皆さんおはこんばんにちは。
メインストーリーに残った謎があるのでSVのDLCはほぼ確実に来ると思っているのですが、一体どのような新情報が公開されるのか……。
個人的にはそろそろポケモンスリープとSwitch版名探偵ピカチュウの続報が来てほしいところです。あと毎回言ってますが、超絶願望枠でポケモンレンジャーシリーズのリメイクor新作を何卒……!
さて、そんな中お送りするパルデア冒険レポートシリーズももう終盤。
メインストーリー最後を飾る道、ザ・ホームウェイの振り返り前編を開始します!
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【そして始まる真ルート】
チャンピオンロード、スターダスト★ストリート、レジェンドルートをクリアするとペパーからゼロゲートの位置情報を教えてもらえるのでそちらへ向かいます。
ゼロゲートはチャンプルタウンから飛ぶのが一番早いのですが、一体何故この場所に研究施設を建てたのでしょうか……?
また、このときペパーから『コライドン/ミライドンはエリアゼロが生まれた場所?らしい』ということ、助っ人として呼んだ二人は既にゼロゲートで待っていることを聞きます。
そして、主人公とペパーがゼロゲートに向かって歩き出したところでルートタイトルが表示。やはり最終ルートはRGBが交わった白い枠か……。
【いざ突入エリアゼロ!】
薄暗い室内に入るとネモがウキウキ状態で待っていました。
本当にキミはそういうところブレないな……まあその明るさにこの後の道中で救われることになるのですが。
ちなみに室内が薄暗かった理由は省電力モードになっていたからだそうです。
こちらに関しては先に到着していたボタンがハッキングで強制敵に解除してくれました。
ボタンはスターダスト★ストリートの締めの会話で『ハルト/アオイが困ったときは今度はうちが助ける』と宣言していた通り秒で来てくれたそうです。嬉しい。
あとネモは序盤で見た『イーブイバッグがもっふもふの子』のことをきちんと覚えていた様子。ちなみにボタンのイーブイバッグは設定資料によるとゲーセンの景品とのこと。パルデア地方にゲーセンあるんだ……?
ガラル帰省中に獲得したorオンラインクレーンを活用した可能性もあるでしょうが。
さて、全員と顔合わせが済んだところで今度はペパーが自己紹介を始めようとするのですが……。
だから空気読んでよアンタら!?
ニッコニコで息子さんが自己紹介始めようとしてたんですけど??
しかもペパーが助っ人二人のことを話したわけでもないのに学籍番号把握してるし……。
ちなみに主人公の学籍番号は校長室で話した際に把握済みであることが分かっています。一体何処から仕入れたんですかその情報……。
あ、学籍番号に関しては歴史の授業でレホール先生から『アカデミーは創立805年』だと教えてもらえるので、恐らく
805C393(主人公:今年度の転入生)
805C001(ネモ:今年度の新入生)
803B121(ボタン:1年半前の時点で在席しており休学が明けた生徒)
のうち左の3桁はアカデミー何期生かを示す数字だと思われます。
また、真ん中の英字は総合コースの主人公とネモがCで共通、理系コースのボタンがBと違うものになっているので恐らく文理総合のコースを示しているものだと思います。これに関しては文系コースのペパーの学籍番号も判明していれば確定と言えたのですが……。
そして、右の3桁に関しては……正直推測しようがないので完全に想像なのですが、何期生のうち何番目の生徒かを示す数字ではないでしょうか。主人公は転入生なので同期生のネモとかなり数字が離れていてもおかしくないでしょうし……。
話は戻して。ペパーの自己紹介に割り込んだ博士は息子の『母ちゃん/父ちゃん』という呼びかけには答えず、主人公たちに『下の部屋に降りてパルデアの大穴に入ってきてほしい』と急かすような声をかけてきます。
本人かどうか疑っているとはいえ、母ちゃん/父ちゃんにスルーされたペパーはこの表情。というか博士はとことんペパーに対して他人行儀な態度を取ってるんですよね……。
さて、博士に言われた通り下の階に向かうと博士が遠隔操作で降下ゲートを解放してくれます。
いやちょっと待て全員まだ成長半ばな子供とはいえコライドン/ミライドンに四人乗りして大丈夫なんですか!?
それでも強引に話を進める博士!
恐怖よりも強いポケモンと戦う楽しみが勝るネモ!
そんな彼女の様子にツッコむボタン!
複雑な心境ながらも行くことを決意したペパー!
腹を括った主人公!
