皆さんおはこんばんにちは。
気付けばもう11月も終わりなんですね。
つまり、藍の円盤の配信まで残り二週間……!
マジでもうそんな直前になったことにめちゃくちゃ驚いております。
さて、今回はその藍の円盤の配信までになんとか間に合わせたいと思っている碧の仮面編の振り返りの続きとなります。
早速、何故か復活したともっこを追いかけていきますよー!
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【林間学校4日目②:お面を巡って東奔西走!<後編>】
《復活のともっこは早速企む》
前回、何故か復活したともっこを追ってキタカミセンターに向かった主人公とゼイユ。
そこで管理人にともっこの行方を尋ねますが……。
なんとぉ!管理人たちはセンターで保管していた『かがやくお面』を三匹に返した上に!
スパイスをたっぷり練り込んだもちでもてなしたと言うのです!!
(恐らく『スパイス』も秘伝スパイスと同種or類似したやつ)
真実の歴史を知らない管理人たちの呑気っぷりにゼイユは真実を明かせないもどかしさを露わにします。その後、彼女が管理人にもてなしを受けた後のともっこの行方を尋ねると……
ほらやっぱアイツら作戦会議でロクでもないこと考えてたやつじゃん!!!
ともっこが鬼が山に向かったと聞いたゼイユは『本当の歴史が正しいならともっこはオーガポンに復讐しに行った』と考え、お面が無い状態のオーガポンがともっこに襲われたら負けるのでは?と主人公に言います。
そこで主人公は鬼が山へオーガポンを助けに、ゼイユはお面の修理を進めるため実家にと二手に分かれることとなりました。
というわけで、主人公はオーガポンの元へと急ぎます。すると――――
何やってんだお前らァ!!!
ここぞとばかりに寄ってたかってオーガポンに攻撃するともっこ!
完全に怯えた状態のオーガポン!!
そこに颯爽と現れる主人公!!!
そして始まるマシマシラ戦!!!!
……あれ、スパイスたっぷりのもちを食べたと聞いた割に普通の状態?
というかそこで主人公に勝負挑んでくるの率先してオーガポンにケンカ売ってたイイネイヌじゃないんですね。
マシマシラに勝利するとゼイユがスグリを連れた状態で合流し、人間が二人増えたことに気付いたともっこは作戦会議の後に鬼が山から逃亡します(またか)
こいつらマジでずる賢いな!
ともっこが去った後、スグリくんがお面の件に対して主人公に謝罪してきます。
良かったこれで少なくとも『本物のスグリは3つ目の看板に記載された鬼に魂を抜き取られており、目の前にいる彼はスグリの姿をした別のナニカ』ではないと言えそうです……!
そして、スグリくんが遂に念願の鬼さまと対面。
お、このままスグリくんとオーガポンが仲良くなって平和ENDか……?
……しかし、現実はそう甘くはありませんでした。
『自分からお面を返したい』とスグリくんはオーガポンにお面を差し出したのですが、相手が初対面の人間だったからか萎縮してしまいます。
(最悪のパターンを想定するならスグリくんが定期的に自分の住処を覗きに来ていた人間だと気付いていて警戒心がMAXだったかもしれない)
そしてゼイユさんは追い打ちかけるのやめい!
折角立ちかけた平和ENDフラグが折れるでしょーが!!
既にさっきのオーガポンが折ったとか言わない
自分では駄目だと悟ったスグリくんは主人公にお面を渡し、彼/彼女からオーガポンにお面を返してあげるよう促します。
いやこの対応差を目の前で見せつけられるのキツイな!?
オーガポン視点だと『初対面(もしくは何度も住処を覗きに来ていた人間)のスグリ』より『祭りで優しく話しかけてくれた上にともっこから助けてくれた主人公』の方に信頼を寄せるのは当然のことだけども……!
そしてゼイユさんはまたも追い打ちかけるのやめーや!!!
