皆さんおはこんばんにちは。
先日1周年にゲーム原案のノベライズが発表されたこともそうですが、それ以上に唐突(DLC同梱版パッケージ発売前日というフラグはありましたが)にDLC後編『藍の円盤』の配信日が決まって驚いた自分です。
12/14……果たしてどのような物語がブルーベリー学園(と恐らく終盤で再度赴くことになるであろうエリアゼロ)で待ち受けているのか、今から楽しみです!
そして、その前に前編の振り返り回は完結できるのか……というわけで、前編『碧の仮面』の振り返り第2回を始めていきますよー!
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【林間学校3日目:真の歴史と黄昏時の不穏】
《伝承の真実と不真実》
翌朝。公民館を出るとゼイユが居て昨日の出来事を改めて強く主人公に口封じしてきます。
そして『祖父なら村の伝承に詳しいから色々聞いてみよう』と言われたので、主人公は再び姉弟の家にお邪魔することになりました。
姉弟の家に着くと縁側に姉弟の祖父がおり、彼に話しかけてから少しすると家の中からスグリくんが出てきます。
スグリくんよ、ここで主人公に『最後の看板行く?』じゃなくて『昨日の夜何を言いかけたの?』と聞いていれば良かったのに……!
しかし、とことんスグリくんに『昨日会った鬼の話』を隠したいゼイユは強い口調で弟を追い払います。
だからそういう対応良くないって!
というかゼイユは昨日の口封じの理由の一つに『夜に山入っても困る』ってのを挙げてたんだから朝になれば少し柔和になっても良くない……?あと昨日『自分たちだけが鬼に会ったと知れば嫌な気持ちになるかも?』に『考えすぎ?』とも思えるなら今の自分の対応にこそその発想を至らせろよ。
そんな感じで姉に強く追いやられたスグリは『ねーちゃんばかりずるい』と言い返しつつ家から出ていきます。
いやだからそこで諦めずに残れよ!
そんなんだから『都合悪くなるとすぐ逃げる』って姉に思われるんだぞ!!でも言い返せるようになったのは『姉に頼ってばかりではなく一人でも頑張れるようになりたい』の第一歩だと思うよ!!!それを発揮する場面が昨晩ならもっと良かったけどな!!!!
というか主人公も昨日は自分が言いかけたことを強引に口止めされて今日はスグリをキツく追い払って……なゼイユに対して何かツッコもうよと思いましたが、出会って数日しか経ってない姉弟の間には首を突っ込めないって感じなんですかね。ゼイユの『口止め』と違ってスグリは主人公に『姉弟で揉めたとき自分の味方をしてほしい』と頼んでいるわけではないですし。
スグリが去った後、少しずつ釦が掛け違えていくことを感じつつ、姉弟の祖父に昨日拾った鬼の面を見せます。
ちなみにこの場面は『見せるアイテム』を自分のバッグから選択することになるので誤答でふざけることもできます。わざと違う物を見せるとゼイユが全力でツッコんでくれるぞ!