……仕方ねえ。
滑空でエリアゼロに乗り込んでやらぁ!
ただ、肝心のコライドン/ミライドンは怖気づいている様子。
そんなコライドン/ミライドンにペパーは『高くてビビってんだろ』と発破をかけながら乗り込み、続けてネモが『皆で飛べば怖くないよ』と、ボタンが『……意味わからん』と言って次々とコライドン/ミライドンの背中に乗っていきます。
そして、最後にペパーが主人公に手を差し伸べるので、彼の手を取って飛び込めエリアゼロ!
勢いのまま一行は降下!!
ここのムービーめちゃくちゃ青春してる感じがしてて好きだ~~~~!!!!
……というわけで、美しい景色とBGMの不気味さがミスマッチな立入禁止区域、パルデアの大穴ことエリアゼロに到着です。
さっきまでいたゼロゲートがあんな上空に……。
そして、地面に降り立つなりコライドン/ミライドンは自らボールに戻ってしまい、これ以降最深部に到着するまで出てくることはありません。
メタ的に考えると友達の三人が同行者にいるからでしょうが、この自発的ボール退避が理由でザ・ホームウェイのストーリー道中ではライドが使えなくなっています。
この後先にエリアゼロの探索を始めていたネモが合流し、博士からの通信が入ります。
……ところで博士ってこんな機械的な敬語で話す人でしたっけ?
さて、ここから一行は博士が待つエリアゼロ最深部の研究施設・ゼロラボに向かうことになるのですが、ゼロラボには外部から四つのロックがかけられているため道中四か所にある観測ユニットでラボのロックを解除してほしいと頼まれました。
灯台研究所といい、また自分で鍵を開けられないってどういうことですか博士……。
そんなエリアゼロ道中は各観測ユニットでゼロラボのロックを解除するまでに
文字送りが自動で進む会話パート①
→ひたすら進む
→文字送りが自動で進む会話パート②
→ひたすら進む
→観測ユニット前の会話&戦闘イベント
→観測ユニット内の会話&ゼロラボのロック解除
という流れが発生します。
一部違う流れになるパートはあれど、基本はこの通りです。
というわけで、ここから先の道中はこの流れに沿って振り返ります。
※台詞まとめは自動進行パートのみになります。
【ミッション:4つのロックを解除せよ!道中はまだギスギスモード?】
《会話パート①:降下地点発~第1観測ユニット着》
ペパーの事情など知る由もないボタンが無自覚にペパーの地雷を踏んでしまいギスギスしているところをネモが仲裁します。
ボタン:ここが パルデアの大穴 その中の…… エリアゼロ……
教科書の挿絵で 見るより なんか すご……
ネモ :普通 入れないもんねー
あれ……? そういえば コライドン/ミライドンは?
ペパー:……なんか ビビって ボールに 戻った
ネモ :えー 心配だね
ボタン:もしかして あの子 いないと 上に 戻れん?
ペパー:いや 前 来たときは……
そらとぶタクシーに 泣き入れて 来てもらった
ボタン:下に 博士いるなら たよれば よかったじゃん? 仲 悪いん?
ペパー:うっせえな…… オマエ 調子乗んなよ
ボタン:は? オマエって 言うな 何 キレてんの?
ネモ :もー せっかくの 大冒険 楽しく しようよっ!
《会話パート②:降下地点発~第1観測ユニット着》
三人それぞれが主人公との友情エピソードを披露します。ペパーの友情マウントが可愛いと思う反面、後になって明かされた話と照らし合わせると『自分と主人公の友情が一番であってほしい』という切実な願いもあったのかな……と思ってしまいます。
ネモ :ボタンって ハルト/アオイと どういう関係 なのー?
ボタン:え? んと 助けてもらった……
友達とか 学校とか…… いろいろ 大変だったん
そんなとき たよりに なってくれた 恩人……
ネモ :へー! ジムも 行きつつ ハルト/アオイ すごいね!
ボタン:そういう…… あなたは?
ネモ :わたし 同じクラス! 家も ご近所なんだよ!
チャンピオン 目指そって 言ったら チャンピオンに なってくれたんだー
ボタン:何それ ヤバ……
ペパー:いや オマエらさ
オレと ハルト/アオイの 友情物語に くらべたら……
全然 まだまだだぜ!
ボタン:聞いてない…… ってか マウント とんなし
ネモ :アハハ! みんな ハルト/アオイと なかよし なんだねー!