やはり前後編と銘打たれた物語の前編パートで後編キーパーソンとの平和ENDフラグは許されないのか……。
そんな風にゼイユは無自覚に弟へ追い打ちをかける一方で、オーガポンに対しては『残りのお面も返してあげたい』と優しさを見せます。
こういう一面があるからゼイユさんのこと嫌いになれないんだよな……。初対面の印象は最悪だったのに前編時点の最終的な感想が『言動に対し物申したいところはあれどなんやかんやで好き寄り』に落ち着いたのは本当に凄いと思うわ。
という訳で、ここに『お面取り戻し隊』結成です!
まずはスイリョクタウンで逃亡したともっこの情報を集めることになりました!
ちなみに、ここから移動中主人公の後ろにオーガポンが付いてくるようになります。
《お面取り戻し隊👹結成!》
早速スイリョクタウンに向かった『お面取り戻し隊』の一行。
しかし、かつて村人から恐れられ、村に近付くことを良しとされなかった過去を持つオーガポンは怖がってスイリョクタウンに入ろうとしません。
そこでオーガポンには橋の近くの木陰で待ってもらい、その間に三人で聞き込み調査を行うこととなりました。
相変わらず主人公とは素直に交流してくれるオーガポンである。
というか祭りで遭遇したときに逃げるキッカケが『ゼイユの登場』だったことといい、この直前のゼイユの『あたしたちは村に行くからオーガポンはここでステイ!』があまり伝わっていなかったことといい、オーガポンは『初対面(もしくは何度も住処を覗きに来ていた人間だと気付いた)』を理由にスグリを怖がったのではなく『村人』であれば相手が誰でも警戒していただけなのでは……?
逆に言うと主人公は初対面のゼイユが言い放った通り『余所者』だったからオーガポンが心を許せたのかもしれない。
ところでここのスグリくんに『のけ者』を持ち出されるの怖くないですか。
仮に本人にそういった意図は無くても神の視点で見ているプレイヤーからしたら『やっぱ内心口封じの件まだ引き摺ってるよな……!?』と感じてしまうんですよね……。
閑話休題。
スイリョクタウンに入ったので情報収集といきます。
主人公が村人から聞き出せる情報は『ともっこ三匹それぞれを見かけた場所』です。
少年から『キチキギスが鬼が山を飛んで行った』こと、女性から『イイネイヌが荒地でお散歩してた』こと、男性から『マシマシラが池の周りでお昼寝中だった』ことを聞き出すと情報収集タイムは終了となります。
再び村の外に集まった『お面取り戻し隊』
ゼイユが主人公とスグリの集めた情報を統合し、ともっこたちの居場所を特定することに成功します。
なお肝心の本人は『その辺の人に話しかけてもキョドって何にも教えてくれなかった』らしく入手出来た情報がゼロでした。完全に村人から問題児として恐れられてるヤツじゃねーか!
対応してくれただけ序盤の管理人はまだ慈悲があった説。
とはいえ、居場所を特定出来たなら次は三人と一匹で三箇所を巡って残りのお面を取り戻すぞ!……と思いきや。
何でだよ!!!
『主人公がいれば鬼さまも安心だろう』とは言うけど、だからといって『鬼さまが見ているところで助けになる』ことを放棄してまで『やること』って何!?
単に『鬼さまが自分ではなく主人公に気を許す姿』を見たくなかったって理由ならここでも逃げ癖発動してんじゃねーぞ案件なのでは……!?
