採用している)にミツルくんの先祖じゃねえか!』と思いました。
……ところで、一つだけ言わせてください。
忍者トレーナーがいるならテッカニン&ヌケニンとアギルダーとゲッコウガ(とそれらの進化前)も出せや!!!
絶対ムベさん(忍装束のすがた)に似合ってたでしょ!手持ちに入れてる姿を見てみたかったな……!
……話を戻して。
勝利すると、ムベさんは『勝てぬ相手を何度も狙うのは愚かな忍のすることだ』と素直に引き下がってくれます。
初対面のときに邪険にされたことを考えると、それなりに気に入られるまでに評価が上がってたのが地味に嬉しい。
そして、デンボクさんと同じ『ポケモンは恐ろしい生き物』という言葉を口にしたムベさんは、自分とデンボクには『暴れ狂うポケモンに故郷を焼かれただけでなく、同胞が幾人も命を落とした』過去があること、それ故にデンボクは『安心して暮らせる新天地』をヒスイに作ろうとしていることを主人公に明かしてくれました。
その後もムベさんはデンボクは『安心して暮らせる新天地』のためなら強硬手段も辞さないと思われること、もし本当に時空の裂け目からポケモンが現れたらデンボクは我を忘れてしまうかもしれないことを告げます。
最後に『貴様の力で助けてやれ』と後を託すようなことを言ってくれた辺り、ムベさんはデンボクさんの登頂が無茶な行為であることを悟っていたのでしょうか。
……実を言うと、主人公に追放処分を下したときのデンボクさんを『行き過ぎた正義感とトラウマで暴走している状態』と称した理由はここでムベさんに聞いた内容にありました。
ムベさんに託された願いを携え、岩の門を抜けるとそこはテンガン山の山頂。
その先に聳え立っていたのは、まだ槍の柱がその名を付けられる前の姿であるシンオウ神殿でした。
長の二人と合流した主人公は、『あかいくさり』をデンボクさんに渡すべく神殿へ。
※映っていませんが山頂にはウォロさんもいます。主人公たちより少し離れた場所で商売ついでに神殿の様子を見ていました。
追放以降の対面となるデンボクさんは服装こそ鎧兜に変わっていたものの、主人公に対する信頼の低さは変わっていませんでした。
すると、湖巡りの同行者に選んだ方の長がいつまでも主人公を疑い続けるデンボクさんを一喝します。
正直ここの言い合いはどちらの主張も理解できるものだったので、まさに『正義の反対は悪ではなく別の正義だ』と思いました。
そして、主人公側の正義を知ったデンボクさんは『異変の解決を担う者』の座を賭けた真剣勝負を持ちかけます。
経緯は違えど、テンガン山の山頂でギンガ団の長と戦う流れになるのはヒスイもシンオウも変わらないんですね……。
勝利を収めると、主人公を『真の強者』と認めたデンボクさんが今までの非礼を詫びて土下座しました。衷心=心の底なので、本気の謝罪であることが伺えます。
追放処分のときの一方的な責め立て具合からして自分の負けを認めずに暴走しないかこの人……と若干の不安を抱いていたので、素直に引き下がってくれて安心しました。
こうして正式に『あかいくさり』を使う役目を託されたショウちゃんは、山頂にやってくるであろうシンオウさまを止めるべく神殿に足を踏み入れることに。
古代の英雄に従ったとされるポケモンたちの像が立ち並ぶ先で待ち受けているものとは。正しい形で授けられた『あかいくさり』は何を成すのか……。
それらをこの目で確かめにいきましょう。
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……というところで今回の振り返りは終了です。
【メイン任務17:テンガン山の頂で】はまだ残っているのですが、シンオウさまと『あかいくさり』を巡る神殿の決戦部分は次のメイン任務と合わせてまとめたかったので一旦ここで切り上げることにしました。
次回でメインストーリーの振り返りは完走予定なので、⑤も今月中に投稿したいところですね……!
それでは、最後にオマケパートとして『追放中に気になった話』を一つ。
ギンガ団の調査隊ではなく疑惑の容疑者として追放された主人公はご丁寧に団員証を剥奪されているのですが、
※漂流直後~入団試験合格前のレポート画面もこれです。
【参考資料:入団試験合格以降及び復団後のレポート画面】
『追放前に受注していて達成報告が村の外で行われるサブ任務』や『受注~達成の流れを全て村の外で行えるサブ任務』に関しては追放中の身でも問題なく進められるんですよね。
実際、エイチ湖の試練を受けるために訪れた純白の凍土ではアローラロコンに関するサブ任務を進めていたのですが、主人公に依頼を持ち掛けたのはギンガ団の警備隊の人なんです。
サブ任務は解禁タイミングに条件はあれど受注も達成も任意で行えるのでメイン任務の進行に囚われない仕様なのでしょうが……禍々しく染め上がった空の下でギンガ団を追放された主人公が普通にサブ任務を進められる状況には『いや緊張感どこ行った!?村外の団員に追放処分の情報が行き渡ってないのは組織としてどうなんだ!?』とツッコみたくなりました。情報伝達に関しては時代設定的に遅延が生じていてもおかしくはありませんが……。
それはそれとしてアロコンちゃんかわいいねぇ~~~~~~💕💕💕💕💕💕
ここに来るまでショウちゃんにしんどいこと続きだったのでめちゃくちゃ癒されました。
ではでは!
| ・∇・)ノシ♪