《会話&戦闘:第1観測ユニット前》
ペパーとボタンがギスギスモード継続の中、第1観測ユニットに到着。
満足ナゲットって言い間違いがかわいい。
そんな第1満足ナゲット観測ユニットの前ではネモとタッグを組み、野生のキラフロルと戦います。
ところで進化前(キラーメ)なら大穴の外でも出現するのに、わざわざエリアゼロのキラフロルを見て『トップのポケモン』と言及されてる辺り、トップことオモダカさんはエリアゼロに何かしらの形で関与していた過去があったりするのでしょうか……?
《会話&ロック解除:第1観測ユニット》
到着後の会話では博士から観測ユニットは87年前に作られた施設だと教えてもらえます。
一番最初の観測ユニットということもあり、ここでの会話イベントは他と比べてあっさり終わります。強いて言うならペパーが博士に抱いている偽者疑惑が加速している描写があるぐらいでしょうか。
ちなみに各観測ユニットは一度入るとロック解除を実行するまで出られなくなるのですが、第1観測ユニットではネモが引き止め役になっています。
あとバイオレット🍇の完全初見プレイ時は気付かなかったんですが、この時点でゼロゲートと各観測ユニットのワープパネル(※画面右側にある緑の六角形の床)は使えるようになってたんですね。流石に未到達の観測ユニットをワープ先に選ぶことは不可能でしたが、てっきりED後まで機能しないものだと思っていたので驚きました。
【打ち解けの兆しと治療不可な怪我の謎、そして……古代/未来のポケモン!?】
《会話パート①:第1観測ユニット発~第2観測ユニット着》
上でも少し書きましたが、この時点でのボタンがペパーの事情を知っているはずもないので無自覚に地雷を踏んでしまうのは仕方ないことだと思うんですよね。言われた側のペパーも不機嫌になって反発的な態度を取っていましたし。
でも、ここでペパーがきちんと事情を明かしたことでボタンも自分の言動を反省し、二人は無事に打ち解けることが出来ました。
ペパー:……オレ 人生で 母ちゃん/父ちゃんと 会ったこと あんま なくてさ
ボタン:突然の 自分語り どうした?
ネモ :ボタン! シッ!
ペパー:……研究で 忙しくて 全然 帰ってこないし
料理も 洗濯も 自分で して
マフィティフだけが 話し相手 だった
ボタン:…………
ペパー:だから 実の親のこと 全然 知らねえんだ
オレの母ちゃん/父ちゃん すごいんだって
誇らしい気持ちで ごまかしてたけど
すごくなくてもさ…… やっぱ 一緒に いてほしかった
最近じゃ テレビのニュースとか ネットの記事でしか 顔見てない
たまに 来てた メールも ここ数年 音信不通……
それなのに 急に エリアゼロに 来てくれ! ……だと!
つくづくさ 変な家族だよなー
ボタン:や そんなん…… ……人それぞれ だし
…………さっきは ゴメン ずけずけと 言い過ぎた
ペパー:オレも 感じ 悪かった すまん…… えっと……
ボタン:名前 ボタン
ペパー:オマエって…… いいヤツだよな ボタン!
ボタン:ふふ…… オマエ やめろし
ネモ :うむ うむ!
《会話パート②:第1観測ユニット発~第2観測ユニット着》
ここではマフィティフに大怪我を負わせたポケモンの話が出るのですが、その説明がバージョン🍊🍇によって異なります。
そして隠し切れないネモちゃんの戦闘狂描写。道中は彼女の明るさに救われたのは事実ですけど、ここの発言に関しては不謹慎ってツッコまれるのもしゃーないですよ。
ペパー:昔 母ちゃん/父ちゃんに 会おうとして パルデアの大穴に 来たとき……
このあたりで 見たことない生き物に 襲われたんだ
ネモ :え! どんなポケモン!?
ペパー:あれは ポケモンってより もっと
凶暴で 荒々しい……/鉄っぽい 機械みてえな……
ネモ :ちょっぴり ワイルドめな/メカメカしい ポケモンなんじゃないの?
ペパー:いや 全然 違えから! もう 生物として 別物!
マフィティフも ソイツに やられて 大怪我したんだ!
二度と 見たくねえ ヤバいやつ なんだよ……
ネモ :そんなに 強いんだ…… はやく 会いたいね!