その理由も逃げ癖自体も原因の一端はゼイユにあるというのがな……。
とはいえ、去ってしまったスグリくんを連れ戻して強制的に参加させることをゼイユが良しとしなかったため、ともっこ巡りは二人と一匹で行くことになりました。
でもゼイユはスグリに対して優しさを見せるタイミングがずっとズレてんだよな……。
《ミッション:3つのお面を取り戻せ!》
ここからは本編各ルートのバッジ入手ポイントと同じく攻略順を任意で選べるパートとなります。
そして、本編各ルートでバッジを入手したときと同様に『○○クリア!』の記念写真が出てくるのですが、その写真の構図を見る限り『公式が意図している攻略推奨順はこうなのでは?』と考えられるものがあったので今回はその順番に紹介致します。
また、ここで戦うともっこは全員『スパイスをたっぷり練り込んだキタカミもち』を食べた影響でレジェンドルートのヌシポケモンよろしく巨大化しております。
というかともっこ戦は構図がレジェンドルートに近いんですよね。主人公と一緒に戦ってくれるトレーナーがいて、相手は通常より大きいポケモンなので。
<フジの池:マシマシラからお面をとり戻そう>
ともっこ マシマシラ
スイリョクタウンの 村人 いわく
崇めると 才能や 財産が 増したような 感覚に なるとか
もともとは 違うポケモンで 要領が悪く 頭も弱かったが
賢くなりたいと 欲したため 聡明な頭脳を 手に入れた
<特筆事項>
・マシマシラが持っているのは『いどのめん』
・戦闘開始時のマシマシラが上昇する能力は『特防』
・オーガポンの応援で味方が上昇する能力は『特攻』
<記念写真📸>
大切なお面を抱きしめるオーガポンとそれを見守る主人公&ゼイユです。
また、記念写真が表示される背景がいつもの記念写真表示背景でお馴染みの寮ではなくフジが原になっております。
<楽土の荒地:イイネイヌからお面をとり戻そう>
ともっこ イイネイヌ
スイリョクタウンの 村人 いわく
崇めると 優しい気持ちが 宿り 対人関係が 良好に なるそうだ
もともとは 違うポケモンで 体が小さく 力も弱かったが
剛くなりたいと 欲したため 強靭な肉体を 手に入れた
<特筆事項>
・イイネイヌが持っているのは『いしずえのめん』
・戦闘開始時のイイネイヌが上昇する能力は『防御』
・オーガポンの応援で味方が上昇する能力は『攻撃』
・チイラのみを所持している(発動時に攻撃上昇)
<記念写真📸>
大切なお面を掲げるオーガポンとそれを見上げて喜ぶ主人公&ゼイユです。
また、記念写真が表示される背景がいつもの記念写真表示背景でお馴染みの寮ではなく楽土の荒地になっております。
<鬼角峡谷:キチキギスからお面をとり戻そう>
ともっこ キチキギス
スイリョクタウンの 村人 いわく
崇めると 運気が 上がり いいことばかり 起きるらしい
もともとは 違うポケモンで 羽は短く 色もくすんでいたが
美しくなりたいと 欲したため 秀麗な容姿を 手に入れた
<特筆事項>
・キチキギスが持っているのは『かまどのめん』
・戦闘開始時のキチキギスが上昇する能力は『素早さ』
・オーガポンの応援で味方が上昇する能力は『素早さ』
・最初に見つけたときは戦闘が発生せず、場所移動を挟んでから戦闘パートに突入する
<記念写真📸>
オーガポンを笑顔で撫でるゼイユと大切なお面を片手に笑顔で撫でられているオーガポン、それを見守る主人公です。
また、記念写真が表示される背景がいつもの記念写真表示背景でお馴染みの寮ではなく鬼角峡谷になっております。
ここで『村人に対して警戒心つよつよだったオーガポン』が『村人であるゼイユ』からのなでなでを受け入れているどころか超笑顔なのを踏まえて各ともっこ撃破時の写真を見比べると、いど(VSマシマシラ)→いしずえ(VSイイネイヌ)→かまど(VSキチキギス)の順で『オーガポンとゼイユの距離』が近付いていることが分かるんですよね。
最初は『攻略順で写真の構図が変わるだけでは?』と思ったのでスカーレットではともっこの攻略順をキチキギス→マシマシラ→イイネイヌに変えてみたのですが、写真の構図は攻略順がどうであれ同じだったので『それならともっこ戦はマシマシラ→イイネイヌ→キチキギスが公式の想定する攻略推奨順(=ストーリー的に一番自然な流れ)なのでは?』と思いました。
話を戻して。
ともっこを倒し全てのお面を取り戻すとスグリくんが現れ、主人公に対し『鬼さまを連れて村に来てほしい』と頼んできます。
本人は『おれを信じて、きっと大丈夫だから』と言っていましたが……村に対して相当な恐怖心を抱いているオーガポンを連れて行って本当に大丈夫なのでしょうか?