鬼の面を見せると姉弟の祖父は驚き、そのとき口にした言葉にゼイユは疑問を抱きます。
そんな孫娘の疑問に対し、祖父は『本当の歴史は逆である』ことを告げ、彼女と鬼改めオーガポンに出会った主人公に『我が家で代々受け継がれてきた本当の歴史』を話し始めるのであった――――。
〝はるか昔 キタカミの里に 異国の地より 男と鬼が 迷いこんできた
村の人々は 自分たちとは 違う 彼らの姿を 恐れ……
男と鬼を 自分たちの村に 近づけさせないように したそうだ
男と鬼は 村人たちに 歓迎されず 悲しんだが……
おたがいが いれば 幸せだったので 裏山の洞くつで つつましく 暮らし始めた
ただひとり 彼らを 不憫に思った 村の お面職人は……
男と鬼のため いくつも お面を 作ってあげた
男が 異国より 持ちこんだ 宝石を あしらった 光りかがやく 見事なお面
お面を かぶれば 素顔を 隠し 村人と なかよくできる
男と鬼は お面職人の 優しさに たいそう 喜び 感謝したそうだ
それから お面を かぶった 男と鬼は 村の祭りに こっそり 来るようになった
不思議な二人組の お面の 見事さは たちまち 評判になり
その噂は あっという間に 遠くの国々まで 知れ渡った
世にも めずらしい かがやくお面の 噂を 聞きつけたのであろうか……
数匹の 欲深いポケモンが キタカミの里に やってきた
ポケモンたちは 男と鬼の 住処へと 忍びこみ……
大事に しまわれていた お面を 奪いとろうとした
偶然 いあわせた 男が なんとか ひとつだけ お面を 守りきったが……
力及ばず 残り3つの お面は ポケモンたちに 奪われてしまった
数刻後 鬼が 洞くつへと 戻ると……
そこには 争った跡と 碧のお面だけが あった
鬼は 男を 探すためだろうか 碧のお面を かぶって 村に下りた
そして…… かがやくお面を かかげて 喜んでいる ポケモンたちを やっつけた
事情を 知らない 村人たちは 何が 起こったか わからず
ただただ 怒り狂う 鬼を 見て その姿を とても 恐れた
村人たちは 3匹のポケモンたちが 鬼から 村を 守ってくれたと 考え
親しみを こめて 彼らを ともっこと 呼び ていねいに 埋葬した
傷つき 悲しみに暮れた 鬼は ひとり 裏山の洞くつへと 帰っていった〟
『一族だけで口伝えてきた話』『他の村の者には教えてはならない真実の話』『決して口外してはいけない』とまーーーた主人公への『口封じ』が積み重なっていく話を祖父から聞き終えたゼイユは言い放ちます。
▼ ゼイユ の ドリルライナー !
あと『自分が留守中に大事なお面は取られて一緒にいた男は消えた』エピソードを持つオーガポンに対し『鬼さまに会ってみたいから夜にこっそり家へ行く』を繰り返してきたスグリくんは『そりゃ鬼さまに会えなくて当然だわ!』ってなるの本当さ……。
ところで欲深いポケモンたちは『数匹』やってきたはずなのに埋葬されたポケモンたちは『3匹』なのは何故でしょうねえ!?
あとごめんキタカミの里因習村じゃなかったな!
伝わっている話が逆転していることを知ったゼイユは感情の赴くままにそのことを口外しようとしましたが、それを祖父が話す前から引き続いて阻止。
強い口封じの理由は『当時のお面職人(姉弟の一族の先祖)も同じように村人に真実を説いて回ろうとしたが、相手にされなかったどころか異端者として迫害されたから』というものでした。やっぱり因習村では?
そういえば剣盾には『今まで信じてきた歴史を突然嘘呼ばわりされたからムカついて暴走した集団』が出てきてましたしね……。
良くも悪くも素直で直情的なゼイユは祖父の言葉を聞き、家から出ようとした足を止めます。
そして『子孫を守るため秘密裏に真実を伝えることを決めた先祖』の話を知ったゼイユは祖父に訊ねます。
ゼイユは『スグリは異常なほど鬼を好いている上、たまにオーガポンのことを知ったようにマウント取ってくる』のは既に真実の歴史を把握しているが故の態度では?と思ったようですが、祖父の答えは『まだ教えていない』とのこと。
しかし『よく分からないが、繊細な子だから何かを察していてもおかしくない』と思っているようです。
でもその『然るべきとき』は今だと思いますけどねえ!!!!
そして、より『口封じ』が解けなくなってしまった主人公である。
流石の主人公でも『友を想って軽率に真実を口外した結果、その友が故郷に居られなくなった』という結果になってしまえば『その責任は誰が取るのか?』ってなりますからね……。しかも主人公は『たまたまオーガポンと会ったから真実を聞かせてもらった』だけの余所者ですし。
それにしても、序盤のゼイユの『体調不良の人を待たせているのにその旨を伝えに来た人を足止めした』ことや二つ目の看板を見た後のスグリの『林間学校のオリエンテーリングで赴く必要の無い危険な場所に誘った』ことといい、碧の仮面のストーリーは『一歩間違えれば最悪の場合が起きかねないことに対してその態度は無責任すぎないか?』とつい考えてしまう描写が多いと思っていましたが、ここにきて主人公にも『一歩間違えれば最悪の場合が起きかねないこと』が直面するとは……。
でもこれ昨晩のゼイユが過保護発動して主人公を口止めしてなければ今日ここでスグリも鬼の真実を知れて良かったねってなったんじゃね?やっぱりあの姉弟は今すぐにでも腹割って本音話そう??