ペパー:……言うと 思った
ボタン:たまに 不謹慎なとこ ある
《会話&戦闘:第2観測ユニット前》
第2観測ユニットの前ではネモが意外にも体力が無いことが判明した後、
ボタンがスカーレット🍊ではプリン、バイオレット🍇ではデリバードのようなポケモンに気付いて『かわいい』と近寄ろうとします。
しかしここはエリアゼロ。目の前を横切ったプリン/デリバードが『外で見かけるポケモン』なはずもなく……。
スカーレット🍊ではプリンによく似たサケブシッポと、バイオレット🍇ではデリバードによく似たテツノツツミが襲い掛かってくるので、ボタンとタッグを組んで戦うことになりました。
正直ここのイベントの不気味さはバイオレットが圧勝だと思います。
完全初見補正が無くてもテツノツツミの方が怖いと思っただろうな……。
《会話&ロック解除:第2観測ユニット》
外でプリンにしてはなんか荒々しい/デリバードにしてはなんかメカメカしいポケモンを見た一行は『エリアゼロのポケモンって何?』という疑問を抱きます。
ここでペパーは博士から持ってくるように言われたスカーレット/バイオレットブックを開き、先程のポケモンは『エリアゼロの怪物』ではないかと言いました。
それじゃあエリアゼロのポケモンは普通のポケモンじゃない……?
そう思ったところに博士からの通信が入り、エリアゼロのポケモンは『今よりはるか古代/未来のポケモンであり、ゼロラボにあるタイムマシンで呼び出された存在』であることを明かします。
……荒々しい姿の古代ポケモンは現実の古代生物の特徴を踏まえると『ポケモン世界でも古代生物はそんな感じなのか』と納得することが出来るんですよ。
でもあのメカメカしい未来ポケモンは一体何ですか?様々な作品で将来的な自然エネルギーの枯渇が示唆されている世界で未来のポケモンはメカメカしくなるということですか??ちょっとそこんとこ説明してくださいよフトゥー博士!!!
(脳裏を過るハウオリシティの環境悪化と惑星移住のIFを描いたウルトラビルディング、ローズが危惧した1000年後、アプライトが闇の結晶のエネルギー転用研究に没頭した理由)(自然エネルギーの枯渇示唆描写があまりにも多いのでポケモン世界は『自然エネルギーがかなり危うい状況でありながら〝ポケモンという不思議生物のエネルギー〟があるためギリギリ成り立っている』疑惑が拭えないんですよマジで)
しかも灯台研究所に続いてまーーーーたこの人『その生涯をかけて』と『博士の研究成果』を他人のものであるように話してるし!!!
あと『タイムマシンは人間ほどの質量だと帰ってこれない』ことはどうやって証明したんですか!?
まさか共同研究者に転送実験で帰ってこれなくなった人がいる……なんてことないですよね……?
第2観測ユニットでロック解除を実行するとペパーから博士のスカーレット/バイオレットブックが託されます。
ここで本を託すときのペパーの台詞で胸が痛くなるんですよね……。
『アイツに期待されてないオレなんかよりも』って二回も自己否定が入ってるんですよ……。こんなの『手に入れた!』って感嘆符付けて受け取るものじゃないですって!
博士も自分の息子さんにそんなこと言わせないでくださいよ!!
……ちなみに第2観測ユニットのロック解除前引き止め役はペパーでした。
こんな状況でも主人公の心配をしてくれるの優しすぎませんか……?
【それぞれの家族の話~ところでその人、あの隊長では?~】
《会話パート:第2観測ユニット発~第3観測ユニット着》
実家がやたらとデカかったネモちゃんがいいところのお嬢さんであると判明。
ペパー視点で考えるとスカーレットだと優しい母と手作りのサンドウィッチの話、バイオレットだとウザいぐらいに構い倒してくれる父の話がより重みを増して聞こえますね……。
ペパー:ネモの親ってさ どんな感じ?
ネモ :えー 普通だよー
ネモ :なんで 知ってんの!?
ボタン:普通に 有名…… あと 個人的に 調べたし
ペパー:いいとこの お嬢さま だったのか……?
ネモ :わー わー! ガラじゃないんだって!
んー でも そうだな……
お父さまも お母さまも いい意味で 放任かな?
お姉ちゃんも いるし わたしは やりたいように やってるよー
ペパー:お父さまって 呼んでんだ……!?
ボタン:お嬢さま力 パない
ネモ :もー! うるさいなー! そういう ボタンのとこは どーなの!
ボタン:えー…… うちは…… ドが つくほど ウザい……
ネモ :過保護ってこと?
ボタン:声は デカイし スキンシップ ヤバいし
ボタちゃんとか 変な呼び方 するし!
とにかく ウザい オヤジなの! マジ ウザい ただそれだけ!