ぶっちゃけこの時点のスグリくんに対する信頼度が地に落ちていたので、初見プレイ時は『村着いたらスグリくんが村人たちに主人公とねーちゃんがともっこさまのこと倒してた!と言い出してレジェアルの追放処分よろしく主人公たちの立場を悪くする気だろ!そんで鬼さまの件でのけ者にされた恨みを晴らそうってか!?そうなるならめちゃくちゃ村戻りたくねえ~~~!!!』と思っていました。
スグリくんの『お願い』に対してはゼイユも同じように心配していましたが、弟が『なんかいい目をしてた』ことに気付いた彼女は『とりあえず行ってみようよ』と主人公たちを促します。
つまりスグリくんがともっこ巡りを離脱してまで『やろうとしていたこと』は『お願い』関連……?それをやりきった自覚があるが故の『いい目』ということ……??
《解ける誤解と近付く別れ》
スグリの『お願い』を受けた一行は再びスイリョクタウンの橋の前に来ました。
しかし、オーガポンは相変わらず村に入ることを恐れています。
そんなオーガポンに向け、スグリくんは声を掛けました。
これ一見良いこと言ってる風に見えるし実際オーガポンはスグリの発言を受けて村に入る勇気を得るのですが、主人公と違ってスグリくんは『話しかけるときにオーガポンと目線を合わせていない』んですよね……。こういった細かい部分の対応の違いも主人公が最初からオーガポンに警戒されなかった理由の一つなのかもしれません。
村に入ると主人公たちを呼ぶ前にスグリが集めたのか、公民館の前に管理人たちがおりました。
村人たちの好奇の目に晒されたオーガポンは再び怯えてしまいます。
そこに優しく話しかける主人公。やはりこの対応の違いだよなあ……。
そんな中、口を開いた管理人から出てきた言葉は――――
――――なんと、管理人直々に『長い間、村であなたのことを悪と言い伝えて申し訳ない』と謝罪を頂けたのです。
この如何にも掌返しと言える反応を目の当たりにしたオーガポンは目を丸くし、ゼイユも『どういう風の吹き回し!?』と驚きます。
そこでこの場にいた姉弟の祖父が種明かし。
あ~~~!!!スグリくんがともっこ巡りの同行を辞退してまでやりたかったことって『村人たちに真実の歴史を説いて回ってオーガポンが村に入ることを怯えなくても済むようにする』ことだったのか!!!
真実の歴史を知った村人たちはオーガポンを快く受け入れ、本来オーガポンの持ち物だったお面も無事に返却されることとなりました。
それにしても、真実の歴史を知った途端に『オーガポンさま』『ともっこ』呼びになる管理人の掌ドリルライナーっぷりよ。
これにて伝承の真偽が原因で生じた誤解は解け、全てのお面も戻りめでたしめでたし。
オーガポンも気軽に村に出入りできるようになったので、一行は恐れ穴の住処までオーガポンを送りに行くことになりました。
……あれ、でもオーガポンが一番心を通わせた主人公は林間学校が終われば村を去るんですよね?折角村に行っても主人公が居ない、ってのはオーガポン的にOKなのでしょうか……?
……ところで何その意味深な表情!?
《掛け違えた釦の先に》
一行は無事に恐れ穴に到着。住処の入口を見るなりオーガポンはご機嫌で駆け出していきます。
ここで主人公の表情が見えないのと、オーガポンの住処に対するゼイユの感想がスグリと違うのがいいんだよな……。
さて、ここでオーガポンとはお別れ……と、思いきや。
『なんでバイバイなの?』と言わんばかりにポカンと口を開けたオーガポンが主人公に駆け寄ってきました。
あとここでさっき見えなかった主人公の表情が判明するの良~~~~!!!!
そんなオーガポンの姿を見たゼイユが一言。
確かにそうだろうね。
でも『スグリが頑張ってオーガポンを気軽に村に出入りできるようにした』って話の後に弟にも聞こえるところでその事実を突き付けるのは結構残酷だと思うぞ!?