その後、見せてもらった鬼の面の一部が欠けていることに気付いた姉弟の祖父は『直せるかもしれないからお面を預けてほしい』と主人公に頼みます。
これにゼイユも『折角なら綺麗にして返してあげようよ!』と笑顔。
この辺りで確信しましたけど、初対面の印象が最悪+弟に対する思い込みが過保護の域に達しているのに心配の対象である弟への態度が粗暴なだけで根は悪い子じゃないんだよなゼイユさん……。
そして、この辺りでカメラが家の塀の外を映すように引いていき――――
―――――んなことだろうと思ったよ!
何度も言うがスグリくんはそこで逃げたり立ち止まらずに姉や主人公の元へ突き動いていれば良かったものを……!主人公を鬼さまの家に誘ったときの強引さはここで見せるべきだったぞ!?
一方、スグリが立ち聞きしていることなど露知らずなゼイユはこの態度。
スグリが『村のどっかでヒマでもつぶせる』ような子なら貴女に追いやられそうになってもここに居座ると思うんですが。
ここまで話すと姉弟の家でのイベントは一旦終了です。
オリエンテーリングを再開するため、桃沢商店の前にいるスグリくんに話しかけましょう。
……ここの主人公の選択肢、口外禁止を守るため(もっと言うとスグリたちの一族が再度迫害されないため)に悩んだ末の二択って感じですよね。
それを聞いたスグリくんは『……そうなんだ』と含みのある返事をし、三つ目の看板が『楽土の荒れ地』というスイリョクタウンからは遠めの場所にあることを教えます。
『行こっか』と言われた主人公はその通りに出発しますが……。
……あのさあスグリくん。
自分が傷ついたからって主人公のこと『嘘つき』呼ばわりしたけど、おじいちゃんの話を立ち聞きしてたんなら『先祖が鬼の真実を伝えようとしたけど異端者として迫害されたから子孫を守るために秘密裏に伝えることを決めた』件も聞いてたはずだよな!?
それなら主人公が『自分たちの家族が迫害されないために祖父から言われた口外禁止の約束を守っている』って考えに至りませんかねえ!?
とっくの昔に死んだ先祖の想いより今を生きる自分の気持ちの方が大事ってか!?!?
いやまあ『主人公が先祖の想いを汲み取ったことを理解しろ』を『傷付いたことは事実である』子供に求めるのは酷なのは分かってるけどさあ……。やるせなさすぎて本当もう……。
まさに『願いが仇となり奪い取られた幸い』ってやつだわこれ……。お願い、ねえ助けてドータクン……。
《🪧看板3つ目🪧》
暗雲立ち込める中、主人公は三つ目の看板がある楽土の荒れ地に到着。
ここでスグリくんが『看板を読む前にちょっと勝負してほしい』と頼んでくるので、三度目のスグリ戦に突入します。
しかし、この勝負~終了後のスグリくん、終始不穏なんですよね。
勝利に対して貪欲なだけならまだいいんですが、どうも『自己の弱さを責めている』感が強すぎて……。
そんな彼の様子に主人公も困り顔。
まあこれに関しては主人公も強い口封じを受けたことによる罪悪感があるんだろうなと思いますが……。
そんな気まずい雰囲気の中で二人は課題を進めます。
三つ目の看板の内容を読みましょう。
〝黄昏時 村の外で 向こうから 歩いてくる影が あったなら 気をつけよ
すぐさま お面を かぶって みずからの顔を 隠しなされ
さすれば 影が 人であれ 鬼であれ お面同士 会釈して 通り過ぎるのみ
もし お面を 持たざるとき あれば 影が 人であることを 願いなされ
その影 人であれば よし 二度と お面 忘れるべからず
その影が 鬼であれば 最期 真の面を 覗きこまれたなら
その者 魂を 抜きとられ 二度と 村へは 帰れぬだろう〟
……あの、三つ目の看板だけ内容の雰囲気違いすぎません?これ本当に『同じ鬼の逸話』なんですか?