ペパー:なんか かわいそうだな ……ボタちゃんの 父ちゃん
ボタン:やー めー ろー!
ネモ :えーっと……! ハルト/アオイの お母さまは 優しいよね
ペパー:会ったこと あるのかよ?
ネモ :うん! 手作り サンドウィッチ すっごく おいしそうだった!
ペパー:へー いいなあ…… すっげえ うまいんだろうな
ところでボタンのオヤジの特徴として挙げられたドがつくほどウザい、声がデカイ、スキンシップがヤバい、娘を変な呼び方する人、何処かで会ったことがあるような……
……ピオニー隊長じゃねえか!!
じゃあボタンちゃんってこの辺りの人々が親族なの!?
姉妹だと仮定して見るとボタンとシャクヤは反転させると前髪の流し方がほぼ同じになって、目の形も結構似てるような気がしますね……?
組織を束ねるカリスマと行動力の高さ、騒動の全責任を一人で背負って去った辺りは推定父のピオニーより推定伯父のローズの方に似ていると思いますが。
《会話&戦闘:第3観測ユニット前》
第2観測ユニット前と同じく、第3観測ユニット前でも古代/未来のポケモンとのバトルが発生します。
ここで戦うのは土震のヌシと同種のポケモン。タッグを組む相手もヌシ戦と同じくペパーです。
古代/未来のポケモンと分かった上で三種を並べると進化の過程に見えてきますね。
ところで戦闘後のペパーのこの発言。
博士マジでペパーには『イダイナキバ/テツノワダチはエリアゼロのポケモン』だってこと伝えてなかったんですね……。主人公にはヌシ戦第1ウェーブの前に連絡寄越してくれてたというのに……。
《会話&ロック解除:第3観測ユニット》
ここでは第2観測ユニットでタイムマシンの話を受けたボタンが『コライドン/ミライドンも古代/未来のポケモンではないか』と指摘したことで、
ネモが『灯台で会った時点でコライドン/ミライドンについて何か知っていそうだった』件をペパーに問い質します。
これに対するペパーの回答は『母ちゃん/父ちゃんがタイムマシンの研究中に見つけたポケモン』というもの。
ここでまたも博士からの通話が入り、主人公に預けたコライドン/ミライドンは『博士がタイムマシン研究で初めて古代/未来から転送出来たポケモン』であることを明かします。
同時にコライドン/ミライドンは遺伝子データや行動パターンを分析するにモトトカゲの古代/未来の姿であることも教えてもらえました。
つまり序盤でコライドン/ミライドンを見たネモが『モトトカゲに似てる』と言ったのも当然のことだったんですね。
モトトカゲの情報が公開された時点でこのポケモンは『ソルガレオ/ルナアーラにおけるコスモッグ』か『ディアンシーにおけるメレシー』のような存在ではないかと予想しいましたが、まさか『古代/未来から転移されてきたパケ伝の現在の姿』だったとは……。
つまり元の時代だとコライドン/ミライドンは伝説・幻でも何でもない一般ポケモンということ……?
また、このとき博士から『コライドン/ミライドンの種族は二匹しか転移出来なかった』ことも明かされ、二匹目のコライドン/ミライドンを『主人公が連れてきた個体の家族』だと考えた一行は『二匹を再会させてみよう!』という流れになります。
ところでネモは『家族を見つけて再会させられたら絶対幸せ』、ペパーは『この世界にもう一匹しかいない家族なら会いたいに決まってる』、ボタンは『感動の再会……?』と考えているようですが、降下成功直後にコライドン/ミライドンが自主退場したことを考えると彼(彼女?)が『もう一匹の家族との再会』を望んでいるのか分からないような……。
ちなみに第3観測ユニットのロック解除前引き止め役はボタンでした。
博士に怒られるだろうから止めときなボタンちゃん。
【キミが閉じこもる理由は心の傷?最後に響くは不穏な通信エラー】
《会話パート①:第3観測ユニット発~第4観測ユニット着》
ここでは灯台で初めて会ったときのペパーがコライドン/ミライドンに対し冷たい態度を取っていた理由が明かされます。
『親の愛情を横取りした存在』が何故か親元を離れて主人公と一緒にいる姿を見たら、そりゃ『なんでいる!?』って反応になりますよね……。
ネモ :コライドン/ミライドンが 古代/未来のポケモン……
どうりで 見たことないはずだよ!
ハルト/アオイ! 今すぐ コライドン/ミライドンと 勝負させてっ!