しかもこの後オーガポンが『そうなの!』と言わんばかりに笑顔で主人公のことを見てるんですよ……。
ほら見たことか!! ほら見たことか!!
恐らく『自分が頑張って鬼さまの誤解を解いたら鬼さまは村に気軽に遊びに来てくれる!』と思い、鬼さまが今後はいつでも村に来てくれるなら今は鬼さまが主人公の方を気に入っていても構わない……とでも考えていただろうスグリくんに鬼さま自身から『誤解は解けたしお面も戻ってきたからもう村に思い残すことないわ!それより彼/彼女が気に入ったからこれからは彼/彼女と一緒にいるね!』と言わんばかりの事実を突き付けられたらそりゃ『おれと一緒にいてよ!』ってなりますよ……。
ただ、本人が自覚しているようにその願いは自分本位のワガママでしかないもの。
ゼイユには『オーガポンの気持ちも考えなよ』と指摘されてしまいます。
なお、肝心のオーガポンはこれから『自分を賭けた二人の争い』が始まるというのにそのことをあまりよく分かっていなさげという。本人がもう『主人公と一緒に行く!』と心に決めてるから『なんかよくわかんないけどこれから主人公があの子と戦うの?』程度にしか思っていないのでは……?
ここでも思考のすれ違いがあると感じつつ、五度目にして碧の仮面編最後のスグリ戦です。
ハイライトさん「じゃあの」
でもこの直前のモンスターボールに視点が行くカメラワークはめちゃくちゃ好きだよ。剣盾のローズ委員長戦の投球直前モーションでもあった『葛藤のある人間が勝負の前に信頼しているであろう手持ちポケモンに視線をやる』描写が好きなので……!
そしてこの勝負、スグリくん的には『オーガポンの相棒になる権利を賭けて戦う』ものなのですが、勝負中のオーガポンに注目してみると……
……残酷なことに、オーガポンは『主人公の手持ちがいる方向』しか見てないんですよね。恐らく本人はこの勝負の結果がどうなろうと主人公の元に行くと決めているのでしょうし、それなら『これから行く先(=主人公)の仲間の実力でも見ようかな!』といった具合でスグリの手持ちには全くと言っていいほど興味を示していないという。
なんなら勝負が終わって『負けるって解ってたけど諦められなかった、ごめん』とスグリくんが土下座する様を見た後ですら、
オーガポンは『終わったの?じゃあ次は自分と力比べだよ!』といった雰囲気で自身の戦闘・捕獲パートに突入しようとするので……。
これに関しては主人公が初手からパーフェクトコミュニケーション過ぎた+スグリが肝心な場面(=お面を取り戻すためのともっこ巡り)で自ら離脱したのも大きいのでしょうが、どこまで行ってもオーガポンからしたらスグリくんはアウトオブ眼中だったというね……。
仮に主人公がオーガポンの相棒を辞退したところでオーガポンはスグリではなくゼイユの方を選びそうなのが余計にアウトオブ眼中感を加速させてるような。
《思い出ラッシュの力比べ!》
というわけで、次は『力比べ』を望むオーガポンを捕まえるためにボールを構えます。
この力比べではオーガポンのHPゲージを0にする度にオーガポンがお面を切り替えてくるため、計4形態のオーガポンとのバトルになります。
それでは力比べ第1フェーズ開始です。
オーガポンが一番最初に身に着けるのは『かまどのめん』
この状態のオーガポンにはほのおタイプが追加され、専用技『ツタこんぼう』のタイプもほのおになります。
また、通常時の特性は『かたやぶり』に、テラスタル時の特性『おもかげやどし』で上昇する能力は『攻撃』になります。
『かまどのめん』を身に着けたオーガポンのHPゲージを0にすると、主人公との思い出を糧に再度立ち上がったオーガポンが『いどのめん』を身に着けて力比べ第2フェーズに突入です。
この状態のオーガポンにはみずタイプが追加され、専用技『ツタこんぼう』のタイプもみずになります。