だってオーガポンに『顔を見た相手の魂を抜き取る』みたいな能力無いですよ?身に着けた仮面の能力を引き出して戦う力はありますけど……。
上述のおじいちゃんの話の『数匹』と『3匹』の違いといい、なーんか最低でもあと1匹は『逸話持ちの別のポケモン』が存在してそうですよね。それも『ともっこ』と『鬼』の両方と関係性がありそうな……前編新規ポケモンで『桃太郎』ポジションに収まっているポケモンだけが出来過ぎているレベルで空白ですし……ね?
これでお前とも縁が出来そう
看板を見た後、スグリくんは自身がお面職人の家系であることを主人公に明かします。
自分が職人の子孫であることを存じてるなら立ち聞きした話に出てくる『お面職人』の気持ちも汲もうぜ!?
そして突き付けられるどう足掻いても釦の掛け違いが悪化する一方である事実!
▶そうだね と同意しても、
▶ごめん…… と謝ってもアカンやつだこれーーーー!!!!
でも結果的にスグリくんを『のけ者』にする形にはなってしまったとはいえ、そもそも君が昨夜の時点で『どうせ悪口言ってたんだろ』と引き返さず主人公に『さっきは何を言いかけたんだ?』って聞けば良かった話だと思うぞ!?それか今朝ゼイユに追い払われそうになっても反抗してその場に居続けるとかさ!!
『聞き返す』勇気も『居座る』勇気も発揮せず自分から『のけ者にされずに済んだ可能性』から逃げ出しといて『のけ者にされた』は流石に責任転嫁が過ぎると思うぜスグリくん。状況的に君が100%悪いわけじゃないのは分かってるけども。
そんな状況でも課題の写真撮影は忘れない二人は偉いと思います。
これにて林間学校3日目は終了です。
主人公&スグリのペアは課題を終えることが出来ましたが、林間学校はまだ続きます。
【林間学校4日目①:お面を巡って東奔西走!<前編>】
《てらす池の結晶と不審な貴女》
翌朝。ゼイユとペアを組んだアカデミーの男子生徒が彼女からの伝言を主人公に告げます。ゼイユはスマホロトムを持ってるのに主人公と番号交換しなかったのね……?
そして彼の通称が『伝言係くん』で確定した瞬間である。
伝言通り姉弟の家に行くと、彼らの祖父とゼイユの二人からオーガポンのお面を完全修復するためにはてらす池に沈んでいる『けっしょうのかけら』が必要であることを聞かされました。
ミッション『けっしょうのかけらを入手せよ!』開始ですねわかりまs(ry
ところでゼイユさんよ。オーガポンに対するその優しさを、
もう少しスグリくんにも見せてやったらどうですかね!?
実弟だからって粗暴に扱っていい理由にはならないと思いますよ!?
これこの二人が歳の近い(どれだけ多く見積もっても±3歳程度に収まってそうな)姉弟だからってのも理由なんですかね……。姉弟にもう少し年齢差があれば(最低でも±5~6歳ぐらい?)態度も変わっていたのでしょうか。
そのスグリくんは『昨日からなんかへそ曲げてる(byゼイユ)』『夕飯も食べずに部屋に籠っていた(by祖父)』とのことですし……。
でも飯は三食ちゃんと食えスグリくん。空腹だと余計に思考回路が悪循環に陥ると思うぞ。
そしてゼイユさん、この期に及んでまだ主人公に『余所者は里に入ってくるな』ムーブですか!?初対面と比べたらマイルドになってますし『あんたならいいわ』って言ってくれましたけど……。
……もしや、オーガポンとの遭遇を経てある程度交流が進んだ主人公に対して『あんたならいい』と柔和になれる辺り初対面の『余所者は町に入れてあげない』も意地悪とかじゃなくて『純粋に知らない人間が故郷に来てほしくなかった』だけ?
地元愛がつよつよなのは良いことですけど、初手のその態度は誤解を招くだけなのでやめた方が良いと思いますよゼイユさん。
つかこれ主人公がその後ゼイユに吹っかけられた勝負に乗るような子だったから良かったものの、『余所者は入れてあげない』と言われた主人公が『そうですか』とあっさり引き返してブライア先生に『おたくの学校の制服を着た生徒がスイリョクタウンへの立ち入りを認めてくれなかったので公民館に行けませんでした。勿論皆の到着と体調不良くんのことの連絡も出来ていません』と報告してたら間違いなくアカデミー組→ブルべ組の印象が最悪な状態で林間学校が始まってたぞ……。
そんなこんなでてらす池に到着。てらす池はBGMも相まって綺麗だけど何処か恐ろしい縮小版エリアゼロのような場所でした。
いや明らかに厄ネタの布石だろそれ。
そしててらす池=縮小版エリアゼロなら絶対ヤバいやつ出てくるやつだろ各観測ユニット前のような……
ほら見たことか!!ほら見たことか!!