ボタン:モンスターボールに 絶賛 引きこもり中
ネモ :あ そうだった……
ペパー:古代/未来から 来てたってのは オレも 初めて 知った……
アイツは 昔 母ちゃん/父ちゃんが 突然 家に つれて帰ってきてさ
ちょっとの間 灯台の研究所で みんなで 一緒に住んでたんだ
絶対に 秘密って 約束で オレも 世話 手伝わせてもらってて……
ネモ :それで くわしかったんだ!
ペパー:でも ある日 コライドン/ミライドン 野生の ポケモン相手に 暴れてさ
近所のヤツらに 存在が バレかけたことが あって……
そのあと すぐ 母ちゃん/父ちゃんが
アイツを エリアゼロに つれ帰ったんだ
ボタン:違う時代の ポケモン…… だもんね
ペパー:ああ バレたら 大騒ぎだ
それ以来 母ちゃん/父ちゃんにも
コライドン/ミライドンにも 会えなくなった
今 思えば ガキくさいけど……
アイツに 親を とられた 気がして すげー イヤだったんだよな
だから コライドン/ミライドンのこと 嫌いだったし
あんま 言いたくなかった
ハルト/アオイ ……黙ってて すまんかった
ネモ :そんな ワクワク情報! もっと はやく 知りたかったー!
ボタン:ここ 来る前に 言えし
ペパー:オ オマエらさ……
《会話パート②:第3観測ユニット発~第4観測ユニット着》
第3観測ユニット~第4観測ユニットの道中では結晶洞窟エリアに到達時に台詞ウインドウありの会話パートが挿入されます。
『自然豊かなのに木の根元が結晶体に覆われている』上層部とはまた違った不気味さがありますね……。
ここでペパーが『母ちゃん/父ちゃん』ではなく『博士』と言う辺り、もう通信相手が親本人じゃないのを確信してるようなものでは……?
そしてボタンは下層部の結晶がテラスタルの光と同質のものだと直感的に気付いた様子。
……テラスタル技術が急にきな臭くなってきたんですが。
《会話パート③:第3観測ユニット発~第4観測ユニット着》
ここでは主人公が連れて来たコライドン/ミライドンの様子から『コライドン/ミライドンはエリアゼロにトラウマがあるのでは?』という話になります。
同時にアカデミーでいじめが横行していた時代のボタンの話も挙がり……。この状態から『いじめられっ子たちで徒党を組んでいじめっ子たちに立ち向かおう』と一念発起出来たの本当に凄いなボタンちゃん……。
そして相変わらず強いポケモンに対するロマンがブレないネモちゃんである。
ネモ :コライドン/ミライドンって タイムマシンで 今の時代に 来てからは……
しばらく 博士と もう1匹と エリアゼロで 暮らしてたんだよね?
ボタン:そういう話 だったはず
ネモ :だったら ここって コライドン/ミライドンの 第二の故郷 なんだよね!
ボタン:まあ なじみは あるんでない?
ネモ :そっか! じゃあ 里帰りじゃん! のんびり できるね!
ペパー:……にしては ビビり散らかしてたけどな
今も ボールの中から 出てくる気配 ないしよ
ネモ :あれ? 高いところだから 怖かったんじゃ なかったっけ?
ペパー:あー 誰が そんなこと 言ったんだっけか……?
ボタン:…………
コライドン/ミライドンの あの反応って……
嫌な記憶が あるんかと 思った
嫌なことあった場所とか 行動とか 思い出すだけで 手が ふるえる
うちが クラスで 孤立してたときと 一緒……
学校のこと 考えたら あんなふうに 引きこもりたくなったし……
ネモ :ボタン……
ペパー:マフィティフと 同じで エリアゼロで 何かに 傷つけられたとか?
ボタン:わかんないけど…… 戦うフォルムにも ならないんでしょ?
可能性 あると思う……
ネモ :それが 本当なら かわいそう……
どうにかして 元気に なってもらいたい!
……コライドン/ミライドンと 戦いたいからとか
そういう 不純な目的じゃ ないから!