また、通常時の特性は『ちょすい』に、テラスタル時の特性『おもかげやどし』で上昇する能力は『特防』になります。
『いどのめん』を身に着けたオーガポンのHPゲージを0にすると、皆でお面を取り戻したときの思い出を糧に再度立ち上がったオーガポンが『いしずえのめん』を身に着けて力比べ第3フェーズに突入です。
……ところで、ここでオーガポンの力になるのは皆で『お面を取り戻した』思い出なんですよね。
つまり『お面を取り戻す』場面に居合わせなかったスグリくんはオーガポンの思い出の中の『皆』に含まれていない、と。
村のオーガポンへの誤解を解くキッカケは作れたものの、それを優先したがために『鬼さまの思い出』にはなれなかったスグリくん……と考えると両者の気持ちのズレがまた重くのしかかるという。
話は戻して、この状態のオーガポンにはいわタイプが追加され、専用技『ツタこんぼう』のタイプもいわになります。
また、通常時の特性は『がんじょう』に、テラスタル時の特性『おもかげやどし』で上昇する能力は『防御』になります。
『いしずえのめん』を身に着けたオーガポンのHPゲージを0にすると、昔共に過ごした男との思い出を糧に再度立ち上がったオーガポンが『みどりのめん』を身に着けて力比べ最終フェーズに突入です。
最後の最後で『男』の思い出が力になるのめっっっっちゃエモいやつじゃないですか……!そうだよね……オーガポンのお面の思い出の始まりは男と共にあったもんね……!
この状態のオーガポンは事前情報でも出てきた所謂デフォルト状態であり、くさタイプのみとなります。
また、専用技『ツタこんぼう』のタイプもデフォルトではくさタイプです。
デフォルト状態での通常時の特性は『まけんき』であり、テラスタル時の特性『おもかげやどし』で上昇する能力は『素早さ』となります。
そして、四つ全てのお面を身に着けたオーガポンとの『力比べ』を終えると、遂にオーガポンを仲間にすることが出来ます。
このときのためにキタカミ図鑑の進捗報酬にフレンドボールがあったんだよなあ!?と言わんばかりにこちらを使い……これからよろしくね、オーガポン!
ちなみにスカーレットではラブボ使いました。だって可愛いし!
仲間になったオーガポンは主人公にお面を託し、これにてオーガポンとの『力比べ』終了です!
ちなみにここで渡されるお面は『持ち物として』選択できる3種です。『みどりのめん』はデフォルトで着用しているものなので含まれておりません。
その後、主人公とオーガポンの『力比べ』を見届けたスグリくんは言葉に詰まりながらも主人公を祝福し、彼/彼女に向かって『○○(=主人公の名前)みたいになりたかった』と言い残して走り去っていきます。
そんな弟の姿に苛立ちを覚えつつ、ゼイユは主人公に『気にしなくていい』『あたしたちも帰ろ』と促します。
……これにて、濃厚な林間学校4日目は幕を閉じました。
【林間学校5日目:新たな絆と突然の別れ】
《朝焼けの友情バトル》
翌朝。ゼイユとペアを組んだアカデミーの男子生徒が再び彼女からの伝言を預かってきました。
……前日あんだけ濃い一日を過ごして!?なんならともっこの居場所を特定したときにスマホロトムで情報転送やってたのに!?主人公とゼイユはまだ連絡先を交換してなかったんか!?
正直君が怒るのも分かるわ。
というか君がスグリくんと、主人公がゼイユとペアを組んでいればスグリくんはあそこまで拗れず、伝言係くんはもっと余裕をもって林間学校を楽しめ、主人公とゼイユは最悪の初対面からオーガポンとの出会いを通じて友情を築いていき最後は別れを惜しみつつも爽やかに林間学校を締め括れたんじゃ……?
で、交換留学先で林間学校のときは『ゼイユの弟』という印象しか残らなかったスグリと絆を深めていく物語に繋げることが出来たんじゃ……??
その方が後腐れもなくヤキモキしながら後編を待つこともなかったんじゃ……???