(第3観測ユニット前のボタンちゃんのこの台詞めっちゃ好きです)
直前のゼイユが主人公を飛び込ませようとしたことや、ゼイユが実はカナヅチだと判明したことが吹っ飛ぶような勢いでミロカロスが登場。
構図も完全にホームウェイの共闘パートじゃねえか!
というわけで、ゼイユと組んでてらす池のミロカロスに挑みます。
ゼイユとはこの後も共闘するパートがあるのですが、味方にすると結構頼もしいんですよね彼女。何なら本人も主人公にそう言ってますし。
戦闘が終わると陸に上がったミロカロスと共に落ちてきたらしい『けっしょうのかけら』を入手することが出来ます。
それ以上にこの前にゼイユが言ってた『さっきみたいなのがたまに出てくる』が気になりすぎる件。あのミロカロスみたいなのが池から出てきたとき里の人間は対処できるのか……?
閑話休題。『けっしょうのかけら』の回収が終わるとてらす池にブライア先生が現れます。
そういや出発前に『キタカミの里ではパルデア地方のテラスタル現象と同じエネルギーが検出されている』って言ってましたけどそういうことだったんですね!?
ところで
・オーガポンのお面の修復には『けっしょうのかけら』が必要
・お面職人が男とオーガポンに贈ったお面には『男が異国より持ち込んだ宝石』があしらわれている
・『けっしょうのかけら』の元となる結晶が沈んでいるてらす池の水はテラスタルエネルギーと同じ波長を持っている
という情報を照らし合わせると『男が異国より持ち込んだ宝石=テラスタルの結晶』ということになりませんか!?
そうなると『かつて男がいた異国=パルデア地方』ということに……?でも、今のパルデア地方にオーガポンと同じ種族のポケモンは見当たらないような……。
その後、お面修復のために急いでいる+あまり地元の人以外にはてらす池に来てほしくないゼイユはブライア先生の話をあっさり聞き流して帰っていきましたが、プレイヤーとしては『パルデア地方の外でテラスタル現象を確立させようとする』ブライア先生をこの場に放置したくねええええ!!!!
やっぱこの人後編のラスボスだろ。
これがポケモンじゃなかったら深淵に近付きすぎて発狂するか調査対象に斃されるタイプの人っぽいしな。
《溢れ出す闇と蘇る毒》
ブライア先生は一旦置いておいて再び姉弟の家へGO
しかし、修復するはずのお面がスグリくんに持ち出されてしまったようです。
お面を持ったスグリくんはともっこプラザに行ったとのことなので、主人公とゼイユはともっこプラザへ。
すると、昨日立ち聞きした祖父の話を持ち出したスグリくんが姉と主人公に怒りの感情をむき出しにしてきます。
……ま、まあ、鬼さまへの感情移入が相当あったスグリくんが逸話の真偽・善悪の逆転に関してブチギレるのは別にいいんよ。
でもそっちはあの場でお前が主人公に『姉に妨害された会話の内容』を聞き返せば未遂で済んだ可能性があっただろーが!
しかも翌朝にも『聞き直せるチャンス』はあったのに自分から二度も逃げておいてそれは八つ当たりが過ぎるだろ!
あとゼイユだって拗れてからようやく謝罪の言葉が出たけど、そもそもアンタが『自分たちだけが鬼と会ったと知れば鬼好きのスグリは嫌な気持ちになるかも』という自分の勝手な思い込みで先走って主人公に最初の『口封じ』を行ったんだよな!?その理由に『鬼を追いかけて夜の山に入られても困る』って付け加えて!
だったら『隠し続けたらもっと嫌な気持ちになるかも』って思えよ!