ボタン:……あちゃー 自分で 言っちゃったか
ペパー:ネモさ オマエ 逆にすげえよ……
《会話&ロック解除:第4観測ユニット》
第4観測ユニット前では戦闘イベントが発生しないため、そのまま入ることになります。
しかし、第4観測ユニットの内部はこれまでの三箇所とは違って何かが暴れたかのような荒れ具合。
しかも博士の通信がバグったかのように乱れるという。これにはペパーじゃなくても『この博士は何かが違う』と思わざるを得ません。
そして再起動宣言がバイタルチェックのときと同じく敬語で機械的なんですよね……。
ちなみに第4観測ユニットのロック解除前引き止め役は主人公自身のモノローグとなります。
ポケモンシリーズは本編・外伝問わず基本的に主人公が喋らないため、こういった『主人公自身の意思』が垣間見えるモノローグや選択肢は貴重なものに思えます。
【感動の再会と思いきや……?乗り切れ!古代/未来のポケモンラッシュ!!】
《会話パート:第4観測ユニット発~ゼロラボ着》
ワクワク感がブレないネモとそれにツッコむボタンの構図が鉄板と化している件。
そしてペパーは完全に博士が偽者だと確信した上で主人公に後を託そうとしていますね……。
ちなみに道中における台詞が自動進行する会話パートはこれが最後です。
ボタン:さ さっきの博士…… なんか ヤバかったね
ネモ :冒険を ワクワクさせる 演出だったのかも!?
ボタン:えー ネモ あれで ワクワクしたん?
ネモ :わりと…… した!
ボタン:げーっ! 医務室で 感性 診てもらいなよ
ペパー:さっきの アレってさ…… いや 何でもねえや
ネモ :ペパー?
ボタン:な なんか 元気ないな?
ペパー:ハルト/アオイ…… 何か あったら たのむ
《会話&ロック解除:第4観測ユニット発~ゼロラボ着》
そんなこんなで全てのロック解除を成し遂げた一行は博士の待つゼロラボの前に到着。
結晶体に取り込まれた研究施設として見るとめちゃくちゃ怖いんですが。
そんな『エリアゼロの内部の結晶体』は博士曰くこういった代物だそうです。
・不思議なエネルギーを持っている
・生物の能力を変化させる効果がある
・機械の機能上昇にも効果がある
・テラスタルオーブはエリアゼロの結晶体で出来ている(※このことは一部の者しか知らない)
さて、ここまで来たのでいざゼロラボのゲートを開放……と思いきや、それを実行すると中にいる危険なポケモンが一気に飛び出してしまうそうです。
なので、ゼロラボのゲートを開こうとしたときにペパーが『コライドン/ミライドンもいた方がいいんじゃねえか?』と提案し、序盤にコライドン/ミライドンの強さを確認しているネモもそれに賛成します。
一方でコライドン/ミライドンの心境を現状一番読み取っているボタンは『エリアゼロに来てからライドするのも嫌がってるし、バトルフォルムにもなれないんでしょ?』と乗り気ではない様子。
これに対しペパーは『アイツは本当は強い』『秘伝スパイス食ってたからここぞってときは戦うだろ』『エリアゼロはアイツがしばらく暮らしてた場所だし、ボールから出しとけば家族も見つけてくれるかも』と言うのですが、これらを聞いてもボタンはまだ『そうなんかなぁ……』と首を傾げていました。
が、ペパーの『家族も見つけてくれるかも』に一理あると頷いたネモが主人公に『コライドン/ミライドン出しちゃえ!』と促してくるので、ここで降下直後以来のコライドン/ミライドンが登場。
ちなみにこのとき『コライドン/ミライドン出しちゃえ!』の提案に『いいえ』を選ぶとネモちゃんが『コライドン/ミライドンが戦えなくてもわたしが守るから!』と言ってくれます。本当頼もしいな君。
そしてコライドン/ミライドンのボールに続いてゼロラボのゲートもオープン。
その様子をもう一匹のコライドン/ミライドンが見下ろしていました。
そして、二匹目のコライドン/ミライドンは主人公一行の目の前に降下!
……これどう見ても異なる時代に転移されたたった二匹の家族の感動の再会じゃねえな!?
もう一匹のコライドン/ミライドンは主人公が連れて来た方のコライドン/ミライドンに攻撃しようとしたのですが、ゼロラボのゲートが開いていることに気付くと萎縮したコライドン/ミライドンの前から離れてゼロラボに入っていきます。
これはつまり二匹目のコライドン/ミライドンが目の前の同種を倒すことよりもラボ内に幽閉されている博士に会うことを優先したということ……?