……まあ、そんな『もしも』を考えても仕方ありません。
呼び出し先のともっこプラザへ向かいましょう。
ゼイユは盛大にぶっ壊れたともっこ像の前で待っていました。
そして、スグリは帰ってからずっと引きこもっていると主人公に明かします。
まーた飯抜いてたんだろうなあの子……。マジで飯は三食ちゃんと食えよ!
そして、主人公に『責任は感じなくていいから』とフォローを入れつつこう言います。
ちゃんとアンタのそれが今回の掛け違えの発端だって自覚してたんだな!?
正直ここでゼイユがそれを認めてなかったら好感度低で前編終わってたわ。
ここでゼイユは弟の地味~なプライドの高さにも触れ、その後『スグほどじゃないけどあたしもオーガポンのこと大好きになっちゃったから勝負させて』と主人公に頼みます。
ちなみに『勝負させてよ』と言われたときに選択肢が表示されるのですが、このとき『いいえ』を選ぶとこんな反応が見られます。
初対面時の『よそものは入れてあげない』発言がイジワルだったってこともちゃんと自覚してたんだな!?
てらす池に行く流れで彼女が『地元愛が強すぎて村外の人間に対し排他的思考を抱いていた人』だったことは察していましたが、マーーージで初手のあの発言はプレイヤー視点で印象最悪でしたからね……。相手が基本的にお人好しな主人公だったから良かったものの、もしあの場面で別の生徒(特に最初の挨拶の時点でゼイユに裏表があると勘づいていた女の子)が公民館に行く役目を任されてたらこうはいかなかったと思うぞ。
というわけで、前編最後のネームド戦の相手はゼイユとなりました。
ここでは『オーガポンと勝負がしたい』という彼女の要望があるため、戦闘PTにオーガポンを入れることが必須です。
……とはいえ、逃がすなり交換するなりHOMEに預けるなりして『ゲーム内の何処にもオーガポンが居ない』状況を作り出してしまえばここのゼイユ戦はオーガポン不在でも進められるのですが。
ただ、同じ手法で本来同伴必須の条件を回避できる鎧の孤島のダクマ修行と同じく『該当ポケモンが不在な状況を作って強引にストーリーを進める』パターンは見てて相当申し訳なくなるため実機では確認しておりません。
というわけで、オーガポンの戦闘準備を整え、
三度目にして前編最後のゼイユ戦、スタートです!
でも戦闘中のこの発言には反論させてくれ!
主人公には宝物と呼べる友達が確実に三人いますからね!!
勝負が終わるとゼイユは主人公とオーガポンの仲を『妬けちゃうくらい気持ちが通じ合ってる』と称します。
これに対しオーガポンはニコニコ笑顔。今回は本人がこの場にいない分マシに見えますが、昨日に引き続き『どう足掻いてもオーガポンの相棒権を賭けた勝負でスグリくんに勝ち目は無かった』ことをえげつないくらい突き付けてきますね……。
その後、ゼイユは申し訳なさそうな顔で『そろそろ……』と何かを言いかけます。
しかし、その会話を遮るように主人公のスマホロトムが鳴りました。
いやアンタは主人公の連絡先知ってんのかよ!
まあ引率教員なら生徒の緊急連絡先を把握しててもおかしくないか……。
ブライア先生からの連絡は『今朝全ペアでオリエンテーリングが終わった。管理人から話があるので公民館前に集まってほしい』というものでした。
先生からの連絡を受けた二人と一匹は公民館へ移動を始めます。
そうです。全ペアでオリエンテーリングが終了=林間学校の終わりだからキタカミの里でブルーベリー学園組と一緒に過ごせる時間に終わりの時が近づいてきました。
この時点で主人公が校長直々の招待でブルーベリー学園に交換留学生として来ることをゲーム内の人物は誰も知らないしな……。
《これにて林間学校は一区切り!》
公民館前。先ほど『ずっと部屋に引きこもってる』と言われたスグリくん以外の林間学校参加メンバーが集まり、オリエンテーリングの終了報告が進められました。
このとき管理人から参加賞として『キタカミもちセット』が貰えます。
さて、管理人曰く『林間学校終了までまだ全然期間はある』とのことですが学校行事のくせにスケジュール管理どうなっとんねん、ここでブライア先生から衝撃発言。
は?