翌朝になってもスグリをキッツイ言い方で追い払うんじゃなくて『実は昨日こんなことがあったけどこういう理由で話せなかった』と打ち明けて祖父の話に同席させるとかすれば良かっただろうが!!
主人公……は流石に祖父からの口封じ以降は『アカデミーの生徒の不用意な発言のせいで林間学校の行き先の家族が村八分されました!』となる可能性がある以上難しいかもしれませんけど、最初の『鬼がいた!』をゼイユに邪魔されたときに対抗して大声で言い直して意地でもスグリに鬼との遭遇の事実を伝えておけば良かったと思うぞ!
それか、スグリが立ち去ってからゼイユが話しかけるまでの間に速攻でスグリを追いかけて『さっきは悪口を言ってたんじゃなくてこれを話したかった』とスグリの思い込みを訂正しに行くか……。
ま、こう感じるのはプレイヤーが神の視点で一連の流れを見ているからで、実際の彼らの視点で考えると拗れに拗れまくるのもこういった発言になるのも仕方ないんでしょうけどね!!!
とてもつらい。
流石のゼイユも『なんか変だよ』と不安視するレベルで暴走しているスグリくんは『主人公が勝ったらお面は返す』という条件で勝負を仕掛けてきます。
というわけで、四度目のスグリ戦開始です。
まだ戦闘開始モーションの瞳にハイライトが残っています。
ちなみに、スグリ戦④は自分のポケモンの攻撃が相手のポケモンの急所に当たったときに以下の台詞が出るのですが、それがとても印象深かったので紹介します。
メタ的に『物語(このゲーム)の主人公』である彼/彼女にそれ言うんだ!?
いやマジで衝撃的過ぎたわこの台詞……。ゲーム内の主人公自身の受け取り方はまた違うんでしょうけど、プレイヤーとしてはかなりドキッとしましたね……。
勝利後、まるで発狂したかのように叫び出したスグリくんはそのままの勢いでともっこ像を囲う石の塀を殴ります。
おいちょっと待て拳から紫のモヤ発生してねえか!?
これ目の前にいるスグリくんはれっきとした『本人』なんですよね!?三つ目の看板に『魂が抜きとられる』話が出たのを踏まえた上で目の前にいる彼は『魂が抜きとられたスグリの肉体に入り込んだナニカ』だったりしませんよね!?!?
やはりキタカミの里の因襲村説は消えていないのか……?
一応この後石造りの塀を殴った痛みで正気に戻った?のかスグリくんは約束通りオーガポンのお面を返してくれましたが……。
しかし、スグリくんは『鬼さまによろしくな』とだけ言い残し、ゼイユが言いかけた謝罪には耳を貸すことなく帰ってしまいました。
まあ、これに関してはゼイユが今までスグリを粗暴に扱ってきたツケが回ってきたんだろうな……って感じで正直残当といった印象なのですが。
そして、ここで遂に本作初の『主人公の性別選択に応じて内容がガッツリ変わる会話』が登場します。
▶主人公にハルトが素体の容姿を選択した場合
▶主人公にアオイが素体の容姿を選択した場合
自分はメインロムの主人公をアオイちゃんでプレイしているので最初『なんか怖くない?』を見たとき『これ主人公がハルトくんの場合でも同じ台詞になったら違和感発生しない?』と思ったのですが、まさか相手が男主人公か女主人公かでゼイユの台詞が変わっていたとは……。
SVは『第三者からの呼ばれ方』ぐらいでしか主人公の性別による台詞分岐が発生せず、それもごく少数の場面*1でしか見られないものだったので、この分岐はかなり衝撃的でしたね。
ところでゼイユは弟の変貌を『思春期』の一言で済ませていいのだろうか……?
などと考えていると、ともっこ像の方から音が聞こえてきます。
あれ、何か三匹の像が光って――――
おいここガラル地方じゃねえぞ!?
主人公とゼイユの目の前で立ち上がったマックスレイドバトルのレア柱紫の光の柱がともっこ像をぶち抜き、土煙の中から三つの影が現れます。
やがてその土煙が晴れ、姿を現したのはマシマシラ・イイネイヌ・キチキギス!!!
いやお前ら伝承でも真実の歴史でも『埋葬された=死んだ』ことになってたよな!?
\ナンデナンデ!?!?!?/まさか、スグリくんが塀を殴ったときに出た紫のモヤの影響……?