一方こちらのコライドン/ミライドンはバチバチカチこみ一歩手前な状況を前に完全に怯えてしまいました。
恐らくこの子の『エリアゼロにおける嫌な記憶』の原因があのもう一匹なんでしょうね……。
そして、博士が言っていた『危険なポケモン』はラボを崖上から眺めていて一行の目の前に襲来してきたもう一匹のコライドン/ミライドン……ではなく、ゼロラボの中から次々と押し寄せてきた古代/未来のポケモンたちです。
というわけで、ゼロラボ前の戦闘イベントに突入。
三人の友達それぞれとタッグを組み、主人公たちを取り囲んだ古代/未来のポケモンと戦っていきます。
《戦闘①~③:ゼロラボ前》
ゼロラボ前三連戦の一回目はネモとタッグを組みます。
戦う相手はイダイナキバ/テツノワダチです。土震のヌシ、第3観測ユニット前に続いて三度目のバトルとなります。
三連戦の二回目はボタンと組んでアラブルタケ/テツノカイナと戦います。
アラブルタケはモロバレル、テツノカイナはハリテヤマに似ている古代/未来のポケモンです。オーカルチャーだとハリテヤマはサイボーグ説が囁かれていましたが、それだと同種が複数存在しているのはおかしくないですか……?
ボタンとのタッグバトルが終わると外へ逃げようとする古代/未来のポケモンを足止めするためネモとボタンがゼロラボ前から去っていきます。
そして残った主人公とペパーがタッグを組み、三連戦最後のハバタクカミ/テツノコウベ戦に突入。
ハバタクカミはムウマ、テツノコウベはサザンドラに似ている古代/未来のポケモンです。第2観測ユニット前で遭遇したサケブシッポといい、古代のポケモンは石で進化するポケモンの進化前の種族に似ている姿のポケモンが地味に多いですね……?
三連戦を乗り切るとペパーがここはオレたちに任せて先に行け!と主人公にゼロラボへ向かうよう促します。
そして、ペパーはコライドン/ミライドンに向けて子供の頃の嫉妬心を正直に打ち明けた後発破をかけました。
ここでコライドン/ミライドンもそれまでの怯えた表情から一転、覚悟を決めた表情に切り替わります。
最後にペパーはふたりの背中を押し、ゼロラボまでの道中のイベントは終了。
勇気を出して、ゼロラボの中に突入します!
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……以上で今回の振り返り回は終了です。
主人公を通した知り合いに過ぎなかった友達の三人が徐々に打ち解けていく様子が描かれるなど微笑ましい場面がある一方、コライドン/ミライドンの正体といった物語の核心に迫る部分、ペパーが抱く複雑な心境など最終章らしいシリアス要素もある道中でした。
ちなみに、エリアゼロのポケモンとしてタイムマシンから転移されてきた古代/未来のポケモンは総じて分類が『パラドックスポケモン』になっています。つまりタイムパラドックス……?
息子と過ごす時間よりもタイムマシンといった壮大な研究を進めることを優先し、異なる時代のポケモンを転移させることに成功させた博士の目的とは。
それが分かるのはこの扉の奥となります。
……次回、メインストーリー最終決戦。
ゼロラボの中で待つ真実に向き合ってきます。
【オマケ①📖道中で閲覧必須ではないけれど……?】
実は各観測ユニットには二冊ずつオーリム/フトゥー博士が書いたと思わしき手記が置いており、中身を読むことが出来ます。
詳しい内容は次回に書く予定なので、今回はどうしても触れておきたい部分だけ紹介します。それが第4観測ユニットの右側にあるこちらの手記。
この手記の筆者の一人称、漢字表記の『私/僕』なんですよね。
主人公たちと話しているオーリム/フトゥー博士の一人称はカタカナ表記の『ワタシ/ボク』になっているのですが、これにペパーが抱いている博士の偽者疑惑(※進むにつれて確信に至っている)を足すと手記の筆者≠通話相手の博士ということになるのでは……?
【オマケ②今回新たに登場した古代/未来のポケモンを現代種と比較してみた】
▶スカーレット🍊で遭遇した古代のポケモンたち
後述の未来のポケモンと比べるとまだ生物感が残っていて可愛いね(遠い目)
古代のポケモンは化石ポケモンとはまた違った雰囲気があると思います。
▶バイオレット🍇で遭遇した未来のポケモンたち
……やっぱり総じて機械化していることに『USUMのウルトラビルディングが示唆する環境悪化+惑星移住のIF』や『剣盾でローズが危惧していた1000年後のエネルギー枯渇問題』などを合わせるとポケモン世界の未来が不安なものしか想像できないんですけど!?
え?オーカルチャーの記述だとテツノツツミは超古代文明の遺産疑惑がある?
もう訳分かんねえよ!!
パラドックス降りしきらないで!!?
……ではでは!
| ;`・_・)ノシ