いやいやちょい待てや!?
ブルーベリー学園側で緊急事態が起きたとかならともかく、アンタ自身の研究の都合で勝手にブルーベリー学園側だけ林間学校を切り上げて他校の生徒を複数残して先に帰るとかそれでええんか引率教員!?
やっぱりブライア先生っててらす池の調査したさに林間学校の形だけ整えて(=自身の学園側の生徒は放置してもさほど問題ない地元民の姉弟のみを選出して)キタカミの里に乗り込んだんじゃねえの!?!?
『君たちは優秀だから私がいなくても大丈夫』じゃねーんだよ!引率教員としての役目を放棄して、残した他校の生徒の面倒を訪問先の管理人に押しつけ任せて自分は研究のためにサッサと引き上げようとすんじゃねーーーーっ!!!!
なんやねんこの研究最優先教師……後編で先祖の正しさを証明するために暴走したらそのときはアンタのこと容赦なく倒しにいくからな!?
折角ゼイユの好感度は初対面から挽回したってのにアンタはさあ……。
まあ、後編の交換留学パートが終わった後に控えているであろうエリアゼロ再探索パートでラスボス務めるならアンタだろうと思ってるからストーリー中は疑うこと優先で好感度をあまり上げ過ぎないように見てるけど……。
そんなブライア先生はゼイユに『言いたいことがあるんだったかな?』と促します。
ここで彼女は遂に序盤の態度の理由をアカデミー組に明かしました。
そりゃそうじゃ。
彼女が『余所者』の来訪を強く拒んでいた理由は『自分たちの大切な場所に土足で入ってこられる気がした』というものでした。
しかし、一緒に過ごしてみると全然そんなことはなく、実際に皆と話してみると面白かったと言う彼女は『食わず嫌いはよくなかった』と気付きお礼を言います。
その中でも特に主人公に対しては『来てくれたのがあんたでよかった』と言うレベルであり、彼/彼女に『今度はブルーベリー学園に遊びに来なさい』とまで誘います。
主人公視点だとこの言葉で初めて『自分がブルーベリー学園に行くこと』を意識するんでしょうね。恐らく、交換留学生ではなく『校外の人間も参加できるイベント(文化祭など)を利用して友達に会いに行く』といった発想になっていそうですが。
最後にゼイユから改めて別れの言葉があり、
ブライア先生が子供たちの時間の眩しさをしみじみと見つめ、
アカデミー組が管理人にお礼を告げたところで林間学校は一区切りとなります。
これにて『主人公視点の碧の仮面の物語』は幕を閉じたのですが……?
《藍という名の前奏曲……?》
――――プレイヤー視点の碧の仮面の物語はもう少しだけ続きます。
ブルーベリー学園組が林間学校から引き上げた際に出てこなかったスグリくんの登場です。
そこで『強さ』に憑りつかれたかのような発言を繰り返すスグリくんが髪を掻き上げて呟きます。
アカンこれ完全にヤバい方向に思考が堕ちてるやつだーーーー!!!!
……そして、暗転と共にプレイヤー視点の碧の仮面の物語も終了します。
今回のDLCは剣盾のときと違って明確に『前後編』って銘打たれていましたけど、そういう引きになるのは想定外でしたよ!?!?
┈┈┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁ ┈┈┈┈┈┈┈┈
……というところで以上です!
何とか藍の円盤の配信が始まる前に碧の仮面編のストーリーパートはまとめ終えることが出来ました……!
残りはサブイベント系のまとめ回の予定ですが、こちらは……藍の円盤の配信までに間に合うといいなあレベルで考えているので正直いつになるか分かりません!
調子が良ければ12月上旬に上がるかもしれませんが、更新が無ければそのときはお察しくださいorz
あ、ちなみに今回はオマケ無しです。
短スパンで記事書きすぎてオマケに出来るネタが尽きました\(^o^)/
ではでは!
| ・∇・)ノシ♪