突然目の前に現れた三匹を見て主人公もゼイユも驚くが、三匹は二人を余所に作戦会議。
その後、次の行動指針が決まった三匹は揃ってキタカミセンターの方に進み始めました。
……蘇って最初にやった作戦会議とか絶対ロクでもないこと考えてるやつだろ!
一方、三匹が作戦会議の後に走り去る様を見た二人は『あの三匹=昔話のともっこ』だと理解し、キタカミセンターまで追いかけることを決めます。
そしてここで確信します。前編のストーリーは『スグリとの交流(林間学校の課題としてキタカミの里を巡る)』ではなく『ゼイユとの交流(林間学校の課題ではないオーガポンとともっこ関連の理由でキタカミの里を巡る)』がメインであったということを。
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……今回は以上です!
林間学校4日目パートが一番前編ストーリーで長い一日になったので、ともっこたちの行方を追いかける以降は次回の振り返りでお送り致します。
あと、今回の随所でゼイユ・スグリの言動に対するツッコミが厳しいものになってすみません。
今回は『ストーリー展開の都合で主人公が嘘つきにならざるを得ない』ことを理解していますし、後編ではちゃんと解決してくれると信じているんですが、どうしてもその過程でモヤモヤが生じてしまいまして……。
それにしても、掛け違えた釦が難しくなりすぎて頭を抱えているうp主の癒しはもうキタカミの里にいるロコンちゃんだけですよ……。色んな建物の屋根の上にいるのカワイイカワイイネ
だから頼む、どうか後編は全てのモヤモヤをスッキリ晴らして終わってくれ!
そしてホームウェイ組、キタカミ姉弟と一緒にDLCのラスボスまあ間違いなくブライア先生でしょうをふっ飛ばさせてくれ!!
……以上!
最後は恒例のオマケ話をして、今回の記事を締めさせて頂きます。
【🌳オマケ①🚊】
遂に過去作のサファリ・大湿原に出現するポケモン及びその進化系・派生種を揃えることが出来ましたー!!!!
・捕獲で使用したソフト:ルビサファ、エメラルド、FRLG、ダイパ、プラチナ、HGSS、BDSP
・派生種の孵化や進化で使用したソフト:USUM、剣盾、BDSP、レジェアル、SV
なので、かなり幅広いソフトを渡り歩きましたね……。
まあ大半はHGSSのサファリに出現するポケモンだったのですが。ギミックが凝っている分出現するポケモンも群を抜いて多かったので。
各ソフトで一番入手に苦戦したポケモンを挙げると
FRLG→ラッキー(とはいえ出現率1%組は総じてキツかったが)
RS・E→ヘラクロス(強いて言うならダート自転車に乗り換えるのが面倒だった)
DP・Pt・BDSP→ゴクリン(日替わり出現組で一番出てこなかった)
HGSS→メタング(捕捉率で地獄を見た。単純な日数だけならフカマル)
ですかね。
でも、そんな苦労があったからこそ『過去作の施設を使ってサファリボールに入れられるポケモンを揃える』という目標を達成出来たことに対する喜びはひとしおでした!
……ということで、一つの大きな目標をやり遂げた自分から一言。
藍の円盤では是非サファリボールとコンペボールを復活させてください!!
あとついでにパークボールの一般ボール化を何卒……!
それとガンテツ・ドリーム・ウルトラボールの入手緩和も頼みます
【🔎オマケ②☕】
帰ってきた名探偵ピカチュウ完走しました!
映画とはまた違う結末を辿った物語でしたが、無事ハッピーエンドを迎えられて良かったです!
今作では住民からのプチ依頼も受注できるようになっていたこともあり、個人的には『ミステリーが主題となったポケモンレンジャー』をプレイしているような感覚に陥ってましたね。
あと、3DS版には無かった『ポケモンの力を借りて問題解決』パートも凄く楽しかったです。特にレントラーの透視能力を生かすのは何処かでやってみたい!と思っていたので……!
ちなみにこのパートの間のみポケモンたちと直接会話できるようになるので、そこは『ミステリーが主題となったポケモン不思議のダンジョン』をプレイしているような感覚になりました。
やっぱライムシティ住んでみてえ~~~~!!!!
ではでは!
| ・∇・)ノシ♪